アコログ

色んなコトを感じ思ったこと。 誰かに伝えたくなったこと。 日々の記憶。忘備録。

七ヶ宿→白石城ドライブ②

2013-09-09 17:10:17 | おでかけ
七ヶ宿から白石城を目指す旅のメインの、
白石城へやってきましたー



白石城は主として仙台藩、伊達氏の支城として、
伊達家臣の片倉家のお城でした



江戸幕府の一国一城令が敷かれる中、
特例として、仙台城と白石城の2城残され、
明治維新まで存続したのですが。。。

明治の廃城令によって、廃城処分とされ、
ほとんどの建物は破却されてしまいました

毎度、ホント勿体ない事だけど...


今あるこの白石城天守は平成7年に復元されたものです。
日本古来の建築様式に基づき、史実に忠実に復元し、
全国にも数少ない木造によるものだそう




当時は石垣すら取り払われていたので、
石垣を積むことから始まり、
野づら積みといって、古い石垣の積み方で、
石をほとんど加工しないで積み上げる...っといった
方法を用いたそうで、お城の案内のおじさんが、
石垣の費用が一番高かったと言ってました。

1000年を超える風雪に耐えられる、最高建築材料で
ある、ヒノキを使い、壁は山形の左官職人だそうなw
それから関西からは瓦職人など、かかった費用は
20億以上らしい。。。
しかも、これらは、白石商工会議所が募金活動で
8年がかりで完成したお城なんだそうです~
すごいですねぇ~




現存天守ではないけど、なかなか良いお城です。

しかし、2011年3月11日の東日本大震災で
壁が崩落しちゃって、一億円の被害が...

これもまた、文化財などには指定されていないため
補助金が出なくて、市の財政と募金や寄付金などで
去年ようやく、復旧したそう。
ちょっと壁の色が白く新しいのはその為だそう



大手一の御門の前でパチリです

いざ、天守閣の中へ~



石落し。
敵が来たら、ここから石を落っことして
撃退するのです★



床のみに使われた釘ですが、
1つ1つ手作りの和釘を使用です。



↑ ちょっと写真、ぶれちゃったw(^^ゞ



最上階の3階。こちらは物見櫓の役割を兼ねて、
室内は畳30畳くらいあり、敵の情勢を見ながら
軍議を開くことも可能であったと言われています。

高欄からは白石城下が一望出来ます。




↓この白石城主だった、初代片倉小十郎景綱さまですw
旗にカッコよく描かれてました~



初代片倉小十郎景綱は、伊達家の軍師であり、
「智の武将」知略に優れ、政宗の命運を左右する戦には
必ず、小十郎ありと言われたそう。



こちらは、白石城下にあった、武家屋敷。
宮城県の文化遺産になってます。

このお宅は、白石城主片倉家の家臣、
小関家の屋敷で、享保15年(1730)のものだそう



茅葺屋根の縁側といい、風情ありますねぇ。



さて~
お昼は白石市の名産品だという温麺です



元祖白石うーめん処 なかじま
に入りました。
他にも色んなうーめん屋さんがあるみたいです。

因みに、温麺と書いてうーめん。
とは...400年の伝統があるんですって。


因みに、うーめんはそーめんだと
誰もが言うのですが、
うーめんとそーめんの違いは??

材料も小麦粉と塩、水だけで、そうめんと同じですが
油を使用しないこと。だそう。
通常のそうめんは、麺を延ばすときに油をぬりますが、
白石温麺は油を使わないで延ばしていきます。
そして麺が短い。1本の長さはおよそ9cmだそうな。




なかじまさん、一押しのこの味が3つ楽しめる
味三種、天麩羅セットにしてみました~



味はクルミ、胡麻、麺つゆの3つ。

クルミと胡麻は味が甘塩っぱくて濃い。
やはり、普通の麺つゆがいいかもww

思えば、あたし、そうめん苦手じゃった…
そして確かにうーめんはそーめんであった・・(笑)

美味しかったし、天麩羅もサクサク美味しかったけどねw



夏の終わりのドライブは、青空で
もう、夏がおわるなぁ~って感じでした。

夏が殊の外好きなだけに、
夏の終わりは少し物悲しい。

夏休みの終わりを感じるからかしら。




青く澄んだ湖面の、長老湖とレトロなサンデーw
山価格なのか、水が180円でした・・・

あまりののどの渇きに耐えられず、
水に180円出しちゃったけどw



コメント (2)
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