★チチカカ湖でまぐろを釣る★ En JAPON

ペルー・ボリビアから帰国しました。旅の模様を写真と一緒にアップしてます。
●◆最新更新日→2009年4月22日◆●

大使館のパーティーで矛盾を感じる

2007年03月30日 | ボリビア日記
今朝は朝6時に、あっこたちの次の隊次の14人が日本から到着したので、そのお出迎えのために、「JICA協力隊連絡所」に向かった。

1月にボリビアに到着したときも、朝早いにも関わらず、ラパス隊員の先輩たちがおにぎりやスープを作って待っていてくれたのだ。
まだここに来てから3ヶ月くらいしか経ってないのに、もう「先輩」という身分になってしまったことが信じられない。

どこかぎこちなさそうで、それでいて、日本のフツーの若者な雰囲気を残してる14人の後輩たち。
数人が早速高山病で酸素ボンベを吸っていた。

その後、昼に同期で同じラパス隊員(あっこの同期14人中、ラパス隊員は2人だけ)の友人Hと、近くの公園でたわいも無いことでゲラゲラ笑って過ごした。

ここの公園は、「子どものための」であるにも関わらず、全ての遊具が「大人向き」である。

友人は身長180センチ以上なのだけれど、そんな彼でちょうどいいくらいの高さのブランコ。
設計ミスの集合体公園だった。







昼過ぎに、突然、友達のペルー人から、「今日、お兄さんが一年ぶりに日本からペルーに帰国したから、突然だけど今日ペルーに一度帰るよ!」と電話が。

彼が働いている店に行き、近くの市場で、彼の妹と一緒に、彼の兄弟たちへお土産を買った。8人兄弟なので、結構な量になってけれど、この彼と彼の妹には、これまですごいお世話になってるので、こういうお祝い事には何かしたいと思っていたし、出費も気にならない。


↑シェイラの荷造りの様子


↑別れ際に、妹のシェイラにもらった人形☆


二人にサヨナラを告げて、帰宅。


夜は、日本大使館の参事官がJICA協力隊を自宅ホームパーティーに招待してくれていたので、皆でスーツを着こんで行った。

この参事官の家は、ラパスよりさらに下にあり、はっきり言って豪邸だった。
そんなお金が余ってるんだったら、もっとボリビアの貧困問題に貢献して欲しいと思う。

パーティーは立食形式で、久しぶりで本格的な日本食が出てて、皆おおはしゃぎで食べた。







パーティー後半には、参事官のオッサンのどうでもいいようなカラオケが始まり、なぜか新聞記者が来てて全員集合写真を撮ったりした。

こんなどうでもいいようなパーティーを記事に載せるくらいなら、もっとボリビアの真面目な問題ネタとかを載せるべきだと思う。

参事官は確かにスペイン語が上手だし、きっとエリートなのだろうけれど、どうも振る舞いや人間的な雰囲気が、そういうものを感じさせない。

酔っ払って、日本の新宿とかの裏地でフラフラしてるオッサンとそう変わらない参事官の姿を見て、たくさんの矛盾を感じた夜だった。


↑後日この写真が新聞に載ったらしい。

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