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ペルー・ボリビアから帰国しました。旅の模様を写真と一緒にアップしてます。
●◆最新更新日→2009年4月22日◆●

日本に帰りたくない

2008年12月18日 | ボリビア日記
(12月13日の日記)


念願のピアスの穴を開けるために、ラパス隊員である助産師なおちゃんの働く病院へ行ってきた。


朝8時半に待ち合わせだったのだけど、(予想通り)寝坊して間に合わなく、タクシーで向かう。自分が住んでるラパス市内よりも、さらにちょっと上のほう。




病院の看板

コタウマ・セントロ・デ・サルー
(訳すとコタウマ健康センター病院って感じかな)




病院の入り口



「協力隊」の鏡であるような彼女は、次々にやってくる妊婦さんたちの対応で、本当に忙しそう。ベンチで待っていると、なおちゃんがせかせかと前を通ったり、横切ったり。
分刻みでどんどんお客というか妊婦さんが来るのに、ドクターが一人、ボリビア人看護婦一人、そしてなおちゃん助産師一人の計3人。いかになおちゃんの存在がデカイかが伺える。




なおちゃんによる、ママさん向け母乳講座。
母乳のメリット、母乳の出し方、母乳の手入れなど。母乳尽くし。
これをスペイン語で説明。恐れ入ります。。。




赤ちゃんとのツーショットが似合う隊員ナンバーワン!
この写真、明治安田生命とかのCMに使えそう(笑)



ようやく混雑も収まったころ、なおちゃんの同僚ボリビア人の熟練看護婦ビッキーさんが、ピアスの穴開け処置をしてくれる。


ちなみに既に自分は左右合わせて4つ穴があって、今回は自分のラッキーナンバー(だと信じている)7個を目指して、右に1個、左に2個追加で開けてもらった。


右の1個目は、麻酔も特にせず直で穴開け用ピアスを挿す感じだったので、ハッキリ言って激痛

左の2個目、3個目は、麻酔の注射をプチっとさしてもらってからやってもらったおかげで、痛さも軽減。

ボリビアでは女の子が生まれるとその時にピアスを開ける習慣があって、この看護婦さんも慣れていたハズだったのに、やはり成人の耳は分厚いらしく、自分でも意外なほど時間がかかった。


でも、念願の7個ピアスが達成できて、嬉しさでいっぱい!
(どうしてラッキーナンバーが7かって、7月17日生まれだから、それだけです)




記念写真





この達成の喜びは、なおちゃんをはじめ、ビッキーさん、同期の友人らは「おめでとう!」と祝ってくれたにも関わらず、保守的で頭でっかちの料理人隊員(男・39歳位)からは「インドへ行け!」と言われ、さらに日本の母親からは、


「ショックで物が言えません。今これから日本に帰ろうとしてる人がやることだろうか!」

とメールが来た。

これから日本に帰るからその前にやったのであって、犯罪でもなくデキチャッタ結婚でもなく逃避行でもなく、ピアス7個で、なんでこんなに言われなきゃいかんのか。

さらに、アメリカに住む叔母からは「耳の形は胎児が母体の中にいるときの形に似ていてナンタラカンタラ」と言い出してきた。もうどうでもいい。



日本の我が家に帰ったらまたこのことをウダウダと言われるのかと思うと本当にうんざりだ。

ちゃんとお仕事を見つけ就職して、早く実家を出ようと固く決意した日だった。

ていうか、もう日本に帰りたくない。

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