★チチカカ湖でまぐろを釣る★ En JAPON

ペルー・ボリビアから帰国しました。旅の模様を写真と一緒にアップしてます。
●◆最新更新日→2009年4月22日◆●

トドス・ロス・サントス(聖人の日)

2007年11月03日 | ボリビアの文化・食べ物・伝統など
6月から、「明日書こう」と一体何度つぶやいたことか。
生存報告を兼ねたこのブログも、書くネタは日々貯めておきながらもついに4ヶ月放置してしまった。。。

とゆーことで、今日から過去に遡りつつ、ちょこちょこ更新してゆきます!!
(更新履歴はトップページの上に載せておきます)


さてさて、ここラテンアメリカでは、11月1日は、「トドス・ロス・サントス(聖人の日)」と呼ばれる日で、翌日の2日は「死者の日」。この日は祝日。

さっそくその風景を見に、まぐろの散歩がてらハビエルと行って来た。

日本でいう『お盆』のようなもので、死者の霊を迎えるために、各家庭がそれぞれ、顔のついた人形のようなパンを焼いたり、サトウキビの茎で飾りを作ったり、それはもう「文化人類学」なんぞが好きな人にはたまらないような一風景でありました。


←パンに顔が付いている。あまり美味しそうではない。

←もうお祭り状態。


ハビエル曰く、ペルーでは各家庭内でこの行事をするらしいのだけれど、ここボリビアでは、とある地域に皆ごった返しで集まり、各家庭がこの行事を行っていた。
最近亡くなったのであろう人の写真が貼り付けてあったり、参加者が黒の喪服を着ていたりして、それなりに「お盆」的雰囲気はあったのだか、さすがここはボリビア、時間が経つにつれ酔っ払いが増え、踊り始め、笛やラッパを吹き、なんかもーみんな楽しそう。「ぱーてぃー」である。


個人的には、何でも「楽しんじゃえ!」という姿勢はプラス思考全開でヨロシイと思うのだけれど、ラテンアメリカで感じるのは、それに対するTPOがまるで無いってことだ。

こないだ参加した葬式で突然始まった「イスとりゲーム」と「フルーツバスケット」には本当に参った。

ラテンアメリカは好きになれてきてはいるものの、この「何でも楽しんじゃえ!も時にどうかと思う」といった理由で、永住まではしたいとはまるで思わないのであった。完。