今日は、旦那さんの実家でお客様をお招きする用事があり、
お義母さんからのリクエストで、
我が家からはちらし寿司を持参し、お手伝いに行ってきました。
実は・・・
お義母さんから、ちらし寿司を頼まれた時、
気軽に「いいですよ~♪」と、安請け合いしちゃったのですが、
よくよく考えてみたら、
我が家では『手巻き寿司』や『巻き寿司』はよくするのですが、
『ちらし寿司』は、簡単に『すし○郎』みたいなものを使って、
お弁当でしか、作ったことがないことに気が付いて。。。
サラダ寿司とか、海鮮寿司とか、酢飯に生モノを簡単に混ぜ合わせる
俗に言うアレンジ寿司は何度か作ってるんだけど、
炊いた具を混ぜ込む、本格的な『ちらし寿司』は・・・作ったこと・・・ナイ。
安請け合いしたことを少し後悔し、ちょっと焦りました。
すぐに実家の母へヘルプの電話をし、
母のちらし寿司レシピを伝授してもらいました(苦笑)。
前日に、干し椎茸を戻すところから始まり、甘~く炊いて、
高野豆腐、ごぼう、お揚げさん、人参を一緒に炊いて、
蓮根を茹でて甘酢につけておき、
たらの身で、トッピング用のピンク色のでんぷや錦糸卵も作っておいて、
当日早朝、炊きたてご飯に寿司酢とちりめんじゃこ、
炊いておいた具、かまぼこを混ぜ合わせ、出来上がり~~。ふぅ。
『ちらし寿司』は、ほんとに手間ひまかかるものです。
だからこそ特別なシーンの食卓に、
何よりの『ご馳走』としてあがるんだ。。。と、改めて実感。
そして、こんな手間ひまかかる『ちらし寿司』を、
手際良く、そしていつも同じ味で作り上げる母はさすがやな。。。と。
師匠の母に、少し味見してもらおうと思って、
ちょっとおすそわけ。
評価が気になるところです(笑)。
旦那さんの実家では、寿司桶ごと抱えて持参し、
お皿に取り分けてからトッピング。
お客様の反応を、ドキドキしながら台所の隅から覗き見。
そして・・・
笑顔で召し上がってる様子を見て、ちょっと安心。
お義母さんからも、「美味しいわ~♪ありがとう!」と、
何よりのお言葉をいただいて、やっと肩の荷がおりました。
やはり、何事も経験ですよね。
もう少し、自信を持って作れるように、
何かの節目の食卓では、母が家族にそうしてくれたように、
私も手間ひまかけた『ちらし寿司』を、
「すし○郎」君に頼ることなく作ってみよう。。。