最近、このブログにも友人のブログにもいかがわしいコメントが侵入してきている。メールもしかりである。さまざまな方面から侵入してくる不審者に対しては、厳重な警戒が必要である事は言うまでもない。
過去のベストセラーでありながら現代でも売れているだろう土井健郎の「甘えの構造」では、赤ん坊の時から守られている日本人の姿そのものが甘えそのものと教示した。我々は再認識したもののの、何を比較しても欧米人とは異なる狭い世界を作っている日本社会は現代も変わらない。交通の往来を遮断する島国であったらそれも良かったろうに、インターネットの世界は島国が何の防御理由にはならないのだ。被害にあって初めて理解することかもしれないが各自未然に防いでほしいものだという啓発も甘えにすぎない。
私の場合、高校出てから一人で生活してきたものだから、当然一人で取捨選択してきた。そのメリットは、こうして一人で業を起こすパワーとして成果をもたらしたと理解するが、それにしても例をあげればきりがないほど莫大な社会勉強に伴う無駄なお金を払ってきた。
アパートの不動産との見解の相違から、また今の職場に移転するときの不動産屋の強引な取引によって意味のないお金をその都度、何十万円も払った。現在の自宅の名義に関しての勘違いから書類書き換えに何十万円も払った。大学卒業前の国家試験勉強中に起きた石油ストーブ不燃焼騒動でススで汚れた部屋のクリーニングで敷金オーバーした清掃費用を10万円ほど払った。お金のない若い時代から無駄な生命保険の掛け金もおおいに払った。私が死んでも誰も損しない時代から自分に死亡保険金をかけるほど無駄なものはない。
これら以外の社会勉強もおおいに払ったが、個人的な馬鹿さも手伝ってこの方面については黙秘とする。今の若い人に多くの社会勉強での損失について伝えたいとも考えるが、聞く耳をもっているかどうかはわからない。そのうち損して勉強するしかないものかとも感じる。それが身から出た生きた勉強なのだから。
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