「そなえよつねに」 とは言うけれど 副長 吉川 純

　支持する、しないは別として、麻生首相のメルマガに、「そなえよつねに」が登場しました。総理大臣がボーイスカウトだったとは、有名な話なのかもしれませんが、驚きでした。
　ところで、私事ですが、去る７月１３日に長女が２１歳で他界しました。こればっかりは、そなえているわけにはいきませんね。驚き、悲しみ、ようやくひと月。
２７団の皆様には、大変お世話になりました。ありがとうございました。
　家族は皆元気に過ごしています。８月３０日は四十九日です。そろそろ準備を進めましょうか。
　思い起こせば、娘とは、１２人乗りのプロペラ機ノーマッドに乗って神津島の離島遠征のお手伝いに行き、天上山でカレー焼きそばを作って食べたことをはじめ、春休みは、家族で離島へが定番に。そのほかにもキャンプに連れて行ったりした思い出が、走馬燈のように出たり引っ込んだりしています。
　先頃、椎名透君を送ったばかりで、お別れの会では、ご両親のお気持ちもわからずにおかけする言葉も見つからず、型どおりのご挨拶のみでした。今は、わが子の死を受け入れることの難しさ、悲しみを通り越し、痛いくらいの感情、言葉では言い表せない気持ちが、身にしみて参りました。
　まとまりのない文章ですが、ごらんいただきありがとうございました。

　追伸、残念ながらキャンプのサポートは行けそうにありません。各スカウトの活躍を祈ります。