今日はオフ。
朝は早めに起きて、日中は寝ないようにして、
生活のリズムを戻すことに努めた。
新聞は休日にまとめて読む(見る?)ことにしている。
その中で、1月5日の朝日新聞の見開き全面広告には驚いた。
出版社の宝島社の広告だ。
川の中に横たわっているのは、樹木希林さん。
文字は小さくてよく分からないだろうけれど、こう書いてある。
樹木希林さんらしいと言えば、樹木希林さんらしいが、
でも、いったいこんな広告を打った宝島社の意図とは何なのだろうか?
死をテーマにするとは・・・。
「介護界のカリスマ」と呼ばれる三好春樹さんによると、
哲学者ミシェル・フーコーは
「死を無視することで近代は成立した」
と言ったそうだ。
もっと発展を、もっと豊かにという、行きっぱなしの思想、
死やそれに至る老いというものときちんと向き合おうとしない、
それが近代の特徴ということらしい。
でも、日本は世界史的にも空前の高齢化社会を迎えるわけで、
もはや死を無視することなどできなくなりつつある。
もしかしてそんなことを宝島社は訴えたいのだろうか?
まあ、よく分からないが、この広告を見て、個人的に非常に面白いなと思った次第。
企業広告としては異色であることは間違いない。
明日から3日間、遅番が続きます。
朝は早めに起きて、日中は寝ないようにして、
生活のリズムを戻すことに努めた。
新聞は休日にまとめて読む(見る?)ことにしている。
その中で、1月5日の朝日新聞の見開き全面広告には驚いた。
出版社の宝島社の広告だ。
川の中に横たわっているのは、樹木希林さん。
文字は小さくてよく分からないだろうけれど、こう書いてある。
「死ぬときぐらい 好きにさせてよ」
人は必ず死ぬというのに。
長生きを叶える技術ばかりが進化して
なんとまあ死ににくい時代になったことでしょう。
死を疎むことなく、死を焦ることもなく。
ひとつひとつの欲を手放して、
身じまいをしていきたいと思うのです。
人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く塵になりたい。
それが、私の最後の欲なのです。
人は必ず死ぬというのに。
長生きを叶える技術ばかりが進化して
なんとまあ死ににくい時代になったことでしょう。
死を疎むことなく、死を焦ることもなく。
ひとつひとつの欲を手放して、
身じまいをしていきたいと思うのです。
人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く塵になりたい。
それが、私の最後の欲なのです。
樹木希林さんらしいと言えば、樹木希林さんらしいが、
でも、いったいこんな広告を打った宝島社の意図とは何なのだろうか?
死をテーマにするとは・・・。
「介護界のカリスマ」と呼ばれる三好春樹さんによると、
哲学者ミシェル・フーコーは
「死を無視することで近代は成立した」
と言ったそうだ。
もっと発展を、もっと豊かにという、行きっぱなしの思想、
死やそれに至る老いというものときちんと向き合おうとしない、
それが近代の特徴ということらしい。
でも、日本は世界史的にも空前の高齢化社会を迎えるわけで、
もはや死を無視することなどできなくなりつつある。
もしかしてそんなことを宝島社は訴えたいのだろうか?
まあ、よく分からないが、この広告を見て、個人的に非常に面白いなと思った次第。
企業広告としては異色であることは間違いない。
明日から3日間、遅番が続きます。