2019年6月10日（月） オフの日

今日はオフ。

今回は夜勤後の疲れの抜け方はまあまあだった。
天気は一日中雨で、結構激しくも降った。
気候が涼しいのは身体的には助かる。


☆　☆　☆

昨日紹介した６月８日朝日新聞の山本太郎氏に関する記事、
今日実物を確認できたのでスキャンして改めて掲載。

　　　

山本氏の経済政策を「反緊縮」と括ってしまってはどうも面白くない。
彼は今までの消費増税が政権が約束した通りに社会保障に使われておらず、
法人税減税分の“補填”となってしまっていることを批判しているのであって、
厳密に言えば「反緊縮」ではないように感じる。
法人税に累進課税を適用し、富裕層への課税負担を上げれば、
消費税分の税収は確保できると言っている。

要は消費税のような庶民いじめはやめて、お金のあるところから取れよということで、
格差の拡大を食い止めるために所得再分配のやり方を改めるということであって、
極めて当たり前のことを言っている。
「反緊縮」という言葉は当たらないように思える。

ただし、彼は
「自国通貨で国が借金をしていて、国は通貨を発行する権限を持っているのに、
どうやって日本が財政破綻するんですか？」
というようなことも述べており、
「えっ、これって“財政ファイナンス”を肯定しているの？」
と疑問に思う点もあることは確か。

この件も含めて経済政策については今後このブログでも考えていきたいと思う。

それにしても最後に野田佳彦の意見を紹介するのはいかがなものかと思う。
この記事を書いた記者もセンスないねー。
不快感しか催さない。
もはや誰も野田佳彦の意見なんか当てにしてないだろう。
とっくに消えていなくなった奴かと思ってた。