2019年6月17日(月) オフの日

2019-06-17 19:08:30 | 日記
今日はオフ。

月一度の母親の定期検診で病院に一緒に行った。
今後は介護サービスについて主治医とも相談しなければならないことが増えるだろう。

明日は早番なのでなんとなく慌ただしい。


☆ ☆ ☆

今日はエコノミスト・金子勝氏の講演動画をご紹介。
今の日本経済が置かれている状況を知るには相当お勧めだ。
かなり激烈で刺激的だけど、このくらいはっきり言ってもらった方が頭に入りやすい。

   

2019年6月9日 金子勝氏講演「アベノミクスで行き詰まる日本、その処方箋」


この6年間、日銀は株式や国債を大量購入し続け、もはやそれを止められない。
止めたら株価も国債も暴落してしまうからだ。
日本経済に出口なんかない。完全に詰んでしまっている。
あるスピード以下に減速するとバスが爆発してしまうというパニック状況を描いた
「スピード」という映画があったが、
今の日本はそのバスに乗っているのと同じ。
日銀は永遠に買い続けなければならない。

でもそのうちガソリンは切れてしまう。
この場合で言うと日銀が株式や国債を買っているのは結局は主に民間の金融資産によってだから、
それを使い切ってしまえば国は国債を発行できなくなる。
その時はいずれやってくる。
そうなれば年金や医療などの社会保障も軒並みストップだろう。

こう考えてみると、安倍や黒田はブタ箱にぶち込む程度では済まされないね。
デタラメの限りを尽くして日本を破壊した極悪人として永遠に歴史に刻むことにしないと。
きちんと報道して国民に知らしめなかったメディアも同罪だけどね。

それにしても金子先生、
山本太郎の経済政策を「頭がおかしい」と揶揄するのはやめてほしいな。
「安倍政治を終わらせなければならない」という点では同志なんだから。
同志は一致結束してまずは安倍政治を終わらせないと何も始まらない。

「消費税廃止」は庶民にとっては久しぶりに心が明るくなる政策だよ。
どの道いつかは財政破綻するのなら、
庶民に束の間のささやかな夢を見させてくれたっていいでしょう。


以下は朝日新聞6月15日の書評欄より。
この本と野口悠紀雄氏の『平成はなぜ失敗したのか』は読む価値ありと思っている。