北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2019.11.23 『473m峰』(点名:乳牛内) マイナーな一座を求めて
今回の週末も、
この時期に登っておきたいところを目指した。
金曜の終業後、
Hiromi を拾ってむかわ町穂別に向かった。
穂別の辺りの低山は笹原が美しく、
以前から気になっていたのだが、
これまで『坊主山』以外には登ったことがなかった。
土曜の朝はゆっくり寝て起きた。
前泊すると朝ゆっくり寝ていられるのがいい。
8時頃、とある点名のある山に登ろうと、
林道脇の駐車地で支度をしていた。
と、突然「パーン!」という銃声が響き渡った。
しかもその銃声は、
これから向かおうとしている山中から聞こえた。
そうなるともう入山するのは無理だ。
誤射の標的になるわけにはいかない。
すぐさまその地を離れた。
そして林道を下って第二案の山に向かった。
それが穂別の隣の富内から入る「乳牛内」だ。
目指す「林道」はわかりやすかった。
車で少し林道を入って駐車地を見つけ、
そこから歩くことにした。
我々には林道を長く歩きたいという希望がある。
9時40分、駐車地をスタート。
いくらか雪が残る林道を登っていく。
そして間もなくゲートが現れた。
ゲートにはのぼりがたてられており、
それには「発砲禁止」と書かれている。
これは心強い!
ゲートを過ぎて歩を進めていくと、
林道が大きく蛇行しだした。
地形図の通りでわかりやすい。
途中で南側が開けて、
見通しのきくポイントに出くわすが、
初めて見渡す風景は、
実に新鮮でワクワクする。
更に歩を進め、そろそろ林道を離れて斜面に取りつこうか、
というCo.400辺りで目指す方向に目をやると、
植樹されたトドマツ林の下に笹がない。
これを利用しない手はないと、
すぐさま日差しが遮断された急斜面に取りついた。
グイグイ高度を上げて笹原に突入した。
しかし長くは続かず平坦なピークに到達。
すぐに笹の中で三角点を探す。
Hiromi と手分けをして探すのだが見つからない。
それで更に行く手を見ると、
わずかばかり高いのではないか、
と思われる平坦なピークが見える。
笹を漕いで行ってみると、
三角点をはそこにあった。
10時50分、「乳牛内」。
誰も訪れることのないその三角点は、
緑の苔に覆われていた。
表面だけそれをはがして写真撮り。
そしてバウムクーヘン!
木の間越しに見える風景が新鮮だ。
このピークの位地は、
穂別『坊主山』の南側。
下山は一部ショートカットして下った。
また、この下りでようやく青空が広がり出した。
林道の途中で、今年7月に登った『宿弗山』が目の前に見えた。
林道を楽しく下って、
12時ちょうど、駐車地。
あとかたずけをすませ、
富内まで戻って旧駅舎を見学。
かつてここを鉄道が通っていたことなぞ、
この日まで全く知らなかった。
1986年に廃線となったことが記されていた。
このあと穂別に戻ってもう一座へ!
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乳牛内(山)「チウシナイ(ヤマ)」三等三角点でした。
いつも本当に感心させられます。見習いたいけど絶対無理・・。
少なくとも長官山に4度も登頂するバリエーションルートも
私には真似出来ない快挙ですよ(笑)
次、穂別のどの山なのか楽しみですわぁ~。
Amigoは、きっと「関係ないね」と言うことは知っていますが、北海道の山1594座全山に登った故・児玉保則氏の一座には含まれていない「乳牛内(山)」でした。
まぁ~、地形図にも山名は無いし点名にも山が付いていないし、誰も知らない山だから山としての認知度は低いと言う事だけど・・・Amigoには関係ないさぁ~ですね。
自己レスの追伸でした・・。
だから藪に入るのは今だけだ。
その意味で今寒くなって登りたいところに登っている。
そこに山名があるとかないとかは関係ない。
目で見て登りたい山に登る。
ただ、最近思うのだが、点名があるならそんな山もいいかなと。