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2019.7.14 『宿弗山』(しゅったやま・867m)  やったぜ、Hiromiが1000回登山を達成!!

 この日Hiromiが通算1,000回目の山登りを達成した。

おめでとうHiromi!!

よく頑張った!

世の中三連休の週末は、やはり土曜も仕事の私。

そして今日の「海の日」も出勤日となっていたが、

そこまではお付き合いしきれないので、      

あらかじめ休みを取っておいた。

 

土曜の終業後、Hiromi を拾って夕張に向かった。

天気予報で日曜日は雨。

夕張に足を留めて様子をみることにした。

そして目覚めた日曜日の朝、

上空に青空が広がっていたので驚いた。

それでその日の予定通り、 

『宿弗山』を目指すことにした。 

『ハッタオマナイ岳』の少し南に位置するこの山は地形図で拾った。

どこかに面白そうな山はないかな?

と地形図を眺めていて目にとまった。

頂上のすぐ脇を林道が走っているため、

藪こぎが大嫌いな私でも頂上に立てそうだった。

そんな『宿弗山』には地理院地図にも、

「しゅったやま」とフリガナがふられている。

でなければ絶対に読めない山名だ。

 

 日高山脈の主峰『幌尻岳』(2,052m)の「額平川コース」出発点となる振内町から、

林道「仁世宇川沿線」に入った。

狭い林道だが路面はしっかりしている。

「仁世宇三号橋」を渡ってしばらく走ると、

標高215mで地形図通り分岐が現れた。

これを「シュネナイ林道」に入る。

そして少し進んだところに駐車地を見つけ、

そこから徒歩で登ることにした。

 9時15分、駐車地をスタート。

10分も歩くと目の前にゲートが現れ、

ナンバーキーでしっかりと施錠されていた。

足元の路面には大型トラックのタイヤ痕や、

重機のキャタピラ痕が残っており、

上部で何かの工事が進められていることを連想させる。

湿気を含んだ空気が暑く、汗が吹き出してくる。

それでも初めて歩く上、明るく開けた林道を歩くのは楽しい。

30分ほど歩くと伐採された木材の集積場が現れた。

木材が山積みされた風景を眺めるのはいい。

大小様々な太さの丸太がきっちりと、

見事に積み上げられている。

そんな光景をこの後何度も目にすることとなった。

つまり前述のタイヤ痕、キャタピラ痕は森林伐採と、

木材搬出のために残されたものだと知った。

それもすごい面積で同時に行われており、

たまたまこの日が日曜日だったから全ての作業を休んでいたものの、

今日だったら作業が再開されて、

登ることを関係者から静止されたかもしれない。

二人して運が良かったことを喜んだ。

林道はCO.820で『宿弗山』に続く尾根の頭近くに達した。

そしてそのまま林道を進むのだが、

ちょっと様子がおかしい。

記憶していた地形図より林道が尾根筋の低い部分に続いている。

HiromiのGPSで確認してもらうと、

やはりもう一段上に林道が走っていることになっている。

首をかしげながら予定の『宿弗山』基部を通り越して、

辺りの様子を見ながら先に進んでみることにした。

しかし11時05分、林道終点に達してしまった。

駐車地より7.5kmの道のりだった。

再びCO.800の『宿弗山』基部まで戻り、

長袖シャツと長ズボンを着込んだ。

 嫌な藪こぎだが、『宿弗山』の頂上部が木の間越しに見えている。

この状況で登らないわけには行かない。

先月ダニにやられたHiromiもしぶしぶ雨具の上下を着用した。

11時35分、いざ突進!

笹ばかりの薮は思ったほど密生しておらず、

あとから着いてくるHiromiもそう苦労しているようには見えない。

まあ、いずれにしも70mほどの藪漕ぎだから、

そう時間がかかるわけではなく、

11時55分、遮るもののない頂上に飛び出した!

すぐに腰まである笹の中から三角点を探し始めた。

そしてそこには三角点だけではなく、

小さいが立派な頂上標識が隠れていた。

これがHiromiにとって記念すべき1,000回目の山登りとなった。

私と知り合ってちようど6年で達成した1,000回登山。

私が1,000回を達成した年齢より2年早い1,000回となった。

それにしても初登の山で輝かしい1,000回を迎えられたのはよかった。

納得のゆく豊かな気持ちで下山を開始。

林道に戻ったところで昼食をとった。

すると雨がポツリポツリ・・・

とうとう来たかという感じだが、

ここまで降らずにいてくれたことに感謝!

その後雨は激しさを増したが、心は変わらず豊か。

13時50分、駐車地。

ちょうど雨が小降りとなったので、

急いで片付けを済ませて「びらとり温泉」に向かった。

雨はその後も降り続き、

この夜の車中泊地である樹海温泉「はくあ」近くに着く頃になって、

ようやく、なんとかかんとか上がった。

「Hiromiおめでとう!」で乾杯!
私はのどごし生をグイグイ飲み、

Hiromiもまた冷えた麦茶をゴクゴク喉に流し込んだ。

 

 よく眠れた夜が過ぎ、今朝『坊主山』に登る準備をしていると、

Hiromiが「耳が痛いんだけど、どうにかなってない?」と聞いてきた。

それで見てみると、なんと耳たぶにマダニが食いついているではないか!

こういうときでもジタバタしないのがHiromiのえらいところだ。

肝が座っているのか鈍いのか・・・

最近はマダニの媒介による脳炎が心配される。

山は中止してすぐ病院に走った。

Hiromiはひとりで行くと言ったのだが、

今回は気の進まないHiromiを笹薮に連れ込んだ責任がある。

北広島市の救急外来(外科)まで送り迎えをしてダニを摘出した。

Hiromiは先月もダニに噛まれて病院に行っている。

今年は既にダニ2回にウルシかぶれだ。

新しいハリアーがやってきて運勢が上向くかな、

と思っていたのだが、まだまだのようだ。

まあ、とりあえず「サイゼリヤ」で乾杯!

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (Tak)
2019-07-16 09:02:11
Amigoさん、というか、Hiromiちゃん、1,000回達成おめでとう!師弟揃っておめでた続きですが、この数字はすごい。週3回、6年間続けてできる偉業ですよ!尊敬!
 
 
 
ありがとうございます! (hiromi)
2019-07-16 21:41:56
褒められると嬉しいですね~やっと、たどりついたという感じです。BOSSのように、先を目指して頑張ろうと思います!TAKさん、いつかまたご一緒してください!そして、お誕生日おめでとうございます!
 
 
 
いや~ (watanabe)
2019-07-16 21:48:22
3500回とか1000回とかおめでとうございます。
すごすぎる。
けど、自分たち変だと思いませんか?
私は変だと思います。ん?変態か。
Hiromiちゃん、赤いダルマさんみたいでかわいいですね。
Amigoさんも今度白のダルマで対抗しましょう。
かわいくないだろうなぁ。てか怖い(笑)
ダニ怖いですね。画像がまた怖すぎる。
ムリに取ったら頭の部分が残ってよくないと聞きましたが病院行くまでそのままの状態でというのもやはり怖いですね。
お大事にね。
 
 
 
ありがとうございます! (hiromi)
2019-07-16 22:12:15
赤いだるまです(*^^*)ほんと、画像見たら気分が悪くなりますよね~。恐ろしいです。外科で当番医で混雑してて、普通に売ってるダニ取りで引っ張って薬をさっと塗って終わりです。皮膚科だと、レーザーで焼いて、塗り薬に飲み薬とダニの毒を出し切った感があるのですが・・・。ちょっと不安ですよ~。1000回で3回目のダニです。Watanabeさんも気を付けてくださいね~~!
 
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