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2024.5.4 『振富山』(フレトミヤマ・317m)~『町境』(マチザカイ・322m)  境界線上の尾根歩き

 GW後半の4連休は、

Hiromiに3日の日仕事が入っていたので、

4日からの同行となった。

そして4日はむかわ町と平取町の間で活動した。

 道々131号線を、

むかわ町富内から平取町振内方向に走って行くと、

道々の最高標高点を両町の境界線が、

ほぼ東西に走っている。

以前からこの境界線上を歩いてみたいと思っていた。

地理院地図を眺めると、

この境界線上には、

「振富山」と「町境」と言う、

2つの四等三角点があるので、

これを結んでみることにした。

ほぼ全線が両町の境界線上に続く尾根ルートだ。

 道々を走って境界線を越え、

振内側へ少し下ったところに、

車1台分のスペースがあるので、

これを駐車地とした。

 準備を整えて、

駐車地横の尾根に取り付いた。

急な尾根を登って行くと、

すぐに斜度が落ち、

一面が丈の低い笹に覆われている。

どこでも歩ける状態の中を行く。

間もなく目の前に斜度のきつい斜面が現れるので、

これを登って行くが、

手をつくような場面もあった。

そしてそれを登りきると、

四等三角点「振富山」

点名は振内と富内からとったことが明白だ。

 「振富山」からは慎重に尾根筋を選んで歩を進める。

前回ここを訪れたとき、

「振富山」から少し下った地点で銃声がした。

もう猟期に入っていたので、

これはまずいと撤退を決めた。

2年ほど前のことか?

 「振富山」からはけっこう下って行く。

すると古い作業道が現れるので、

それを利用できるところは利用する。

そして前を行くHiromiが、

うっかり枝尾根に入ってしまったときは、

それを修正してやる。

そこにHiromiがピンテを付けて進む。

周囲は丈の低い笹原が続き、

景色としては変化に乏しいが、

木々には若葉が萌えだし、

鮮やかな黄緑が美しい。

 いくつものアップダウンを越え、

曲がりくねった尾根を慎重に見極め、

もう東の『振内山』(740m)が、

近くに見えるころ、

四等三角点「町境」。

むかわ町富内と平取町振内の町境だ。

大木の根元で標石が地面から飛び出していた。

それにしても、

この辺りは藪が薄いので、

標石が容易に見つけられていい。

 復路ではまたアップダウンを越えて行く。

そして「振富山」まで戻ったところで昼食とした。

陽射しはあるのだが、

風が冷たいので、

じっとしていると半そでシャツでは寒い。

 最後は転げ落ちそうな「振富山」の斜面を下って駐車地へ。

なかなか楽しい境界線上の尾根歩きだった。

 

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