goo

2024.5.3 『金沢』(126m)~『石油沢』(171m)~『茂平沢』(215m)  近場の里山で3つの三角点めぐり

 

 3日の憲法記念日は、

Hiromiが休日出勤のようなことになったので、

燃料代節約で、

また樺戸山地の南端へと出かけた。

そして当別町の町道を走り、

現在北広島市に移転でゆれている、

「北海道医療大学」の前を通り、

「当別消防団第四分団」の横に駐車。

ここは広く空いており、

分団となりの神社も、

この駐車場を利用しているようだ。

積雪期にここから二度上部林道に登り、

「金沢」~「石油沢」を歩いたことがある。

 神社の鳥居をくぐり、

階段を上がって神社の建物横で藪に入った。

急斜面だが長くはなく、

すぐに登りきるとトドマツの中に尾根筋が続く。

尾根の向こうには「ふくろうの湯」と言う、

日帰り入浴の温泉があるのだが、

ここは営業をしたり閉鎖したりを繰り返している。

この日山の上から見下ろす温泉施設には、

車が停まっていないので、

現在は閉鎖されているようだ。

 尾根筋から荒れた作業道に出て、

それを登って行く。

そばにはタラの芽が生えていたので、

下山時に収穫することとし、

先へと進んで行った。

周囲の春紅葉が美しい。

 尾根筋を進んで行くと、

広い林道に出る。

林道に出て一旦筋向いの藪に入った。

そこで、二等三角点「金沢」

林道のすぐ脇で、

意外にも二等三角点だ。

小板にマジックで点名が書かれ、

コイル状の針金で小木にくくりつけられた、

他所でも目にする私製標識ありだ。

 林道に戻って北上する。

直線的な林道が伸びて行く。

山菜採りのシーズンとあって、

たまに車が停まっていた。

この林道はゲートが備えられているものの、

開放されたままなので、

誰でも車を乗り入れることができる。

しかしゲートの扉には、

「車も人も通行禁止」と書かれている。

だったらきちんと閉めて施錠するべきだろう。

行政のやることは矛盾だらけだ。

 「金沢」から3.5kmほど歩いて、

右手の作業道に入った。

そして薄い藪を越えて、

三等三角点「石油沢」

今冬もHiromiと訪れている。

 再び林道に戻り、

更に北上する。

良い天気で気温も高いのだが、

冷たい風が少々強く、

それがかえって気持ち良い。



 「石油沢」から1.2kmほど歩いて、

「茂平沢」の基部に達した。

そしてそこを少し離れると、

『阿蘇岩山』がよく見えるところがある。

デジカメのズーム機能を使うと、

上部にある航空自衛隊の建物がよく見える。

そんな風景を眺めて、

林道脇の斜面に取り付いた。

こちらは藪が濃く、

笹につかまりながら斜面を登った後は、

笹をかき分けて進む。

そして三等三角点「茂平沢」

久しぶりのピークだ。

ただ、ここに私製標識はない。

今にきっと誰かがそれを付けることだろう。

 駐車地からここまで6kmほどだった。

林道をこのまま北上すると、

この前日に登った「中小屋」に至る。

従って、例の赤と白の巨大アンテナが見える。

 復路でところどころ、

伐採地の風景を眺めた。春紅葉って言うのは、

なんだか年々美しさを感じるようになってきた。

昔は何も感じなかった気がする。

それもやはり歳のせいなのかねえ?

 林道から荒れた作業道に入り、

タラの芽を少々収穫。

そこで昼食とした。

この日は色々考えることがあってねえ、

疲れて切り株にへたり込んでしまった。

肉体的疲労ではなく、

このところ精神的にきつい状態が続いていたので、

それが辛いのよねえ・・・

 駐車地に着いてゆっくり帰途に着いた。

精神的に辛い状態だと長い林道歩きがいい。

かなり気がまぎれる。

しかし、この辛い状態は必ず打破する!

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする