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2023.7.16 『爾波山』(ニワヤマ・271m) 立派な公園を従えた山へ
昨日の朝一泊の用意をして家を出た。
そして向かったのが奈井江町。
日~月曜日の二日間、
奈井江町の三角点ピークを訪ね歩くことにした。
奈井江町に入って、
最初に目指したのが「爾波山」。
初めて登る山だが、
地形図を見ると、
立派な林道が、
三角点ピークのすぐそばを走っている。
それで前日の雨で濡れた藪を避けるべく、
初っぱなはこの山を選んだ。
そして現地に着いて驚いた。
地形図で「立派」と思われた林道は、
なんと舗装されていた。
ゲートがあるなら、
そこから歩こうと思って出向いたら、
舗装道路を走って、
あれよあれよと言う間に、
標高190mの展望台まで上がってしまった。
それで展望台の駐車場を基点に、
徒歩でスタートした。
舗装道路を歩き出すと、
すぐ分岐が現れ、
左手の舗装道路は下降しだした。
そして直進方向は、
砂利道に変わった。
「爾波山」へはこの「巌島林道」を進む。
またそこまで続いていた舗装道路は、
「里山林道」だ。
「巌島林道」には簡易バリケードがあって、
車が入ってこないのはいい。
曲がりくねった林道を進んでいくと、
一ヶ所樹木が切れて、
空知の田園地帯を眺められるポイントがあった。
また、スピーカーが取り付けられた器具は、
どうやらヒグマ避けの警報装置のようだ。
下山の途中でけたたましい音を発しているのを耳にした。
駐車地から2kmちょっとで、
目指すピークの基部に達した。
そこで藪に入る。
ピンテが付けられている。
さすが地理院地図に、
山名が記されている山だ。
藪は短く、
三等三角点「爾波山」。
標石周りはきれいに笹が刈られ、
そばの立ち木には私製標識が付けられていた。
下山は同林道を引き返した。
そして駐車地で着替えを済ませ、
登って来た方とは逆に下ると、
すぐにセンターハウスが現れ、
広い駐車場があったので、
車から降りて周辺を歩いてみた。
するとまた展望台があったり、
遊歩道があったりと、
立派な公園だ。
ところが日曜日だというのに、
車は一台もない。
手入れが行き届いているのだが、
来る人がいない。
舗装道路を走っても、
めったに車がやってこない雰囲気だった。
もったいないねえ・・・
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