北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2020.8.30 『郡界』(283m) 雨の中を周遊する
30日(日)の朝は栗山町の、
雨が当たらない場所で目覚めた。
前夜から降り出した雨が、
気温をグッと押し下げてくれて、
大変心地よく一晩を過ごすことができた。
前日早朝の気温が24℃だったのに対し、
この朝は14℃と10度も低かった。
そして雨は降り続く。
雨模様の中長い行程は避けたいので、
由仁町川端地区からこの山を目指すことにした。
ただ気温が低いため、
雨具着用で藪に入れる。
その点は大変気が楽だ。
林道入口のすぐ手前に最終人家があり、
サホーク種の羊を放牧している。
林道入口は三叉路になっており、
いずれもゲートが閉じられて、
車の乗り入れを拒んでいる。
この三叉路を左に入ると、
「クオーベツ貯水池」を過ぎて、
遠く10km先の『クオベツ山』に至る。
また直進すると三等三角点「支安平奥」に至る。
今回はこの林道に入り、
800mほど先の分岐を右に入って、
四等三角点「郡界」を目指すことにした。
歩き出すと雨が強くなりだした。
このあとは終始強い雨の中を歩くことになる。
分岐から少し行くと伐採跡が現れた。
晴れたならさぞや美しい風景だろうが、
雨の中でも緑が鮮やかだ。
やがて伐採地を過ぎ樹林帯に入った。
林道は「郡界」に向かう一筋の尾根の南側を、
右へ左へと蛇行して伸びる。
そしてCo.250で林道から尾根の頭にのることにした。
当初薄かった藪は、
尾根筋で濃い笹原となった。
と同時に目の前にアンテナの施設が現れた。
地形図でこれは見落としていた。
施設にはプレート一枚なく、
いったい所有社がどこなのかわからない。
更に笹を漕ぎながら広い尾根筋を、
西に向かって歩いて行く。
そして四等三角点「郡界」。
雨がかなり強くて落ち着かないので、
すぐにその場を離れ、北の斜面を下つた。
地形図にある林道に当てるためだ。
この林道はスタート時の三叉路で、
右手に伸びていたものだ。
もう廃道と化していたが、
歩くのに支障はなく、
短時間でゲートに戻ることができた。
この時点でゲートを起点に周遊したことになる。
歩行中はひどい雨だったが、
不思議なことに駐車地に着くと小降りとなった。
おかげで片付けもスムーズに進み、
早々と帰途に着いた。
そして夕方いつもの「サイゼリヤ」で、
「お疲れさん!」
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