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2024.3.9 『遠幌加別』(エンホロカベツ・571m)  好天の夕張で!

 先週末の土曜日は、

Hiromiと夕張の山に出かけた。

この日は「本遠」(二等三角点・796m)に登ることにして、

その前々日の木曜日に予定を送っておいた。

私は毎週木曜日の夜に、

その週末の予定を送っている。

ところがHiromiを迎えに行ってしばらく走ると、

「あっ、ピッケルとアイゼン忘れた!」

はいっ、予定変更。

 「本遠」に向かうのと同じく、

夕張市で国道452号線にのって走る。

そして南部夕南町で市道に入った。

それを山に向かって走り、

除雪終点まで入った。

ここは広く除雪されており、

誰がいるわけでもないので、

自由に駐車できる。

秋季に車中泊をしたこともある場所だ。

しかし何のために広く除雪しているのだろう?



 スタートして間もなく、

人家が現れるが、

もう人が住まなくなって久しい。

ここの住人はここでいったい、

どんな暮らしをしていたのだろう?

この先この家はいったいどうなるのか?

いずれ冬季の積雪に押しつぶされてしまうのだろうか?

 人家を過ぎて間もなくカラマツの林を通り抜け、

広い尾根に取り付いた。

Hiromiがこの日も元気よく前を行く。

そして私との間隔がだんだん開いて行く。

また一週間激務に耐え、

この日の活動を楽しみにしてきたんだから、

まあ仕方ないけどねえ・・・

 この日は前日に登った「ふくろう山」同様、

素晴らしい晴天に恵まれ、

濃い青空と緑のトドマツとのコントラストが美しい。

 尾根筋は広くなったり狭くなったりを繰り返す。

そして地形図上の「465m標高点」で、

このルートのほぼ中間点を迎えた。

すると間もなく東側に樹木がない部分に出た。

そこにはこの日登る予定だった、

「本遠」から続く山並みが、

晴天の下でくっきりと見えていた。

思えばこの南の「本遠」から始まって、

北に伸びる尾根は約7km先の「768m標高点」まで、

何度かに分けて歩いて来た。

「夕張は本当に楽しませてくれる」、

とつぶやきながら。

 「本遠」の姿を確認した後は、

一旦細尾根を下り、

広い雪原に出て登り返す。

そして三等三角点「遠幌加別」

この三角点ピークは、

積雪期にしか登ったことがないので、

標石を目にしていない。

今年は挑んでみようか?

ただ、このピーク手前の雪原は、

樹木がないので、

かなり激しい笹漕ぎを強いられるだろう。

 下山は登路のルートを下った。

そして駐車地へ。

この時点でまだ10時だったが、

私は三日目で少々疲労が溜まっており、

HiromiはHiromiで、

新居の色々をするために帰途に着いた。

それにしても、いい天気だったなあ・・・

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