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ドラゴン 1/144 EA-6Bプラウラー 製作代行#1

2006年07月31日 | 模型製作代行
イントルーダーに続いての製作はプラウラーです。
イントルーダーの弟分ですが電子の部分に関しては
兄貴より遥かに優秀な弟です。
間違っても若貴を思い出してはいけま...(以下略)

今回は2機同時進行という形でレポとなりますが、
それぞれの依頼者が違いますのでレポも変形となります。
同じ作業をした時はレポは分けません。
違った作業をした部分は別途レポ。
そんな形で進めさせてもらいます。

今日は色々調べたことをもとに、
すぐに作業するパーツだけを切り出しました。

↑こんな感じで1機分1箱に分けてみました。
箱が綺麗なのと、年期物なのには特に意味はありません。
たまたま手元にあった開いていた箱を使っただけです


とりあえず、300リッター燃料タンクのみ接着しています。あとは仮組みです。
燃料タンク以外は全て新規金型です。
コクピットは変な宇宙人がいませんし、問題のないレベルですね。
座面があればベターでしょうか。

排気管上部は私がイントルーダーでは
プラ板で自作した部分がパーツ化されてます。
内部がすり鉢状なのはちょっといただけないですね。

機体尾部下面はイントルーダーで指摘した部分の曲線が再現されたため
アレスティングフック部は新規パーツになっています。
でも合いません

主翼も尾翼も新規パーツです。
主翼は折りたたみ部分のカバーが大きくなった後期型(複合素材)の主翼です。
付根のとんがった部分も再現されています。
尾翼は取り付け部分が軸になったのが嬉しいですね。
舵を切った状態が手軽に再現できますから。
でも何故に主翼上面にある境階層板を一体成形にしなかったのでしょうか?
さすがドラゴンですやることがラブリ~

ジャミングポッドAN_ALQ-99は無難な出来ですかね。
でもパイロンから突き出たものは何?
実機にはコレはないですよねぇ。それにパーツが合いません。
さすがラブリ~ドラゴン

で、一番大きなパーツが胴体です。

これも完全新規パーツ。
画像だと判り辛いですが尾部下面のラインがS時に再設計され、
キャノピー後部の膨らみも再現され、
エンジン部分も縦に幅が広がり、
ドップラーレーダー(下部の膨らみ)もモールドされてます。
どうせなら、その付近にある
チャフ/フレアディスペンサーとかも再現してくれればいいのですが、
それでも、イントルーダーで駄目だった部分が全て直された
ほぼ完璧なスタイルです!!

エンジンの縦幅は新旧パーツを見比べるとすぐに分かると思います。
(左が新規パーツです)

本日はこんなところです。
というか、、、空中給油プローブなんですが、、
コレ機軸から飛行方向に見て右に傾いてるのが正解でしょうか?
それとも垂直が正解でしょうか?
どちらのパターンも存在するので、
どこかのロットで改修されたのでしょうか?
ご存知の方いらっしゃいましたらご教授くださいませ


ドラゴン 1/144 A-6Eイントルーダー製作代行#10

2006年07月28日 | 模型製作代行
以前のレポで少し書いていた、
コクピットのサイドコンソールを追加して、
塗装前に接着可能なMERとパイロンを接着しました。
MERとパイロンには弱冠隙間があるのでそうのように接着。
パイロン側にダボ受けの穴を穿ち、瞬着でガッチリ接着しました。

本当は操縦かんも再現したいのですが、
正確な位置がまだリサーチできていないので
とりあえず保留して先に進みます。
操縦かんは操縦士用しかないのですが、
操縦士が負傷した場合を考えて、
最低限サイドスティックの配置にしていると思うのですがね。

どちらにしても爆撃/航法士席には操縦系統は無く、
操縦士がやられた場合、ラダーの操作は全く出来ない状況に陥るのですが、
実戦で操縦士がやられて
爆撃/航法士がセンターコンソールごしにスティクを操作して
戦域を脱出した逸話がありますので、
操縦かんの位置はちょっと気になります。
出来れば再現したいところですね。

ドラゴン 1/144 A-6Eイントルーダー製作代行#9

2006年07月27日 | 模型製作代行
ようやく小物の表面処理が終わりました。
約3日間コシコシコシコシ...さすがに疲れました


今回は内側パイロンにMER(マルチプル・エジェクター・ラック)を介して
爆弾満載状態ですからね。
爆弾とは言っても通常爆弾ではなく、
対戦車用のクラスター爆弾"ロックアイ"ですね。

これだけ小物が多い場合、塗装後接着すると
接着剤のちょっとしたはみ出しも気になるので、
もう少し機体に取り付けられるパーツを接着して塗装に入ります。

で、らしさを追求するために
機体2箇所に追加工作しました。



上はドップラーレーダーアンテナ。
下は冷却空気取入口。
どちらもTRAM,E型の特徴ですので
ジャンクパーツから似た形状のパーツを探して工作しました。

ドラゴン 1/144 A-6Eイントルーダー製作代行#8

2006年07月25日 | 模型製作代行
小物の表面処理に入りました。



画像のパーツの作業を終わらせました。
今回は爆弾満載状態なので、まだ作業量の半分が終わった程度です。
何時ものことながらチマチマ、コツコツといくしかないので、
BGMやBGVをかけて飽きないようにしての作業です。

本日はTOP GUNのDVDをバックにコシコシしました

ドラゴン 1/144 A-6Eイントルーダー製作代行#7

2006年07月24日 | 模型製作代行
コクピットの改修を終わらせ、
切り落としていたピトー管を0.2ミリのピアノ線にて自作。
空中給油用プローブを取り付けました。
これで機体側へのパーツの取り付けは終了です。




コクピットはなんだか少し寂しい感じがしますね。
特に計器板が、、。
欲を言えばサイドコンソールも欲しいところです。
まだデカールが未到着なので塗装までの時間的余裕があるので、
多分、追加工作すると思います。
キャノピーの透明度があまり高くないので、
完成後覗き込んでもあんまり良く見えないんですけどね

空中給油プローブはピンバイスで穴を穿って
接着強度を確保して瞬間接着剤で接着しました。
瞬着特有の白いモヤが見えますが、
これはコシコシ擦ると消えるので問題なしです。
というか、瞬間といっても完全換装には6時間は欲しいところなので、
暫く寝かしてからはみ出した部分をサンディングしますので、
白いモヤは尚更に問題なしです。

ピトー管は何時も(0.3ミリ真鍮線)より細いものを用意していたので、
それにて。
ピアノ線は真鍮と違って腐食が気になるのですが、
塗装してしまえば空気に触れないので何年かは大丈夫でしょう。
あまり痛んだら交換することも出来なくもないですしね。
なによりクオリティー優先というところです。

ドラゴン 1/144 A-6Eイントルーダー製作代行#6

2006年07月21日 | 模型製作代行
機体の作業が大体終わったので、コクピットの工作をしました。



プラ板で計器板を自作し、
シートまわりは画像のように工作しました。
イントルーダーは操縦者の視界を確保する為に
操縦手席は爆撃/航法士席より一段高くて前にでているので、
そのようにしました。

あとは、シートクッションを取り付けて、
仕上げの表面処理を行えば大掛かりな工作は大体終了です。


ドラゴン 1/144 A-6Eイントルーダー製作代行#5

2006年07月20日 | 模型製作代行
スジ彫りの修正とおおまかな表面処理が終わりました。



で、以前告知していた排気管周りの工作をしました。
排気管上面に0.3ミリプラ板で作ったカバーを自作し、
排気管そのものは直径2ミリの真鍮パイプで再現しました。

水平尾翼も接着してしまいたかったのですが
デカールがまだ到着しておらず、
機体側取付部の塗装がどうなるのか判断できないので未接着です。

ドラゴン 1/144 A-6Eイントルーダー製作代行#4

2006年07月19日 | 模型製作代行
胴体と主翼上面のスジ彫り修正が終わったので、
組み立てに入ります。
主翼下面のスジ彫りはこれからやります。




ダボハゼさん状態から飛行機に進化した感ありです
しかし、、、、似てないんです。
バラバラ状態ではあまり気にかけていなかったのですが、
いざ主翼をつけて見てみるとかなり実機と違う部分が、、、

ひとつはエンジンナセル(下腹部)の膨らみがあきらかに足りず、
アウトラインもおかしく、排気管周りは相当違うこと。
もうひとつはキャノピー後部のバルジの形状が実機はR、キットは逆Rなこと。
ついでに言えば、機体下部のアウトラインも
実機は凄く緩やかなS字、キットは直線的というのもありますし、
パネルラインも弱冠間違ってます。

ここまで違うとイントルーダーに似てる
イントルーダーらしきものって感じですね

とりあえず、修正せずに先に進みますが、
物凄~くモチベーションが下がってます
2,30年前に設計されたキットなら全然許せるんですが、
ココ最近設計されたものだと考えるとですね.......。

参考までに実機の写真をば。




クラウン 1/144 F-8Cクルーセイダー(製作代行)#8

2006年07月18日 | 模型製作代行
完成しました



デカールは別売りのものを使ったので、
海兵隊のVMF(AW)-312"Checkerboards"です。
ハセ1/72現行キットでも再現できる飛行隊です。



デカール添付の塗装図は間違っているっぽかったので、
貼り付け位置は1/72ハセの塗装図を参考にしました。
具体的には「00」「RESCUE」、「国籍マーク」の位置です。




仕上げは全体が半つや、滑り止めと防眩塗装部がつや消しです。




今回は機体上下の航法灯を透明パーツで再現したので、
なかなか実感があるのではないでしょうか?
ミサイル4発はD型の熱線追尾型です。
先端を黒く塗っているのは
敵機の排気熱以外を感知しにくくするための工夫なんでしょうね。
当時のミサイルはまだ今ほど性能が良くなかったですからね。

実機のパイロンはY字型なのですが、
これを再現するとなると自作になり時間がかかるので
今回はオミットとしています。
とっても気にはなったのですが、微妙なRのあるパイロンですので、
作るとなると金属材料を切り出してひん曲げてになりますからね。





ウインドシールドはクリアーブルーに塗装。
枠と透明部分のシーリングも表現してみました。

ミサイル先端は銀。
排気管はパネルごとに段階的にグラデをかけ、
排気口に近づくにつれ濃い色にしました。
冷却空気取入口は自作したものですね。
ここは焼けないみたいなので、銀のままです。
排気管内部はいつものようにバーニアパーツでデッチアップしました。

チェックのデカールはサイズ的に後の部分が足りなかったので、
そこは筆で描き足しました。
今画像を見て気づきましたが、
赤ラインの部分、、ちょこっと塗装が剥げてますね
依頼者に発送する前にタッチアップするとしましょう。