瑞鶴.com Aviation Section

瑞鶴ドットコム-航空機セクション 製作代行はa6m2b_141@mail.goo.ne.jpまでお問い合わせください。

クラウン 1/144 F-104J(製作代行) #9

2006年06月30日 | 模型製作代行
塗り忘れていたバルカン砲の部分をマスキングして銀を塗装。
各部の微妙にはみ出した部分をタッチアップして、
デカールを貼りました。



手振れした画像で申し訳ないのですが、
お許しください
荒を隠すとかのつもりではありませんので。

でも、デカール貼りを少し失敗しました。
いつもの様に貼る場所にマークセッターを塗って
場所決めして圧着したら、
見事にデカールが溶け出しました。

今回はいわゆる自作の別売りデカールを使用しているのですが、
思った以上に弱かったようです。
問題の部分はここです↓

後ほどクリアーコートしてから修正します。
その他の部分は失敗していません。

いわゆる、アルプスの熱転写プリンターによる
自作デカールは便利だとは思いますが、
日の丸とかはけっこう版ズレとしていたり
網点が見えたりと、、、
やはり工業製品のレベルと較べるとキツイんですね、、。

良いお勉強になりました。

んで、、手振れ写真はアレなので、、
もう少しましな画像をアップしておきます。

クラウン 1/144 F-8Cクルーセイダー(製作代行)#2

2006年06月28日 | 模型製作代行
マルヨンの塗装換装待ちの間に、
クルーセイダーの隙間埋めや段差の処理をし、
小物の表面処理を終わらせました。



グレーの部分がパテを盛った部分ですが、
画像だとよく分かりませんね

以下、製作記#1と同じようなデジャブー画像が続きますが、
インテイク内や排気管内もパテで段差を修正しました。
こんどはピントのあった画像です




次は一度サフを吹いて、傷や段差、消えてしまったスジ彫りを
再度修正します。

クラウン 1/144 F-104J(製作代行) #8

2006年06月27日 | 模型製作代行
エアブラシを使う迷彩塗装と小物の塗装が終わりました。



迷彩色は塗装図とはかなりイメージの違う色ですが
実機の写真を見る限りそんなに遠い色でもありません。
この塗装は207SQが'84年に戦競に出場した時の塗装で、
207SQは最後のマルヨン部隊となった部隊ですね。




塗り分けの詳細は上の2枚で確認してください。


クラウン 1/144 F-8Cクルーセイダー(製作代行)#1

2006年06月26日 | 模型製作代行
マルヨン・ジェイの合間を縫って製作していた
F-8Cクルーセイダーの製作状況をレポります。

クルーセイダーという機体は私にとっては格別思い入れのある機体なんですね。
というのは、とある企画でかなり気合を入れて作ったことがあるので。
それがこれなんですね。
スケールが1/72で型が"E型"という違いはあるのですがね。

そんなこともあって、
なんとなく気合が入ってしまう存在なのです。



進捗状況は上の画像の通りですが、
この時点でも結構手を入れています。
凸モールドは全てスジ彫りに改修済み。
エアインテイクの中が丸見えの部分はプラ板にて補修。
エアインテイク、排気口のフチは薄く加工。
のっぺらぼうだったコクピット周辺はくり貫いてそれなりに工作。
エジェクションシートはプラ板で自作。
ぼってりと分厚かったベントラルフィンをプラ板で自作。
(成形するより作った方が早いし、質が上がるんですね)
アフターバ-ナーの吸気管をプラ板から自作。
排気管内を市販バーニアパーツでディティールアップ。

工作的にはこんな感じですが、
主翼と胴体の合いも非常に悪く、
隙間に(なんと)1ミリのプラ板を挟んだり、
段差を流れるような曲線に直したりと、
かなり手間がかかりました。

詳細画像は↓こちらです。
(一部ピンボケでスミマセン)



しかし、このキット製作には大きな障害が横たわっていました。
それが塗装でして、依頼頂いた時に付属していたデカールなのです。

それが↑このデカールです。

手がかりはテイルコード「AJ」のみ
こりゃ大変だ!と製作の合間を縫ってこの機体が纏っていただろう
塗装を考察し始めたんですね。

すると、、、「AJ」のカラーバリエーションがあるはあるは。。。
まず、大きく分けると赤系・黄色系があったのですが、
そこから、使用機材がC型ではない部隊を除外して、、、
などという感じでようやく真相に辿りつけたんですね。
途中ネットでキットの箱絵を発見してかなり助けられた部分はありましたが
それでも結構苦労しました

しかし、真相を突き詰める快感はいいものです。
だから考証はやめられません

ようするに簡単に言えば「AJ」を書いたクルーセイダー部隊には
VF-13,VF-111,VF-931,VF-103があったのですが、
キットのものはVF-103 Sluggersだったということなんですがね。
この”スラッガーズ(野球のホームランバッターの意)”は
VF-62 Boomerangs(ブーメランズ)と共にCV-59に搭載されていたようなんですね。
見つけた画像は著作権的にちょっとNGなのでここには載せられませんが、
黄色い大きな←を尾翼に書いたものです。
トムキャット部隊に受け継がれた部隊章なので、
見かけたことのある人は多いのかと思います。

と、、ここまで来た時点で
依頼者の方が私の「塗装がわからなくて困ってます(愚痴)」を気にかけて頂き、
別売りのデカールを探してくださったようで、
デカール見つましたので送りますという連絡を頂いたのです

まぁ、この先どうなるのかはデカールが届いてからなので、
とりあえず製作は一時中断ですね。

しかし、考証好きな私ですので、
無駄なことをしたとかは全~然思わないんですけどね
知らない事を知れるのは楽しいものです。


クラウン 1/144 F-104J(製作代行) #7

2006年06月23日 | 模型製作代行
機体と増槽の地色の塗装が終わりました。



色は物売りデカールの塗装図通りFS36375としました。
1/72のハセガワの塗装図だと、
FS36375(90%)+FS36118(10%)で、
濃い迷彩色を少し混ぜる指定です。

実機写真なんかを見るとハセガワの指定はかなり正確なようです。
しかし製作中のものは1/144なので
スケールエフェクトを考えると明るめで正解かと思います。

クラウン 1/144 F-104J(製作代行) #6

2006年06月22日 | 模型製作代行
キャノピー周りの作業が終わりました。




コクピット内側・射出座席本体はダークガルグレイ(FS36231)
シート座面はフィールドグレイ(2)
ヘッドレストは赤
電子機器室カバーは黒
計器板は暗緑色(三菱系)にスモークグレーを上塗りしました。

計器板の指定色はFS34079という非常に暗いダークグレイで、
実機写真ではほとんど黒に見えるような色です。

その後、磨き済みのキャノピーを接着して、
隙間を溶きパテ(本当は希釈していないサーフェイサー)で
埋めておきました。

クラウン 1/144 F-104J(製作代行) #5

2006年06月21日 | 模型製作代行
塗装前の全パーツへのサフ吹きが終わりました。



あと、次の作業に向けてコックピット内も
空自機の色指定通りFS36231で塗っておきました。
あとは、計器板上面をカーキグリーン、
座席後方の電子機器カバーをブラックに、
射出座席の細かな塗り分けをすれば、
キャノピーを閉じられます。
画像のキャノピーは既に磨いてありますので。