お犬様

空前のペットブームに辟易としている。

動物が嫌いな訳ではない。ただわがままな猫だけは嫌いだが。聞くとスウェーデンでは猫も犬のように首輪付けて散歩するそうだ。日本でそれをやろうものなら動物虐待の目で見られかねない。

今の日本のペットを飼う事情は少し変だ。ペットヒーリングや盲導犬などの援助動物を否定するつもりは端からない。とにかく子供のしつけができない親の如くの飼い方をしている人が多々見られることが気になる訳である。

さすがに今は分けたが、まだ専用カートに犬を乗せて店内回れるホームセンターがある。突然角を曲がってきたそれと出くわすとどきっとすることが多い。また、先日はドラッグストアの外に繋がれた犬が延々と吠えていて、店から出てきた飼い主の顔をしげしげ覗きこんだ。

つまりペットを飼うことにはいろいろ責任がついて回るはずだが、そういう人は自由と自分勝手を、利益と迷惑を履き違えていることに気づいていない。また飼われた側の動物の立場にも立っておらず、服をむやみに着せたりするのである。

よく家族と言う人がいるが、家族同様と訳が違う。後者の気持ちにはたぶん、所詮畜生の感覚があり、ペットというのはそういうものだろう。

さて写真は、ある場所で私が飲み物買おうと近づいて見たら犬用の自販機だったものである。水も人間が飲むよりも高い価格で、もちろんビーフジャーキーも高値で売られていた。少しして気づいたが、近くにドッグランがあったので納得しようとしたが無理だった。

どうも何か違う気がするのは、私に問題があるのだろうか。


ペットネタでつぶやきを２つ。

猫缶ってなんであんなに安いのだろう。これだけは人間用缶詰と比較にならない。一度手にいや口に入れてみようか。

晴れた日の路地などの路面上が妙な濡れ方をしているのは、間違いなく犬や猫のオシッコあとである。もちろん樹木や電信柱と同様注意が必要だが、時として忘れてしまう。これから花見の季節、なおいっそうの注意が必要だ。