がらんどう 吐毒会

雑感で感じたままに…

親水公園

2009-07-31 11:21:17 | Weblog
写真は北関東にある親水公園である。

前に立てかけてある看板には、川に降りる際の注意事項があるが、岸が雑草で荒れ放題のため、人工滝のところまで行けない状況になっている。
つまり、この滝の際までは行けないのである。もちろんここには他の施設もあるが、例えば池は濁り、遊歩道はゴミが散乱して昼間であっても男でも少し怖い。唯一利用者が多いのか、駐車場に近い、明るいトイレは整備されているが…。

いろいろ考えさせられる。まずは経緯。たぶんに作った大義名分はあったはずだが、無意味になっているのだろう。次に権力。たぶんこれを作らせたのは地元の権力者に違いないが、一番地元のことを考えていない人種である。最後に経費。作った経費は上記2点の力技で捻出できても、後の費用の事は無視の人達の集まりで、後の事は知らない、だったと想像に難くない。

全国にこの手の公園が数多あるが、「女性が安心して歩ける」ところは、まずないと思う。「無駄な箱物の典型」と思うのである。

実は、会社や工場にも水や緑の施設や地帯を持ったところがあり、経営が傾きかけると、まずそういうところやトイレの設備維持が疎かになる。与信チェックのポイントの一つである。この自治体も危ないのであろうか?

一行毒舌

2009-07-29 09:15:39 | Weblog
1.ある理由でETCを導入できない人達は、高速無料公約の党に投票するだろう。

2.梅雨の定義から言ったら明けていないというより、もう日本には梅雨はなくなり、亜熱帯雨季に変わったと宣言した方がいい気がする。

3.高校野球は学校宣伝に利用するために人を集めている私立高校と、それ以外の学校に分け、2トーナメント制にした方がいい。

4.宮里藍の優勝は父の力も大きな要素だったようだが、女子プロゴルファーの父はとかく良かれあしかれ騒がれる。

5.JR東日本首都圏は今年もポケモン(7~8年目?)だが、考えたら全く変わるキャラクターシリーズがない。

6.関東エリア限定、朝一時間限定でコーヒー無料サービスをしているチェーン店の販売結果に興味津々。

7.Jリーグって監督中心に人の入れ替えも、ゲームの動き同様激しくて、私はついて行けない。

8.先日行った新宿の居酒屋、料理も日本酒もいいのだが、費用対効果で考えると、次はない。最近この店のような、人の足元を見る、一元を大事にしない店が多すぎる。

お祭り

2009-07-26 22:11:50 | Weblog
全国津々浦々にあるお祭り。五穀豊饒を祈るもの、子孫繁栄を願うものという伝統的なものから、ただ騒ぎたいだけ、存在証明をしたいものまで、種々雑多にある。祭のルーツや意義などはまとめた本がたくさん出ているのでここには書かない。

さて、この新橋の祭も最近始まったもののようだが、物品販売とステージが中心の町興しのイベントであり、伝統的味付けは一切感じられない、最近のものと感じられた。ステージも妙齢の美女がハーモニー奏でていたが、ステージ前に陣取っているのはほとんど高齢者である。

ただ新橋の場所柄、平日にサラリーマンの足を止めるしかないのだが、忙しい人多く、ほとんど立ち止まらない。

前にも書いたが、人集めるには「また来たい」の気持ちを起こさせるものを置かねばならない。自分達だけが楽しめばいい催しならそれでもいいが…

「祭」に求められるのは非日常のはずで、どこにでもある店並べて、どうでもいい催しやって、出店者に覇気がなければ、何の誰のための祭?と勘繰ってしまう。

今一番行きたいのはたぶん一番静かな祭の「おわら風の盆」。神秘さだけで行ってみたいと思う。

芸能人宅

2009-07-24 06:20:34 | Weblog
芸能界も頂点から下部までピラミッドである。

写真は友人である芸能人の住み家のアパートである。以前は都内の一流高級マンションに住んでいた。もちろん今でも都内の一等地は譲れないようだ。その住人は私に言う。
「サラリーマンの方が楽だ」と。
世間体としても、信用度としてもそうだろう。彼の名誉のために書いておくと、一時期ミュージシャンとして持て囃され、テレビの音楽番組にもよく出演していた。ただ、やはり一握りを残して、使い捨てで、その憂き目にあっただけである。今でもステージに立ち、コアなファンは集まっている。

私はタニマチではないが、そんな彼の自由さがうらやましく、投影して、時折食事に誘う。楽しい時間である。この日は、彼の収集品を見つけたので届けた。

そんな彼のもとに、やはりいまだに芸能界を目指して夢見て、楽屋を訪ねて来る若い人がいるらしい。夢を持たせたままがいいか、現実を知らせた方がいいか悩むそうだ。

私は彼に言った。隣の芝生は青くても今や人工芝も多い。お前が最初に見た夢を今だに追っている姿がいいのだと。若さも可能性も年齢ではなく、情熱が支配するとは使いふるされた言葉だが、きっと数年後、屈めた足でジャンプできるものと信じている。自分にもいい聞かせるように。

蔵の街利き酒会

2009-07-20 18:07:04 | Weblog
2ヶ月前、ある商社マンに行かないかと誘われた。「蔵の街利き酒会」。栃木の街興しのイベントである。話しを聞くと弊社の仕事に関係ある会社の社長が一役買っているとのことで参加を決めた。

実はダイエットの期限を19日の日曜日と決めた矢先の誘いだったので、ダイエットできていなかったら…の不安があった。さらに3千円にも少しひっかかったが、接待と考え行くことにした次第である。

早めに宿を予約したら、商社マン他数名が同じホテル予約したとの話しを聞いた時に嫌な予感はあった。

商社マンを東京駅で車に載せ一路栃木へ。途中佐野で降りて、名物らしいラーメンを食し、その後ホテルへ。開宴時間までぶらぶら栃木蔵の街を散策し、土産を買ったりした後、会場へ向かった。

約40の栃木中心の酒の蔵元と岩下漬物含む栃木の食品メーカーや店が入っての立食形式であった。話しを聞くと椅子席にすると本当に宴会が始まるからこの形という話しに納得。仕出しのおつまみが囲い型9マスの弁当容器8つに入り、残りの1マスにおちょこを置いて酒をもらいに回るのである。

ステージでは地元の祭関係のお囃子、二胡の演奏、尺八と琴の演奏、民謡など雰囲気を盛り上げてくれる趣向で凝っている。

結局、酒は購入せず25種以上試飲したであろうか。家への土産に煎餅と、自分の腹の中に蕎麦と鰻のおにぎりを納めて、1時間半で会を後にした。

感想は率直に、来年も開催されるなら来ようである。200人予定が軽く上回る結果を見ても成功のイベントであろう。飲酒運転をしないという誓約書を入口で書かせるのも好感を持った。警察官がいたかどうかは確認できなかったが。街興しに中堅所が一生懸命な街は期待がもてる。一つの形を見させて頂いた。工夫や情熱が人を集め、また来ようの気をどのように起こさせるかにあると感じた。

私見で、飲んだ中で一番のお勧めは、惣誉(そうほまれ)酒造株式会社の「純米吟醸」。冷さず温めず飲めるお酒の宣伝文句に偽りなかった。すぐに飲んでおいしい、ある意味こういう試飲会にはもってこいの酒かもしれない。

悪い予感は的中。帰り道居酒屋梯子に、最後はファミレスに寄る始末。長い金曜日の夜であったが、その商社マンの携帯電話にメールで、先の社長から弊社製品に注文が入ったとのことで救われた。

東京五輪誘致

2009-07-12 14:40:02 | Weblog
万博を開催するのと、オリンピックを開催するのと、どこが違うのだろう?

鈴木都知事の私欲と、石原都知事の私欲と、どこが違うのだろう?
きっと枝葉末節で異なるのだろうが私には理解できない。

今日は都議会議員選だが、国政の波をかぶって、今一つこの焦点はぼやけている気がする。選挙前の有権者意識調査でもこの項目はランクが下。それでいいのだろうか?論議もぼやけているように感じたが…。

実際、ほくそ笑む顔がいくつか浮かぶ。まあ何となくチェンジしそうな感じはあるが…。

分割と集合

2009-07-08 05:31:15 | Weblog
相反する言葉が今年のこれまでの流行になっている。

まずは前者。ワークシェアリングなどはこの不況下、周知の言葉となったが他にもある。カーシェアリングもその一つ。車の維持を二、三人でするというもの。毎日使うものではないマイカー族では維持費がかかる。よって分割負担する考えが広まっている。我が息子もそうだが、我々の若い頃は車がステータスで、なかったら彼女もできなかったが、今では様変わりして、学生数人でルールを決め、シェアしている。

他には薬などの小分け販売。胃薬や風邪薬など全部飲み切れないものを必要分だけ売る商売で、好評を博している。

後者の方は、詰め放題商品の人気やコストコに代表されるまとめ売りである。量で安くの経済概念そのものの商売。ただしこちらはその後の分割事象が内包されている。

つまるところ、まとめて買って細かく売るところに利益がある訳である。我々の原料商売もそこがポイントだったりする。

機械的なネット非対面販売よりも、人間味ある小分け対面販売に未来があるような感覚を持つ私である。

ノーザンホースパーク

2009-07-02 05:59:10 | Weblog
新千歳空港から遠くないところにある馬のテーマパーク。この写真の馬が繋養されていたが、一目で競争馬名がわかる人はよほどの記憶力のいい競馬好き。競馬は記憶のゲームでもあるので、そういう方は馬券でも勝ち組だろう。

かの馬の名は「ダイナガリバー」

今、日本一の生産牧場の社台グループだが、そのグループ初のダービー馬である(昭和61年)。背中にはあの増沢騎手(ハイセイコーで有名)がいた。

さらに深く言えば、社台の名が轟いたのは、サンデーサイレンスの前、大成功をおさめた大種牡馬ノーザンテーストに因るものが大きいのであるが、実はその産駒の唯一のダービー馬なのである。

ちなみに当時からの癖である馬房内で首を左右に振る癖は去勢された今も健在であった。

他に繋養されている(つまり観光に一役買っている)馬はマックロウ、クラフトマンシップ、ツルマルボーイが目についた。

この施設はのんびりするにはもってこいだし、馬好きにはこの施設でしか売られていないディープインパクトものはじめ、土産が豊富でお勧めである。

バーベキューの匂いや修学旅行生の団体など遭遇したが、日がな一日にはうってつけ。訪れる価値ありである。