がらんどう 吐毒会

雑感で感じたままに…

裏情報

2009-10-30 05:48:08 | Weblog
1.10月8日、台風上陸の日に娘が沖縄に修学旅行で行く予定だった。私は中止と思っていたら嫁からかなり遅れて飛んだと連絡があった。知人の航空関係者に聞いたら、ドル箱路線は帰りの問題もあるからぎりぎりでも飛ぶとの話し。ただし人の少ない地方路線は飛行機も小さい上、搭乗少ないのが事前にわかっていたら早々に欠航決まるとの話し。

2.プラスチック、特に雑貨に使われているポリプロピレン樹脂やレジ袋等に使われているポリエチレン樹脂は向こう1年安定価格で推移しそうとの話し。普通原油価格や為替に左右されるが、どうやら供給過多。

3.温泉のトレンドは単純温泉が続いているそうだ。理由は日本的神経症(潔癖症)から匂いやぬるぬる感が嫌われているらしい。それ以上に硫黄泉、アルカリ泉だと旅館や設備の維持費がかかることの方が現代では無駄だとか。温泉付き住宅等は施工主から鑿泉業者は単純泉を掘って欲しいの要求まであると知り合いの話し。

4.国内の景気判断で間違いないのは首都高の渋滞具合を見ること。理由は不要だろう。株価や為替などよりも実にタイムリーで正確。先々週くらいから多くなっている。正月分の生産で忙しくなっているのか、来月分で動いているのかの見極めが難しいが。

5.10年以上に渡り中央競馬の単複オッズを研究し、理論を導き出し、実践している初老がいる。今年も一日5千円上限で賭けて来て数百万儲けている。一部馬券コピーも見せて頂いた。単複のオッズの動きをある方法で割り込み、数値化していた。書籍化検討も後数年研究したいそうだ。書籍が発刊されても私は競馬好きであり、数値好きではないので一切利用しない。

6.国際フォーラムで来週行われる中小企業展。毎年あり行っている。元気な中小企業が集まるので楽しいし勉強になる。仕事のヒントや就職の手掛かりをつかむのには最適。弊社も中小企業ゆえいろんな意味で参考になる。なお入場無料で2時間もあれば十分なので、是非。ちなみに私はこのイベントに縁もゆかりもない。

最近のニュースで思うこと

2009-10-27 05:17:18 | Weblog
1.参院補選で勝ったと喜んでいるが、地方の市長選では結構負けている。

2.埼玉や静岡は助け合いできているのに、千葉は共倒れか。

3.身障者を70%以上雇用している企業訪問見学したことは評価するが、それを利用だけするなら最悪。しっかり見続ける必要あり。

4.正月の高速千円が元旦から五日っておかしくないか?年末には帰るな、か?それが、公共交通機関に対する対処ならもっと方法あるだろうが一応評価はしよう。

5.交通事故で言ったらひき逃げと自損事故くらいの差があるのに、後者へのスポットライトの方が強いマスコミ。特にテレビ。やっぱりマスゴミだな。リサイクルも効かないような。

6.時期外れの台風二波。温暖化の影響わかるが、時期がズレたため悲喜こもごも。地球単位より自分単位になることは致し方ないのか。

7.核がいない時にスポーツやレースにはブラッドが台頭する。覚えておいて損はない。

8.トランプのババ抜きでわかるように少し上げたジョーカーを引くバカはいない。寄って横のカード引くのだが…。単なる騙しにひっかかったなら笑いで済むが、カード全部がジョーカーだったら洒落にならない。


(写真…竜頭滝と紅葉)

女性のマナー違反

2009-10-24 22:37:47 | Weblog
先日、ナイター競馬でのフラッシュ問題を書いたが、新聞によると木曜日、観客側に打ち込んだ石川遼のゴルフボールを女性がピックアップして持ち替える寸前だったらしい。

スポーツ観戦にとどまらず、何かをするには最低限のマナーは知識として必要なはず。少なくとも一緒に行く人が教えないとならないことと思うがいかがなものか。

高速のパーキングエリアなどでの、男性トイレへの侵入だとか、昨日も見たが、通勤電車内での人目憚らない化粧、つけまつげとかつける作業までしていてびっくりした。これらは男性が女性トイレに入ることや、通勤電車の中で食事したり、もっと言うと酒を飲むのと変わらないことである。

つまり、これらすべては自分勝手で周囲に大迷惑をかけている出来事である。本人は自由と履き違えている。自由はモラルや自己責任の上に成立するものだが、それがわからない人が多くなると「禁止」の旗が振られる。そういうのは増えて欲しくない。

最近仕事上でも、ビジネスでの常識を守らない女性が増えている。顕著なのがアポイントの反故や飲み会でのモラル。遊びとの勘違いである。

最近草食系男子や肉食系女子で語られることがあるが、要は男性の女性化、女性の男性化で、リードは女性であることは言うまでもないことか。ユニセックス化。変化することは大事だが、人間本来のコミュニケーション行動が変わっては生態系まで変わる。

「秘すれば花」は古いのだろうか?

ユキチャン

2009-10-23 05:36:07 | Weblog
画像悪いがナイター競馬ゆえご寛容を。それにしても「禁止」札出し、声出し「フラッシュたかないで下さい」と係員が叫んでいるにもかかわらず、あちこちで光っていた。特に女性の携帯カメラが多かった。この人達にモラルを問っても無駄だ。

ユキチャン。中央デビューの白毛馬。もちろん白馬の天使に憧れ抱く乙女には、格好の被写体だろう。

中央競馬所属時にダートで勝ちあがったが、芝の適性が弱く、ダート戦線へ。中央のダートは壁が厚い上、牝馬限定がなく、成績による出走除外も多く、この夏、勝ち鞍のある川崎山崎厩舎に出走機会を求めて移籍になった。ディスタフはその初戦だった。

大きなレースを一度勝っているがため、58キロの酷量を背負わされての出走。見せ場ありも直線こたえての3着だった。

スターホースであり、これからも注目集めるのは確かで、実力以上の人気になるのも確か。調教師にかかるプレッシャーは相当なものと感じる。

それにしても前レースが走る前にパドックに人が群がるのは初めて見た。それ位人気ある馬を活かすも潰すも南関東4競馬場の関係者の努力次第だろう。間違いなく集客力のある馬であることは実証した。

築地市場

2009-10-20 21:18:12 | Weblog
移転騒動の築地市場。
五輪誘致も失敗に終わり、何もないところに作った、ある意味秘境駅のゆりかもめの市場前駅もこのまま宙に浮くのだろうか?

個人的に思うのは、土地の価値的なものは私達にさほど関係ない。歩いて見て思うのは、消防法的な部分。なんだか怖いのである。

母は昔、地下街が怖いと言った。逃げ場の問題と。同じ感覚を私はここに持ったのである。

東京の昔ながらの部分には日本人より外国人の方が敏感で、せりなどを撮影で邪魔をしたりしたと報道あったがわかるような気がする。

後、始発電車からの早朝買い出し組がゆりかもめ市場前だとどうなるか、想像すると何となくわかる。

アメ横、雷門、かっば橋など江戸の情緒、江戸っ子の粋が残る場所の保存もある意味大事だろう。

どこを進化させるかどこを旧態で遺すか、環境も含めた論議を期待する。

真岡駅

2009-10-17 23:34:41 | Weblog
いろんな駅選定物に選ばれる駅。SLのC12-66号機が保存され活躍している駅。駅舎のモチーフがSLの駅。古い列車や機関車、貨車、車掌車が残されている駅。転車台が残る駅。

栃木の真岡駅。関東鉄道とJR水戸線の下館駅からモータースポーツの聖地の一つ、ツインリンク茂木のある茂木駅まで走る真岡鐵道の中心駅である。SLは夏場の休日に運行されて人気を博している。

地方都市において地方交通の存続は、そこに住む人の意識にかかる。和歌山の方では廃止寸前の鉄道を地元住民が支えた。片や茨城の石岡から出ていた路線などはそれが薄かった。

車にとって変わってしまった社会では、取り返しのつかないことがこれからも起こるだろう。

しばらく見ていたが、列車等にも工夫されていて、個人的にはこの路線はとにかく残ってほしいと思った。

コロッケパン

2009-10-14 13:52:12 | Weblog
結構取り上げられるが取材は拒否の店らしい、元祖コロッケパンの店。チョウシ屋。場所は週刊誌の如く東銀座、歌舞伎座の裏とだけ言っておこう。

築地から銀座に向いて歩いて、思い出して久しぶりに寄った。味を思い出し寄り道させるのである。店主も従業員も実に気さくな方だ。

東京B級グルメと言うと失礼かもしれない。基準がわからないからである。

いつも思うが「おいしい」の基準は、生まれ育った環境も含め異なる訳で、ここのコロッケパン、メンチカツパンは私にとってはおいしい。

評価基準が費用対効果だとすると、コロッケパン一般の価格からしたら、コンビニの倍以上するので、A級になる。

関西でミシュランとやらが懲りずに発売され、またマスコミに踊らされている。生きている限り自分の舌が一番で他人の評価を気にしても仕方あるまい。外れるも八卦で数こなすべきなのである。この本の舌の持ち主だって同じ店に何回通ったのかと思う。

所詮庶民が行ける店ではなく、店側も「高くておいしい」を宣伝してもらえるなら、高額所得者がお客様での勝負において、かつ大多数のカタログ信奉者の中で勝てるネタなので、それこそおいしいだろう。

私はあくまで1万円で一日20人で成立の店と千円で一日200人で成立の店なら、迷わず後者を選びたい。ハレの日なんてそうそうあるものではないだろう。ならば普段から行ける店を探しておくことが人生を楽しくする気がするのだが…。

最後に是非チョウシ屋、探し出してほしい。

ドイツビール祭り

2009-10-11 23:06:50 | Weblog
得意先に誘われ、断れずに参加した栃木市の正式名称は覚えていない祭り。

栃木を流れる川沿いの公園を舞台に10月9日~11日まで開催されるドイツビールのフェアである。

9日は夜、ライトアップの点灯式に間に合うように行った。得意先の顔を立てる意味もある。

5時から2時間参加して、秋の夕暮れにおつなものと感じた。

桟敷席を希望しなければ無料。桟敷席料金はドイツビール1本とソーセージ、ピクルス、ポテトが着いて2千円。足りない人は周囲に出ている露店(だいたい栃木に店構えている業者)で買って自由に持ち込める形。桟敷以外には無料の席も設けられ、お歳召した方々や子供連れの人達はそちらで楽しめる仕組みになっていた。実に親切である。

こちらは気を遣い高いがドイツビールを追加して、外から鰻や栃木焼きそば(じゃがいもが入っている)、もつ煮やタン塩、キムチやチヂミなど買って2時間の大宴会を堪能。ステージの茂木議員ほかの挨拶も短くすぱっとしていた。(もちろん次回選挙のためか後援者挨拶はしていた)ドイツ民謡他、演じるグループに拍手を送り、楽しんだ。

以前の利き酒会といい、こういう草の根の頑張りに応援したい。民間の誰かが舵取してやれば、こういうイベントはやり方次第で成り立つ。もちろん儲かる人がいるだろうが、娯楽の場を与えてくれるなら目をつぶれる。次回は2月に焼酎関連のイベントがあるそうで、一緒に行ったうわばみ達ともれなく参加を約した。

もちろん得意先とは三次会まで流れた。

(写真、不鮮明失礼)

秋の改編

2009-10-07 05:52:51 | Weblog
関東圏のFMラジオ番組改編は、特に大きい動きなかったものの、スポンサー数が激減、頼みの綱の娯楽系のスポットも少なくなり、さらに不況が進んだ気がする。

放送自体の企画も新聞雑誌の受け売りやリスナー投稿だけで作っている番組が多い。少しのスポンサーに媚びいって、そこにおじゃましての番組も存在する。これなどまだ良い方だろう。コンセプトや企画があるからである。
中には本当にキャラクター活かした、中身勝負の番組がまだ残っており、私はそれらを聞いている。想像力を掻き立ててくれる番組を。

テレビ嫌いのため番組表しか見ないが、それだけでひどさがわかる。単価の安い芸人さんの使い回しや再放送。中には二本撮りならぬ二番組撮りまで存在。ますますおかしい番組作りが目立つ。

今こそ本当ならスポンサーを乖離した「真の番組作り」を目指すべきで、本当にいい番組を作って、スポンサーに対して優位に立てるチャンスだと私は思うのだが…。

インターネットサイトに負けているからしかたないと言った知り合いがいるが、それと同じ作りすると、スピードで負けるのは当たり前のこと。インターネットとテレビとラジオ、すべて別物と考えないと行けない。そういえば天下のNHKがラジオ番組的なものテレビに転化して流しているが安直過ぎる。

私は、目立たぬいい番組を作ってきた人が、使い捨ての番組作りをして来て成功と考える一部の業界人に汚染されてしまったように思うのである。

いじめの構図

2009-10-01 05:38:22 | Weblog
「いじめ」に関して、最近娘の周辺であったことを記す。

娘は要領いいために、中学時代からどのグループにも属さず、うまく立ち回ってきたことと、性格自体が男っぽいため気にしない性格のため、いじめられなかった。まあむしろ相手にもさほどされなかったと言っていいだろう。4~5人でサバサバしたグループになっていた。

娘の中学時代の友人が娘と違う高校に行って、今2年だが、いじめに遭い続けている。それは同じ中学から上がった別のグループの一人の女が「あの娘、中学から変だったの」とみんなの前で指して言った時から始まったらしい。徹底無視の仕打ちが一年。

とかく女はつるまないと生きて行けないらしく、ラジオで以前、女子大などは始めのミーティングの3秒でグループが決まり、そこで漏れると大変と言っていた。つまり「集合の中の自分の確認作業」なのであろう。すなわち、みんなと一緒が安心で、その確認作業を瞬時で行う生き物に見える。日本の女特有との声も聞いた。経験からもそのように見える。

つまり、先の友人は、そこでつまはじきにされただけでなく、完全無視の仕打ちを、たった心ない一言で全員から受けているのである。教師の目には「行動がない・事件性がない」からいじめには映らない訳で、親が相談に言っても、「そんなことありません」の一点ばりだそうだ。結局2学期から学校に行けなくなり、精神病院に入院した。私が親なら、その一言を言った女の親に怒鳴り込んでいるだろう。そしてそれ以上の仕打ちを子供が受けるだろう。今教師は何を思っているのだろうか。指導力ってなんだろう。

我が娘は、時折、わかっていたので、時間あるときは会うようにしていたが、娘いわく「中学の時と変わんないよ。ただ高校では一人ぼっちみたい。」鈍感な娘と敏感な友達の違いか…。

私達の70年代くらいにもあったが、それは汚いや貧乏がいじめにあった時代で悲しい時代だったが、今や考え方や生活スタイルの相違がいじめの対象であり、これはこれで違う意味で重く悲しい。

「心ない一言が人生を奪う。」親はすべて意識していなければいけない。自分の子供はいじめの加害者でも被害者でもないと考えるのは大きな間違いで、少なくとも被害者でない限り、加害者である可能性は大きいのである。逆に被害者になっていたら、加害者側になることはほとんどないのが今の「いじめの構図」だ。

話しは変わって、息子は小学生の頃、運動ができず、そのくせ大人びていたため、いじめに遭った。親の教育にも問題あったと感じている。ただ、人に迷惑をかける子供ではなかったのは先程の論の通りである。「中学に行きたくない」(小学校持ち上がりのため)と息子が言い、当時県初の中高一貫校に応募、20分の1のくじ引きの後2分の1の入試に合格していなければ、今の息子はいないだろう。(その中高一貫校の問題は古いブログにある)

とかくいじめは無くならない。考えれば当たり前で、いじめと言うのは差別化作業。資本主義も弱肉強食内の差別化作業。つまり資本主義社会である限りいじめも無くならないものなのである。

生きにくい疲弊した社会になったと今回の娘の友人の話しを聞いて感じた。「かわいそう」と言うのも軽すぎ、手を差し延べる手段も見当たらず、涙するしかない私である。

会社組織や政治、宗教にまで存在する「いじめの構図」。根深い日本の社会の闇の部分なのである。

(写真は9月23日付けブログの添付忘れ)