無駄について考える

世の中、無駄と思われる物はたくさんある。

無駄とは何かは個々に考えることは異なる。もちろん価値観の違いによる、無駄と感じる物について書くつもりはさらさらない。

しかしながら誰が見ても無駄と感じるものがあちこちにあり、その存在はだいたい行政や国によって構築されたものであることに気付く。

例えば、行政区が変わるためにつながっていない橋だとか、使われていない建物など、とにかく行政に関わるものの中にかなり見受けられる。

もちろん有形のものだけではない。独立法人や宗教法人などの団体の中にも、全く体を成していないものもある。

共に存在が無駄なだけでなく、さらに無駄なお金が出ていたり、入るはずの税金が逃れられたりしていて、プラスマイナス倍の損害にもなっている例があるのだ。

物以外にも無駄はある。

時間は仕事上では個人のものではない。有効に使う方法を考える。そのために必要なものが準備。準備がない行動は無駄になることがほとんどで、社員にはそれを教える。営業中に睡魔に襲われ、眠ることも、最小限で、次の目的遂行のためなら問題はない。

ただ遅刻は相手に最たる無駄を与えると考える。例えば５０人の忘年会に５分遅れたら、２５０分が無駄。この考えは重要なことだ。社員には朝遅刻するくらいなら、午前中有給休暇にして休めと説いている。

無駄とはつまるところ、目的のない、または目的を見失った、有形無形のものである。

今一度、無駄について考えてみると、家中、会社中、街中、頭の中に存在していることに気づくだろう。

函館

魚の味覚を求めて時折函館に飛ぶ。おいしい寿司屋があるので目的の一つが、そこに行くことになっている。

羽田から１時間と少し。空港はこぢんまりとしていて、待機場がないので、必ず他に向かって飛行機は飛んで帰る空港である。ただこの日は不時着したＦ１６戦闘機が並んで留まっていた。

函館競馬場もこぢんまりとした所ながら、ロケーションは抜群で、海や函館山(臥牛山)が拝める。設備も最新で、落ち着ける所。

歴史的には五稜郭と青函連絡船、北洋漁業基地がポイントになろういずれもすぐに見学できる。資料館などもこぢんまりとしていて見やすい。

函館市、いや町全体もこぢんまりとしている。言い方変えればコンパクトに出来ているので、レンタカーあれば要所は一日で巡ることができる。

純粋に物見遊山での観光ならば２日あればことが足りるが、こういう町ほど奥行きは深い。北海道で札幌に次ぐ都会と称されるのはそのためだと思っている。

ちなみに函館駅横にある朝市は、かなり店によって当たり外れがある。私が必ず蟹を買う店も、寿司屋の紹介ゆえ、当たりのみ頂けるが、一般の方は注意しなければいけない。土地の人に聞くと、顔なじみになることらしい。いずれも同じで投資は必要な訳だ。

啜るという行為

最近急に妻がみそ汁を啜って飲むなと言い出した。お茶についても言う。熱いものをいきなりは難しい。もちろん、１００％適温になっているなら啜ることもないだろう。

そばは啜って良いが、パスタと言うかスパゲティーは駄目は、国際的なマナーだろうか。私はわからないが、子供の頃に両親に教えられ、注意して使い分けている。ただラーメンはどちらに入るかわからない中、私は熱いということもあり、啜っている。

啜るという行為でいうと、ストローのマナーも微妙にわからない。もちろん、最後に音を立てるのはマナー違反とは思うが、最近ではチョコレートなどの具のある飲み物はもったいないので啜ってしまう。

酒はどうだろう。熱燗は啜って飲むが、日本酒の冷酒も一気には無理ゆえ、少しずつ啜って飲む。洋酒でもビールは啜らないがウイスキーとなると、流し込まずに少し啜って飲んでいる気がする。これはアルコール度数によるものかもしれない。

マナーのほとんどは歴史的なものと見苦しいか否かから成り立っていると思っているが、物理的に無理なものも、たくさんあるだろう。

気にし過ぎると、食べたり飲んだりもできない。周りに気を遣うことが、大きなポイントで、相手や環境によっては目くじら立てることではないような気がする私である。


(写真…羽田空港５０番ゲート付近のコーヒーとナカジマコーポレーションのカエル)

ついていないと思うこと

今朝７時の新幹線で関西出張。さすがにこの頃の朝は静かで眠れる。出張族が多いからだ。途中、大きなくしゃみや咳込みは、年配者でご愛敬。

ところが、名古屋から乗ってきた歳の頃は３０代くらいのアホ女性には辟易した。

私は３人掛けの窓際、その女は通路側。座るやいなや、どかっと、かばんを間の空いている席に置き、かばんから化粧道具取り出し、化粧を始めた。男にとっては女性の嫌な行為の上位に来るだろう。

その間に、ワゴンを止めて、弁当購入。売り子さんに
「何故、２種類しかないの。」
と詰め寄る始末。

約３０分くらいしただろううか。まあ見事な変身ぶりだった。私は匂いでむせそうだったが、我慢した。

少し眠りに入った瞬間、携帯の音が鳴り響いた。その女性、おもむろに止めていたが、周りの方々は私の方を見ていた。周囲を伺い、何事もなかったようにメール打ち始め、携帯電話の周囲についている鈴の音、響かせながら閉じた。

その後、買った弁当をおもむろに食べ始めた。京都で降りる人達が、バタバタして、皆チラ見して行くのを意に介さずだった。携帯電話弄りながら、かつ女性雑誌の結婚ネタのところを読みながら。京都を過ぎ、気づけば、幕ノ内弁当を完食していた。

きっと得てしてこういう女が何故結婚できないかを考えたりしてるのだろうし、こういう女にひっかかる男が不幸にも大量にいるのだと考えている中、新大阪に新幹線は滑り込んだ。

この女の片付け待って出たため、一番最後になったが、おかげで今回はお土産を忘れずに済んだ。


とにかく、こうしてブログネタ作ってくれたことに感謝するが、一日を暗示するような出来事だった。


(写真…手を頭にあてている女が本人)

齡を取ったと感じたこと

※道端やトイレに唾を吐かなくなった。そういえば啖も最近ない。もちろん齡はそこそこ進んでいるのにだ。思いの外、健康なのだろうか。風邪らしい風邪もひかないし。


※昔の自販機を見るとつい買ってしまう。瓶コカコーラの自販機やカップヌードルの自販機など。懐かしさがそうさせるのだろう。


※若い女の子見てもときめかなくなったのは、どうだろう。娘を見ているせいだろうか。得意先の同い年の営業マンは高三の娘いるのに、風俗通いに元気な様子見ると、私が枯れたのだろう。


※道の駅五霞で見つけたこんにゃくのアウトレット品にはまっている。うまいのは種類や大きさがばらばらのせいと思うが、炒めてとおでん風に煮て食べたが、あまり好きでなかったものに釣られたのも、年齢のせいだろう。


※先日関西の今昔写真を載せた本を買った。古い写真は懐かしいのだが、今の写真見て驚いたのが正直なところ。そういえば昭和３０年代の分県地図も買い込んでいる。関西と関東は面白いが、地方は古い鉄道があるかどうかしか楽しみなく、今一つだ。ただ古い地名が好きなので、十分ではある。


※体があちこち痛い。特に関節。痺れも血管細いようで一分で来る。ストレッチも全く無理、あぐらもかけない。困った体になったものだ。



(写真…神戸三宮交差点)

理解できないこと

★高速出口で、「強行突破取り締まり中」の看板。どの程度いるのだろうか。シャッター棒が何で出来ているか知っているからだろうか。馬鹿な貧乏人論理がほとんどだろうな。まだフリーウェイなんちゃらが暗躍しているのだろうか。


★早めに解散しないとさらに支持率が落ちていくという意識がないのだろうか。自民党が今解散求めるのも、橋下ん家の準備が整う前の意識がわかるが、その方が民主党にとってもいいと思うが。


★ベイビーレイツ？ＡＫＢ４８の寄生虫、小判鮫アイドル？あーわからない。全国どさまわりアイドルもいるらしい。アイドル稼業も大変なのがわからない。そういえばＡＫＢだって当初いつでも会えるアイドルだったっけ。


★復興予算がザルだった。言葉遊びで骨抜きに官僚にされ、実際被災地に落ちている金は２０％に満たないとか。だれもかれも自分がよければそれでよしの利己主義。税金払っている人はもっと関心持たねばなるまい。


★あるメーカーに架かってきたクレーマーの実態を聞いた。その筋の方々には戦々恐々ではあるが、一応一定線での弁えはあるとのこと。難儀なのは、理解力に乏しい馬鹿主婦と零細企業の社長だとか。要は金の亡者ほど、つまらない小さなことを大きく取り上げるということだとか。要はケツの穴の小さい奴ほど、取るにたりないことをクレームつける訳だ。経済活動的努力なしに詰まっている輩が多いということ。まあこういう輩に成功はなく、会社なら倒産にまっしぐらだろう。ちなみにだいたいのカスタマーセンターでは録音するようになっていることを覚えておこう。言った言わないやつじつま合わない勢いトークでは勝ち目はないのだ。



(写真…アキバ４号って。たしかに正しくはアキバガハラだったのはわかるが…。)