がらんどう 吐毒会

雑感で感じたままに…

都会のおかしな光景

2013-05-24 12:02:01 | Weblog
◎都営大江戸線新御徒町のホーム上の椅子にサラリーマン4人。平日、時間は13時20分。二人は睡眠、二人は携帯電話いじり、各々他人風情。内外周り共に電車到着。私は乗り込み座ってその椅子見ると、誰もたちあがらずそのまま。昼休みでもなく、スーツ姿のその光景は不思議だった。


◎とある渋谷のスパゲティー屋で昼飯。私達が打ち合わせしながら食していると、OL女性二人の組と学生らしい女性二人の組が入ってきた。OLグループは二人してタバコ吸いながら、注文。携帯電話いじりながら一言も会話なし。食事終わると、片方からいこうかの声。結局会話全くなし。学生らしい二人はベンチシート側に座った、派手な短パンの両足を椅子に乗せ股開き。来たスパゲティーと後一皿は未確認だが、それらに恐ろしいくらい塩を振りかけて食べていた。その向かいの女性はひたすらドリンクだけで本を読んでいた。ちなみに私の食べたベーコンとツナのスパゲティーはしょっぱかった。


◎地下鉄改札抜けてホームへ降りる階段。横を若い男性が駆け降りていった。後に5人くらいが同じ勢いで駆け降りて行く。ホームに着くと若い男性は女性と談笑。後の5人くらいは所在なげ。私は時刻表を先に見ていて平然と歩いておりた。やめよう駆け込み乗車。都会であればなおの事。


◎展示会場が東京近郊はどこもが結構駅から距離がある。地代の関係もあろうが、10分以上かかるところが多い。それゆえ近距離でもタクシーを乗る人がいる。その間に商店ができる。ある学者は経済効果にいいなどというが、実際人の集まりは駅に近いところとは大差になる。写真のビッグサイトに行くのも、ゆりかもめとりんかい線では駅からの距離で、ゆりかもめからの人が多い。
これから作るならば、新幹線や特急が止まる駅のそばがいいのではと思う私である。


(写真…環境展、毎年見に行くが、年々規模が縮小しているのは、集客の問題で、高齢化など、来づらい拝見もあると見ている)

犬吠埼灯台

2013-05-20 06:45:05 | Weblog
関東の東端、利根川が海に流れ出るところにある犬吠埼灯台である。一級灯台で無線航行システムの電波塔も隣接している。


ところで、ほとんどの灯台の名前には埼玉の埼の字が使われている。「さき」は先と通ずるが、埼、崎、碕と三種類あり、埼は樹木が生えていない崖が海に突き出たところの意味。後の二つも山と石になる。


元に話しを戻し、今回仕事の合間に回ったが、海沿いらしく、あいにくの濃霧。さらに平日とあって、年輩カップルか若い女性のグループしかいなかった。観光地ではあるが、このような施設は多いだろう。


気になったのは埼の入口辺り、観光地入口雰囲気のところにあったホテルを改築していて、予定は高齢者宿泊施設、つまり老人ホームができる感じ。場所柄どうなのだろうかと不安を感じた。


ここのトリビアは昨年できた白い郵便ポストと階段の数だろう。


白い郵便ポストは昨年設置され、ここに入れると銚子郵便局で風景の入った消印が押される。東京駅内のポストと同じ感じだ。ちなみに白いポストはここだけ。有害図書ポストと間違えるおそれがないからのようだ。


階段の数は設計時イギリス人技師が九十九里にちなんで99段にしたらしい。


本州最東端は宮古市のトド(魚へんに毛)ケ崎になるが、毎年初日の出の話題や天文関係の東から始まる話題はここからで、それだけは不思議である。

コンパクトシティ

2013-05-11 22:07:59 | Weblog
日本は金本位ではなく土地本位だという経済学者がいる。疑問は残るが、私もそう思うことが時折ある。以前、福島原発周辺、20キロ半径くらいを、国が買い取り、高いコンクリートの壁作り、その中に瓦礫など閉じ込めればと書いたことがあるが、無理は承知。それは土地へのただならぬ執着のある人が多いからだ。


これからの話しもそれ。以前書いたかもしれないが、昔商社マンと話しあった内容に近いものがあった。震災の東北地方に生まれてきた考えの一つがコンパクトシティ構想。分散していた家々を一カ所にまとめて、管理しやすくする考え方だ。


以前と被るかもしれないが、私の考えは、例えば北陸。今の特急停車駅の上に、大きなビルを建てる。その中に病院から介護施設、スーパーマーケットやら役所、銀行までまとめて、そのビル一つで生活できるようにするというもの。先祖代々の土地を国が買い上げ、そこに住まわせる。墓についてはまとめられるところはまとめたいが、寺の問題もあるだろうから、緩くしておく。


メリットは、言うまでもないだろう。特急停車ゆえ横移動や、都会に出るのも楽。都会から戻るのもしかり。交通渋滞も方法によっては減らせる。デメリットは心のケアが必要になることや農業などを続けるならその交通手段は絶対。ほかには景観維持などだろうか。国が買った土地は、それでなくても演習場が少ないと言っている、自衛隊が使えば、土地もそれほど荒れない。


とにかく高齢化社会において、コンパクトシティ構想は妥当だと、そろそろ老いが始まっている私が思う。少なくなる若者や周囲に迷惑かけない方法を考えねばならない。そのための障害が土地本位制にあるのだ。



(写真…以前首都に推奨した米原駅の西口)

渋滞や公明党や

2013-05-08 12:38:13 | Weblog
■先日社長が「一宮に明日から車で行くが、混むだろうか?」とゴールデンウイーク前に質問してきた。「東名高速は大渋滞ですよ。」と答えたら、「何言ってんだ。」と言われました。上総一ノ宮のことだった。私は東海の一宮を想像していたのだ。
この手の違いは、こちらに来て結構ある。松山と言えば東松山だし、久留米と言えば東久留米のことだったりする。
土地土地によって近場の呼び方があるので、思い込みに注意する必要があると思った。


■その連休の渋滞、前にも書いたが、連休最終日は意外と空いている。最終日前日と翌日朝に渋滞が起きる状況である。分散されている事実はいつ出てもあまり変わらない状況で、昔のような集中的な渋滞は高速道路では少なくなっている。それは下り坂から上り坂のサグ部の認識がドライバーに浸透してきたことも一因である。もちろん事故渋滞や故障車渋滞が以前より増えている感じはしている。首都高に関して渋滞しているときは、景気上向きのバロメーターであることは前に書いたが、最近かなり増えてきている。


■7月の参議院選挙に投票お願いしますと公明党関係者からの攻勢が日増しにあり、すでに4人の創価学会員から頼まれている。うち一人は専務、一人は社員、一人は昔の彼女、そして一人は10年前から賀状も途切れた、亡き母の妹の旦那、つまりおじさんからであった。封書が届きびっくりして、何事と思い封を切ったら、チラシと応援依頼の手紙。
いい悪いを言う気はない。選挙も宗教も私から言わせれば、食事と同じで個人の好みの問題である。ただ自分の定位置を持っていない人が踊らされるのは、詐欺師の餌食になりやすいのだ。
ただ公明党支持者を偉いと思うのは、自分達が進むべき道を、信ずるものに従って団結することにある。実は会社組織のもっともあるべき姿と同じだということに気付かさせてくれるのである。



(写真…首都高、八潮の渋滞)

雑感

2013-05-04 18:51:23 | Weblog
★都内を歩いていて最近思うこと。若い女性は短パン、もしくは、今なんと言うかわからないが、昔で言うとキュロット。年輩の女性は長いパンツ。共に黒基調かデニム。判で押したような格好。女性誌の影響なのだろうか。判で押すなら、OLの制服姿の方が見映えすると感じる近頃。
ただこの時期は新入社員の姿が初々しく眩しいので救われる。
私も含めおっさんどもはもっと見映えしないスーツだから。


★あまりにもあちこちに、特に関東近郊はもう数えられないくらいにできたアウトレットモール。本来の意味を履き違えた店舗も多く出店され、流行りの商業施設と区別つかないものも出てきた。昔書いたが初期のアウトレットモールのふじみ野市にあるリズムは姿を変えた。最近私は既に飽和による淘汰の時代が来ている中、テナントの動向が気になるのだ。


★店は同じだが、異動があったのか、店員が変わって行かなくなったところが、飲食店と衣料品店の2店舗ある。前者も後者もチェーン店で仕方ないといえばそうだが、やるせない。物で買っていたのではなく、者で買っていたと気づかされた出来事だった。


★ここのところ囲碁将棋の戦いが面白い。前者は井山五冠、後者は渡辺三冠がキーマンである。共に30歳に満たない。王者の風格はさほどなく、昔の棋士達のような豪放磊落、奇人変人の類いからは遠く、知的な感じである。コンピュータ世代らしい感覚も持っている。将棋においては、先日A級棋士がコンピュータに負けたが、これからは人間同士の戦いでなくなっていくのか不安は私にはある。


(写真…奈良の長屋)