がらんどう 吐毒会

雑感で感じたままに…

最近感じていること

2014-11-21 11:10:15 | Weblog
◎鶴竜豪栄道戦。かなり鶴竜は非難されるべき。以前変わられての一言はなんだったのか。もちろん勝たなければは解るが、それ以前の問題。横綱とは、プロとはを考えて欲しい。日本人ではないからは言い訳にはならない。日本人以上に日本を認識している先輩がいる。


◎JT杯羽生渡辺戦、早差し得意ではない渡辺ニ冠の勝ち。形を考えての初優勝はお見事。羽生名人と互角以上に戦えているのは彼だけ。相性というのは確実にあるという事例だ。


◎この秋の競馬G1、新聞紙上も賑わせているが、重賞未勝利馬が5戦連続優勝という椿事。下剋上とのたまう方々いるが、実際世代交代感もなく、群雄割拠というのが私のイメージ。果たしてマイルチャンピオンシップはいかに。


◎Jリーグも週末佳境。優勝争いはもとより、応援しているアルディージャとモンテディオの行方が気にかかる。両チーム同士の試合が見たいので、願わくば残留と昇格の結果がうれしい。逆の降格と昇格逃しの公算の方が強いか。いずれにせよ目が離せない土日である。


◎ダルビッシュと女性セブンの確執。私としたら週刊誌否定側ゆえダルビッシュに拍手。それにしても、この時期の相次ぐ恋愛発表劇も、たぶん週刊誌対策と見ている。集中外しの分散は実にいい守備だろう。


◎輸入商社と付き合いあるが、ここまで円安進むと年越せないと悲鳴上げている。石油製品が値下がり続けている中、輸入食品は値上がりしてくる。経済に歪みが生じている中、アベノミクスの効果を論じていることは無意味だ。大企業は株主にしか目が向いておらず、社員後回し。景気がよくなる理由は全くない。

くらやみ3題

2014-11-06 12:05:56 | Weblog
◆先日、趣味の集まりで遅くなり帰られなくなった。仕方なく頭下げて会員宅に泊めてもらった。一人暮らしながらまめな方らしくきれいに整った部屋だった。夜一献傾けた後、別の部屋に通され休んだ。電灯の紐を引っ張るとナツメ球が切れていて、暗闇になった。普段暗いと眠れないがこの日は酔いも手伝い眠りに落ちた。夜中トイレで目覚め暗闇に驚いたが状況把握はすぐにでき、座って少し待った。暗闇でも見えてくるもので、扉の位置がわかり部屋から出た。相変わらずの暗さでトイレの場所がわからない。電気のスイッチを見つけ押すとそこは洗面所だった。その灯りを基にトイレを見つけ無事事なきを得た。暗い中戻ると青白い光に腰を抜かしかけた。スマートフォンが光っていた。この光を頼れば良かったと気づいた。


◆先日ガソリンスタンドで用をたしたくなり入ると人検知で電灯が点く仕組みになっていた。便座に座りしばらくすると電灯が消えて暗闇になった。私は自動ドアも反応しないことがよくあり、生存反応には弱い。用が済み手探りで洗浄ボタンを押すと妙な場所に水が当たった。見える時には押さないボタンだ。いろいろ考えさせられた。押し直して終了後立ち上がったら電灯が点いた。パニックの時には簡単なことに気づかないことを悟った。


◆暗闇の一番の記憶は、東日本大震災で計画停電になった夜である。小さなLEDライトに、レジ袋を被せて増幅させ家族集まっていた。突然卒業式を終えたばかりの娘が外を散歩しようと言い出した。懐中電灯を持ちマンションの外に出たら、いつもは煌々と点いている広告灯や街灯、もちろん一般家庭の灯りも消えていて不気味なほど静かな夜だった。離れたところを走る車のライトだけが光っていた。ぐるっと一周の間に出会った見知らぬ人とも会話になったが、何よりも見上げた星空に二人して驚いた。田舎で見た星空には劣るものの、ここまできれいな星空が見られたのは、当時大きな被害にあった方には申し訳なかったが、幸せでもあった。ただあの夜は一夜でいい。今はそう願っている。