この、おかしな国、日本!どうやって生きていくのが楽しいか?

あ~あ~こんな国に生まれちゃったよ・・・・

みなさんの頭を混乱させない程度に・・・分かりやすく・・・

2012-10-24 08:37:04 | 日記
では、問題!!
(問題)
If you A( )harder,you B( )the entrance exam to A Univ.(もしあなたが、もっと一生懸命に勉強していたなら、A大学入試に受かっていただろうに。)
A.イ have studied ロ had studied ハ will have studied ニ would have studied
B. イ will have passed ロ have passed ハ had passed ニ would have passed
(答)A.ロ B.ニ
(解説)正解の文を、もう一度はっきり書きますと、If you had studied harder,(◎ここの動詞が過去完了形)you would have passed the entrance exam to A Univ.(◎ここに助動詞+現在完了形がくる)
この文の形は、みなさんなら誰でも知っているとおり「仮定法過去完了形の文」といいます。If(If節)の中の動詞が過去完了形になっているから、そう呼ぶのですよ!!!!いいですね!!!!!
 そして、この文の内容には、お母さんが、やっぱり案の定、浪人してしまった娘に向かって、4月になってから「もしあなたが、もっと勉強して・・・いた・・・なら・・・、あなたは入試に受かって・・・いた・・・のに・・・(このバカ娘!!)という気持ちが込められている感じがしてください!!!
 そこで、みなさんは、この「仮定法過去完了の文」を「現役構文=仮定法過去の文」と区別するために「浪人構文」と名づけたらどうですか??????この、女の子はやっぱりダメで、結局その年は「間に合わなかった人たちの」の世界だからです。
 そして、このwould have passed の部分、このwould have p.pの部分こそは、それこそ入試にはウジャウジャ、ゴロゴロと出題されているんですよ!!!!長文読解の下線部訳の中だろうが、文法問題だろうが、それこそ必ずどこかに入っているんですよ!!!!!訳のしかたとしては、「・・・していたら、・・・だったのに」となります。「仮定法・過去完了の文」が「仮実仮想」(すでに裏切られてしまった過去の事実)と呼ばれるゆえんなのです。
 しかも、時々は「もし・・・していたら」を表すIfの分のほうが消えてなくなってしまって、would have p.pの「帰結の文」(こっちの方が主人公の節、すなわち主節である)のほうだけがある場合も多いです。すなわち、仮定法の命は、Ifの文のほうにあるのではなくて、主節の方のwould,should,might,couldという、この4つの助動詞が使われている文の方にあるということなんです。
(註)このIf節は、「副詞節」のところで説明しましたよね???副詞節の8種類のうちの1つの「時・条件を表す副詞節」のまさしく「条件を表す副詞節」なんですよ!!!!!したがいまして、主節と区別する意味で従(属)節なのです。従(属)節というのは、主節に対して「家来のような節}のことで、主節の前か、あるいは後ろにくっついているのですが、どちらが主節でどちらが従節かの区別は、基本的には接続詞 when,as,if,while,though などが頭についているほうが従節であると決め付ければいいんですよ!そして、念を押して言いますがこれらが「副詞節」でもあるわけなんです!副詞節についてはくりかえし、副詞節の表に戻って読んでください!
 そして、よくよく考えてみますと、完全に「仮実仮想」を示している「仮定法・過去完了の文」よりは、まえにおはなしした「仮定法・過去の文」のほうが、微妙な点で鋭く複雑な内容であることが分かりますよね??現役の高3の女の子と母親のやりとりの方が実に微妙な時期(時間の流れの帯の上で)になされていますよね??「仮定法過去」は「現在で訳す」という厳粛なルールに気づいてください!!ですから「仮定法・過去」のほうが、ずっとむずかしい文なんですよ!!!!!
 しかし、入試の文法問題に出されるときは、「仮定法・過去完了」のwould have P.P のほうがかなり多く出されております!!!!!!!!この点については、これ以上触れないことにします。みなさんの頭を混乱させたくないからです・・・・、