日本の外事警察官(大きくは公安警察=政治警察の一部)は、例えば日本国内で北朝鮮のスパイを捕らえて拷問にかけ、情報を取ったあと殺して死体を海に沈めるといったことまでするらしい。
そういう非人道的な違法なことをすると、それに対する反撃がくる。相手方も黙っていない。「蛇の道は蛇である」から、この、蛇たち同士の激しい殺し合いは、私たち国民のまったく知らない水面下で繰り広げられている。
日本の外事課の警察官や、自衛隊(実質的に日本の戦前の憲兵隊に匹敵する)に所属する非公然活動を行う公務員たちは、戸籍や住民票を消して生きているそうである。
彼らは自分の家族にもその職務(公務)内容をいっさいしゃべらない。
せっかく公務員になっても、まるで現代の忍者部隊のような、あるいはそれよりもっとひどい暴力団(ヤクザもの)並みのけもの道に連れこまれてしまった人生である。いったんけものみちにまぎれこんでしまったら、もうその人はそこから出てくることはできない。
このような残酷な国家間の争いを行いながら世界は続いていく。