この、おかしな国、日本!どうやって生きていくのが楽しいか?

あ~あ~こんな国に生まれちゃったよ・・・・

ヨーロッパ人は、もう、分裂しようがないのだ・・・

2016-06-29 13:27:54 | 日記

「 英国民投票、「離脱派」勝利 51.9%獲得、選管発表 (2016年6月24日 日本時間 午後3時 )

「 日経平均、終値1286円安 16年2カ月ぶり下げ幅 」 (6月24日)

 私は、6月23日に投票があったイギリスの国民投票(ナショナル・レファレンダム)でのEU離脱派の勝利(51.95%の過半数)を、24日の昼頃知った。急いで何か書かないと、思いながら、翌日24日の 世界の株式の連鎖暴落を、24日(金)の金融市場の反応として知った。 

 日本の株も、1300円ぐらい下げて、日経平均が15,000円を割った。暴落がさらに続いて、12,000円台とかにまで落ちると、安倍政権が危なくなる。

 GPIF(ジー・ピー・アイ・エフ。 かつては悪名高い年福=ねんぷく=事業団)という日本国民の140兆円の年金の運用 (本当は、他にまだ600兆円ぐらい隠している)を、馬鹿が、やめとけばいいのに、株式投資から生み出そうとして大失敗している。また評価損が、8兆円とか出ただろう。それらの累積の損はどこかに、隠し続けている。

 「GPIFは、これまでに(15年間で)40兆円 儲(もう)かって来た」の一点張りだ。年金の減額が、激しく起こるようになったら、日本の老人たちが騒ぎ出す。そして飢えている、失業者たちが騒ぎ出す。
 
 私は、イギリスのEU離脱( BREXIT ブ「レ(エ)」グジット。Britain Exit ブリトン・エグジットの略。このE は、明瞭な「エ」で発声する)は、衰退するイギリスの運命だと思っている。だがいくら今更(いまさら)「EU=本当は、ヨーロッパ同盟=から出てゆく」と言っても、出て行きようがない。だらだらと、このまま、いつものヨーロッパ人の29か国の首脳(指導者)たちの、いつもながらの会議ばっかりが続く。

 今朝のBBCで、イギリス独立党(極右翼政党。ユダヤ人排斥を言わない民族主義に純化したことで国民政党に成長した)ナイジェル・ファラージュ党首( 同性愛者)がEU議会の会員でもあるから、「あなたたち、このEU議会の議員たちは、(威張っていて、ヨーロッパ各国の貴族さまの血筋の人たちだと私は知っているが)、何か仕事をしているのか」と、嫌味を言って、反発の怒号と顰蹙を買っていた。

 フランスのマリーヌ・ルペン女史(国民戦線、右翼政党 )が、ファラージュの肩を持った。 「スコットランドと 北アイルランドは、ブリテイン(イングランド)から離れてでも(分離独立に近い)自分たちはヨーロッパ人でありたい(EUに留まる)」と発言したスコットランドの議員が、拍手喝さいを受けていた。

 「イギリス(イングリッシュ)のEU離脱」とは、唯(ただ)一点、「移民(マイグラント、経済難民)及び 政治難民(レフュジー refugees )が、これ以上、イギリスに定住しないでくれ」という、イギリス人の保守派の人々の叫び声だ。

 このことを、どこの国のテレビ局の大新聞も、言わない、書かない。活字にしない。


 イギリス国民の多くは、「もうこれ以上、貧乏な有色人種(カラード・ピ-ポー coloured people )がイギリスに入り込んで来ないでくれ」と願っているのだ。アラブ人イスラム教徒も、西インド諸島(カリブ海)を中心とする真っ黒い顔をした子供たちや、北アフリカの黒人も、インド人、パキスタン人も、その他のアジア人種も、もうイギリスに移住してこないでくれ。さらには、最近増えている、

 東ヨーロッパ各国からの一応、白人の移住者たちが、EUが出来てから増えている。「この一応白人の失業者たちも、さっさと自国に帰ってくれ」とイギリス国民は願っている。

 この一点だ。それ以外のことでは、EU離脱をしても何もいいことはない、と皆、分かっている。EUに拠出しているイギリスからの負担金を、出さないで、国内の医療費に回せ、とファラージュたちは言っている。

 イギリスの公立小学校や中学校で、もう、クラスの半分ぐらいが西インド諸島黒人で、彼ら 黒んぼ(あるいはクロちゃん) の 少年少女が、” I’m English . “ 「私は、イギリス人よ」と言うのを周(まわ)りの白人たちが聞いて、げんなり、がっくりしているのだ。 しかし、それは口に出しては言えない。 

 「イギリスは、白人の国だ。有色人種は出ていけ」 と言うと、人種差別主義(レイシズム。レイシアル・ディスクミネイション)になって、自分が、人種差別主義者の悪人(あくにん、わるもの)になってしまう。 人は誰も、自分が、悪人、わるもの、悪漢、ゴロツキだとは、思いたくないし、そう言われたくもない。 まわりから見たら、相当に悪い人間だ、と見られていても、自分ではそうは思っていない。自分のことを、いい人だ、と皆思って、生きている。

 この「もう白人(だけの)国家でなくなっている」厳しい現実の原因を作ったのは、自分たちだ。原因は、まさしく16世紀(1500年代)からの、“海、海洋、外洋船、航海(ナビゲイション) の時代”で、植民地主義(コロニアリズム)の300年間で、世界中の主要地を、植民地にして搾取し、それがさらに高度化、発達して20世紀(1900年代)からの帝国主義(インペリアリズム)で、世界中を、西欧列強(せいおうれっきょう。ヨーロピアン・パウアズ European powers )が分割支配、再分割の戦争をしたからだ。

 だから「植民地も本国と同じ。平等に取り扱う」という法律が出来て、どんどん、あるいは、じわじわと有色人種が入り込んで来るようになった。

 その数が、イギリスとフランスは、それぞれ450万人ずつ居る。もっと増えている。 イギリスとフランスの人口は同じで、どちらも6400万人だ。ドイツは、8200万人の人口でトルコ人出稼ぎ者(移民)でもう3代ドイツにいるというトルコ人(イスラム教徒)が人口の13%というから、ちょうど1000万人いる。そして、今度の、シリアと北イラクからの政治難民(レフュジーズ)が100万人だ。 

 それらのことを、イギリス人も西欧人も、よく分かっている。だから、「もう、これ以上入ってこないでくれ。お願いだから」と、哀願、愁訴、嘆願している。もうこれ以上、有色人種の移民たちに、社会福祉(ソシアル・ウエルフェア)に費用を出す余裕はないのだ、と喚(わめ)いているに等しい。 

 だが、これらのことは活字にはならない。テレビ、新聞は白(しら)けて書かない。 移民たちが集住する大都市の貧民区(かつてのゲットー)の映像だけは流すようになった。

 だが、それでも、経済法則(エコノミック・ラー)に従って、貧しい、食い詰め者の移民たちは、どんどん入り込んでくる。 今、世界は、いや、先進国は、それとの闘いだ。

 昔は、戦前も戦後も、「人種を混ぜよ。どんどん移民させよ」という思想が、蔓延していて、各国政府が、移民を自ら、奨励、勧奨して、ひとり3万ドル(400万円)ぐらいの支援金を出して、移民させた。日本の場合は、ハワイと北アメリカの次は、ブラジルなどの南米に農業移民をさせた。

 それが、世界的にうまくゆかなかった。いろいろと人種間の抗争の原因となった。だから、今は、「もう人種を混ぜるな。移民を奨励するな」の時代になった。 「民衆を動かすもの、観光旅行までにさせておけ。出稼ぎも5年ぐらいで帰らせろ」になっている。

 イギリスもアメリカと同じで、白人比率がどんどん下がっている。だから、ドナルド・トランプが、わざとスコットランドに、この時期に行って、ルパート・マードック( オーストラリア出身で、イギリスの ザ・タイムズ紙やアメリカのFOXチャンネルを買収したメディア王 )と25日に会った。そして、トランプは、イギリス国民の選択はすばらしい。アメリカ(白人)国民も同じ考えです」と発表した。

 マードックにしてみれば、2年前に、雑誌出版事業のことで、イングリッシュが自分を、差別して痛めつけたことへの復讐、反撃もあるから、トランプと会談して支持を表明した。

 ここで思い出すのだが、日本では、この移民(流入)政策において、30年前から、現実主義 的な、「アジア諸国からの移民を入れない。流入させない」政策を、外務省と法務省が、中心となって、意地汚いまでに、優れた対応をやってきた。

 その金字塔(きんじとう)になった本がある。それは、『 戦略的「鎖国」論 』 西尾幹二(にしおかんじ)著である。 講談社から、1988年に出された本だ。 保守言論人の西尾幹二(にしおかんじ)氏に、大きな先見の明があった、ということになる。 だから、この本を、あらためて称揚(しょうよう)しなければいけない。

 日本人は、この移民流入を阻止する、という島国政策において、すばらしく、人種差別的で、泥臭いまでに現実対応の政策を、国民に議論させる前から、着々とやってきた。私は、この西尾幹二の「(日本は、移民問題では)戦略的(に)鎖国(せよ)論」を今から、取り上げて、詳しく論じたい。が、今日は出来ない。 

 出入国管理(しゅつにゅうごくかんり)の行政を、日本が、どれぐらい官僚統制(かんりょうとうせい)で、厳格にやってきたかを詳しく説明したい。が、今日は出来ない。 

 トルコ人の出稼ぎ労働者が下層の、現場の、きつい、きたない仕事をするから、ドイツはものすごく綺麗で清潔な国だ。しかし、そのままトルコ人やイスラム教徒が、居ついてくれるな、というドイツ政府の苦し紛れの政策が続いている。西尾幹二は、ドイツの現実を見て、早くも1988年にこの本を書いた。

 それで、外務省官僚 たちから絶賛された。それで、西尾に栄誉(ご褒美)を与えて中央教育審議会の委員にした。そしたら、西尾が、その教育問題の政府の大きな審議会で暴れだして、官僚たちの作文を否定して、さんざん官僚さまたちに迷惑をかけた。それで、西尾は追い出された。

 イギリスのEU離脱問題(BREXIT)については、もっと深い、イギリス保守党内部の、一番、奥深いところにいる「反EU」の、貴族さま (Tory 王党派とトーリーの伝統)たちの動きを凝視している。

 表面のイギリス保守党は、キャメロン首相が、EU残留を言いづづけたので、即座に、辞任表明(それでも、10月までやる気だ)した。しかしイギリス保守党の「奥の院」には、全く別の思想と意思がある。かつてのマギー・サッチャー首相(女傑)の「EU加盟、反対」の勢力である。このことは、今日はもう書けない。 

 私は、大きくは、イギリスももはや、「移民流入反対」(シェンゲン協定を認めず。国境や、列車の中でも、外国人へのパスポート・チェックを復活する)以外では、大きく譲歩するしかない。ヨーロッパ人は、もう、分裂しようがないのだ。 

 いまさら、ユーロという統一通貨をなしにはできない。ギリシアでさえ、ユーロ通貨からの離脱は何があってもできない。ヨーロッパは、合計で5億人だ。 高速鉄道で2時間も走れば、隣の国に付く。そんな人口が700万人程度の、スイスやオーストリアなどの チビコロ(ちびすけ)国家が、何が国家か。日本の埼玉県や千葉県と同じ人口ではないか。

 そんな小さな国の連合体がEUである ヨーロッパ人が、何か騒ごうが、何をやろうが、それが根源的なところで、世界に影響を与えることはない。表面だけの大騒ぎだ。白人中心主義の白人文明の考え方だ。

 白人さまたち の世界をそのままほっておいて、世界は勝手に動いてゆく。西欧文明が、すばらしかったのは、1500年代(16世紀、ヨーロッパ近代=モダーン=の始まり)からの、たった500年間の話だ。 その500年間の白人中心主義が今、終わろうとしている。 

 どれだけ威張っていても、自分たち西洋白人たちが作った、諸人権(しょじんんけん)、と平等主義(エガリタリアニズム)と、貧困者救済、と デモクラシー(民主政治)などの、荘厳な人権宣言(デクララシオン・ド・ ラ・オンム)の綺麗ごと=理想主義の 理念が、私たちの目の前で、ぶっ壊れつつある。


ドナルド・トランプが、 「英国民は自分の国の主権を取り戻した。素晴らしいことだ」と述べた・・・

2016-06-28 19:42:02 | 日記

イギリスがEU離脱を決めた6月24日、トランプは中東の不動産王から買収したゴルフ場のオープン式典に参加するため、イギリスのスコットランドを訪れていた。ここで、トランプは、「自ら、欧州連合EUからの独立を決断したイギリス国民を称える」というコメントを出した。

 (貼り付け開始)
 
 「 トランプ氏「英国民は主権取り戻した」 国民投票 米大統領選の追い風狙う」

2016/6/24 日本経済新聞 
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM24H9B_U6A620C1FF1000/

 米大統領選の共和党候補への指名を確実にしているドナルド・トランプ氏は24日、英国の国民投票で欧州連合(EU)離脱派が勝利したことを受け、「英国民は自分の国の主権を取り戻した。素晴らしいことだ」と述べた。ロイター通信が報じた。反移民など離脱派の主張が自身の主張と近いことから、英国民投票の結果を自身の大統領選の追い風にしたいようだ。

 訪問先の英北部スコットランドのゴルフ場で記者団に答えた。トランプ氏は「世界中の人たちは国境を越えて自分の国にやってきて乗っ取ろうとする人に怒っている」と強調。英国以外でもEU離脱のような動きが広がると指摘した。これまで英国のEU離脱を支持していたことにも触れ「私は(離脱派勝利が)起こると言っていた」と自画自賛した。

 ツイッターでも「我々が米国を取り戻すように(英国人が)国を取り戻した」と投稿し、英国民投票の結果を「米国を再び偉大な国にする」という自身の選挙スローガンと重ね合わせた。

(貼り付け終わり)

 トランプのようなタイプの政治家は、イギリスにも居ます。今回のEU離脱運動のキーパーソンになった、前のロンドン市長のボリス・ジョンソンです。それ以外にも、欧州大陸にもそれぞれ国に、「自国の偉大さ」を取り戻そう」と愛国心に訴える様々な政治家が次々と名乗りを上げて、これまでの政治を牛耳ってきた既成権力(エスタブリッシュメント)を震え上がらせています。


舛添要一、がんばれ、潰されるな、と皆で、声援をあげるべきだ・・・

2016-06-14 16:18:13 | 日記

ニューズで、「  舛添要一・都知事の不信任案、自民が賛成示唆 進退巡りヤマ場 」とある。 

私は、舛添要一(ますぞえよういち)都知事が、かわいそうだ。あんなにいじめられて。なんとか都民が声をあげて、舛添要一を救けなければ。

いいじゃないか、数百万円のけち臭い私用や、公用車の私用や。あんまり、細かいことを言うなよ。 都知事としての仕事をしてくれていれば。彼は、今の日本国にとって大事な人材なのだ。

 舛添を狙って、叩き潰そうとしているのは、オリンピック利権をすべて握っている、森喜朗(もりよしろう)だ。日本の暴力団の実質の最高幹部だ。即ち、分裂山口組のその上だ。森喜朗とその周りの、日本で一番、汚(よご)れた穢(きたな)い連中が、舛添を絞め殺そうとしている。
 
「500億円の都民の大事な資金を、オリンピックに出すわけにはゆきません」と、舛添が言い放ったときから、よごれた、オリンピック利権にむらがるゴロツキたちの悪事がどんどん表に出た。その頭目は森喜朗だ。このとは、日本人だったら誰もが感じている。 

 私には、今の、袋叩きにされている舛添が、あの頃の田中角栄にそっくりに見える。偉大な日本の政治家だった田中角栄がやられたときと、全く同じだと、今、強く感じる。舛添を助けなければ。私たち日本国民が危なくなる。

 角栄を、金脈事件(1973年、首相辞任。文春と 立花隆 というCIAの手先がまず刺した。金権政治家キャンペーン) と、ロッキード事件(1975年)で、角栄を逮捕して犯罪者にして、日本の愛国者を潰して、それで、今の私たち日本国民の ひどい貧乏があるのだ。 みんな、自分の頭は大丈夫か。いつもいつも、こうやって私たちはやられてきたではないか。

 日本のテレビ、新聞そして週刊誌が、操(あやつ)られるままに、一斉に襲い掛かると、こんなに凶暴になる。本当に暴力団に飼育された犬のような連中だ。本当に前後の見境もなく、食い掛かって、自分たちが正義の味方のようになって、標的にされた人間に、襲い掛かる。 誰も批判しないか、と思って、やりたい放題だ。

 石原慎太郎。お前が書いた本ではないだろう。何が、「天才 (田中角栄)」だ。80万部突破だ、馬鹿野郎。お前なんか、田中角栄からは、生き方上手の若い芸能人としか見えていなかった。角栄のことをずっと嫌っていたくせに、よくも、「オレは、オレは」と一人称で、田中角栄に語らせる、という形の恥知らずの、「小説仕立て」(だからいいのか。馬鹿野郎)の本を、もう一人のゴロツキと一緒になって出せるものだな。

 本当は、どこの3流ライターが書いた本なのか。あんな内容は、角栄のウィキペデイアの記述をそのまま「ふやかす(ふくらます)」だけで出来てしまう。あの本の「長いあとがき」でだけ、石原慎太郎が出てきて、べらべらと角栄への悪口を書いている。

 石原慎太郎が都知事の時は、こいつは、記者会見がある日の都庁の幹部会議にしか出てこなくて、一週間、いや、一か月、何にも仕事をしないで、自分のことばっかりやっていた。どれぐらい東京都の資金を、石原が自分で流用したか分からない。 石原は叩かれないのか。 猪瀬直樹(いのせなおき)の馬鹿が、ここぞとばかり出てきた。
ついこの間まで、自分が死にそうな顔をしていたのに。

  舛添の出生の卑しさとか、そういうことばっかり言ってないで、彼の才能を、日本の公式の指導者として、もっと大事にしなければいけない。

世界に出しても、あまり物おじしないで、きちんと舛添はやるだろう。安倍晋三たちは、自分の言うことを聞かない人間は、全部、潰す。恐ろしい謀略人間たちだ。安倍晋三と森喜朗の 嫌い合いながら利用し合う、とぐろを巻いたような悪人たちの関係については、そのうち書く。こういう真実を長年、そばで見てきて、知っている、新聞記者たちのような業界人間たちは、みんな怖いから何も言わない。 私たちの国を、おそろしい勢力が支配している。 

舛添要一、がんばれ、潰されるな、と皆で、声援をあげるべきだ。


泡を食って大騒ぎになっている・・・

2016-06-03 13:14:30 | 日記

 今、アメリカの首都ワシントンの、政府高官たちが、泡を食って大騒ぎになっている。おそらく、各省の局長(ディレクター、一応、長官)クラスの、高官どころか、部長級(マネージャークラス)までが、数千人が、動揺している。 「勝負は俺たちの負けだ。ヒラリーの目がなくなった」と、急いで匙(さじ)を投げる者たちたが、相次いでいる。おそらく早い者は、もう逃げ出す準備を始めただろう。

 アメリカの権力者層は、帝国(エムパイア)の気風だから、勝負に負けたと分かったら、即座に逃げ出す。研究所か、大学に逃げるか、大企業の副社長に逃げるか、自分の伝手(つて、コネ)を頼って、急いで再就職先を考える。

 アメリカの大学の副学長や、研究所長で年収50万ドル(6千万円)ぐらいだ。アメリカ人は、個人の年収がはっきりしていて、「この人は、年収8万5千ドル(一千万円)の人。まあまあ 」「この人は、20万ドルで、アッパー・ミドルクラス」とか、人間にそれぞれ値段がついている。人間にもそれぞれ値段(プライス)が付いているのだ。

 下積みで、長年、ヘイコラしながら生きてきた、年収8万ドルクラスのノンキャリ(課長から下)は、そのままワシントンの官僚社会の下層職員を続けることができる。ただし、その程度の下っ端(したっぱ)人間だと、自分も周(まわ)りもよく知っている。

 アメリカ人の上の方は、博奕(ばくち)打ちの気風を持っているから、「今の職よりも、最低でも2割増し、本当なら、収入倍増でしか、自分は次の職に移らない。そうでないと、自分の能力が、そこで終わりで、足元を見られる」と考えている。「公職=高官の職に、安い公務員の給料で我慢していたのは、自分の名誉のためだ」と考える。 ところが、再就職先は、アメリカの権力者層でも、今は簡単に見つからない。

 自分の部署の、自分より年下の、30代、いや20代でも、はっきりと言う。「局長、お前よう。威張るだけ威張って、次もヒラリーで民主党だから、と言っていたよな。次は、共和党のトランプなんだよ。だから、その椅子をどけよ。さっさといなくなれ。そこは、今度は俺が座るんだよ。ジジイ、出ていけ 」 と、 おそろしまでの権力闘争、椅子争いをやる。それがアメリカの組織社会だ。

 だから、今、ワシントン はテンヤワンヤの大騒ぎになっている。「この勝負は、俺たちの負けだ。ヒラリーの目はもうない。民主党の政権は続かない」と判断したら、急いで、より高額の年収の民間の職に移ろうとする。勝負に負けたと分かったら、さっさと投げないといけない。そうしないと、「自分という商品」に傷(きず)がつく。


日本は、焦点ボケのような国になっている・・・

2016-06-03 13:03:14 | 日記

 日本は、焦点ボケのような国になっている。指導者(首相)が、元気なさそうに、消費税増税を延期します」(6月1日、午後6時)と しょんぼりと言うような国だ。それを叱りつける勢力がいない。金持ち、自営業者は、さらに2%の消費税分を自分の懐(ふところ)から直接取られるのが、2年半先に延期されたので、確かに有り難いと、と感じる。私も自営業者だから分かる。サラリーマン(労働者階級)には分からない。

 このことが多くの国民には何の感想もない。貧乏がさらに続いてゆくだけの、情けない哀れな国だ。一番、いけないのは、今の指導者層の、アメリカべったりで、おカネを奪い取られるだけ取られて、何一つ文句も言えない。アメリカの言いなりになることしか脳(のう)がない、哀れな態度だ。

 低能(安倍晋三)と 暴力団(森喜朗、もりよしろう。オリンピック利権をすべて握っている。こいつが怒って舛添要一都知事を叩き潰しつつある。)が政治をやっている情けない国だ。

 それと日本のメディア(テレビ、新聞)が、中国やロシアの経済停滞を報道することばっかりに終始して、自分たちの足元の、自分たち自身の国の経済の、この、あまりにもヒドイ現状を冷静に報道する能力も見識も自覚もないことだ。皆(みな)洗脳されたままの奴隷たちだ。

 オバマ大統領の広島演説を、勝手に持ち上げる、今や死にかけている日本の反戦平和勢力の古い世代の、生き残りたちがいる。オバマにしてみれば、もうすぐ終わってしまう自分の政権の自分の業績を遺産(レガシー)として残すことだけが目標だ。広島なんかただの、世界向けの象徴的な見世物だ。