この、おかしな国、日本!どうやって生きていくのが楽しいか?

あ~あ~こんな国に生まれちゃったよ・・・・

英語の文章世界に存在することに・・・・・・

2012-10-19 08:05:47 | 日記
仮定法の文というのは、このように4種類(1.仮定法過去2.仮定法過去完了3.仮定法現在4.仮定法未来)に分けられて、英語の文章世界に存在することになっています。(少なくともこの、おかしな国、日本!の学校英語文法では、そうだ、とあらかじめ決めつけているんですよ・・・みなさん!!!!!!)
 さあ、では今から、この、何が何だかやたらと複雑きわまりない文章たちをじっくりと解剖していきましょう!!そこでまずは、この問題から解いてもらいましょう!!!!!!
(問題)次の日本文に対応する英文を完成させる場合、A、Bそれぞれにイ~ホから適語を1つ入れよ。
If you A( ) harder,you B( ) pass the extrance exam to △△ Univ.(もしあなたがもっと一生懸命に勉強するなら、△△大学の入試に受かるのに。)
A.イ study ロ studied ハ will study ニ would study ホ had studied
B.イ will ロ would ハ may ニ shall ホ なし
(答え)A.ロ B.ロ
(解説)「勉強するなら」となっているのに、どうして答えはIf you studiedなのか?とみなさんはまず素朴に疑問に思うでしょう???その疑問の抱き方はきわめて健康的なのです!!!仮定法はみなさんが考えているよりは、十倍むずかしいのです・・・
 ちょとぐらい英語ができる偏差値70ぐらいの人でも、仮定法の根本は全然分かっていません!!!こういう人たちは、文の形で覚え込んでしまっていますから正解するだけなんです。
 それならみなさんも、まず文の形で覚えたらいかがですか??????
■仮定法の考え方の出発点
 この問題を、もっとみなさんの身近な場面に設定してみましょう!!たとえば、あるお母さんが高3(現役)の女の子に向かって、その年もおし迫った12月ごろ、「もし、あなたがもっと一生懸命勉強するなら、あなたは入試に受かるのにねぇ・・・(註)」と言ったとします!!!
(註)ここのところを「したら」とかいてある参考書がみなさんの周りにゴロゴロしています!!!ここが仮定法の根本が分からなくなるそもそもの出発点なのです。参考書を書いている連中自体によく分かっていない人が多いんです。
 これを英文に直訳すると、
If you studied harder,(◎ここが動詞の過去形◎単純に「したら」とやらないでください!!!)you would (ここにくる助動詞が実は仮定法の命!!!)pass the entrance exam to △△ Univ.
となります。これがまさしく、「仮定法・過去の文」でなのです。If節(条件節)の中の動詞がsudiedというふうに、過去形になっているからなんです。そしてその内容としましては、現在の時点(母とその娘にとっての現在)で話が成立しております。・・・・
 そして、そのかくされた真意は「今からでもまだ、間に合うから、もっとまじめに勉強すればいいのに・・・」とうことなのです。・・・ここには、皮肉、中傷、勧誘、こだわり、軽蔑、あてこずりなどの微妙な意味が込められているんです。・・・
 この現役の女の子は、どうやら「勉強しさえすればまだ間に合うことは間に合う。しかしどうも8割ぐらいは危ないなあ。やっぱり、はぼ確実に浪人してしまうだろうなあ」という状態にあるんです。そこで、みなさんは、「この仮定法過去の文を」を「現役構文」と名づけることにしたらどうですか?????
 これが仮定法(subjunctive)という世界の根本なのです!!!仮定法の文というのは、ちょっとふつうの文とは毛並みのちがう表現世界なのです。・・・・仮定法というのは「直説法(indicative)」(註)(=ただの文、ふつうの文)の世界に対して、いわば、その裏側の世界というか、ヤクザ者の世界のようなものであると、一応この説明で、分からなくてもかまいませんから、そういうもだと思っておいてください!!!・・・・・
(註)「直説法」などと誤植してある参考書がたくさんありますから注意してください!!!なぜなら、参考書を書いている連中が分かっていない場合が多いからです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・