はる日記

「人間万事塞翁が馬」

日々の出来事を綴ってます。

『石の繭 警視庁殺人分析班』

2020-01-05 12:07:41 | テレビ・映画・本
麻見 和史 著

内容。

モルタルで石像のごとく固められた変死体が発見された。翌朝、愛宕署特捜本部に入った犯人からの電話。なぜか交渉相手に選ばれたのは、新人刑事の如月塔子だった。自らヒントを提示しながら頭脳戦を仕掛ける知能犯。そして警察を愚弄するかのように第二の事件が―緻密な推理と捜査の迫力が光る傑作警察小説。

(「BOOK」データベースより)



(・o・)

面白かったです。

犯人から出される無数のヒントや犯人の行動。

何気ない証言や場面。

ちゃんと意味があり、なるほど~と何度も思いましたし、最後までその状態が続くので、飽きることなく最後まで読めました。

(..)

塔子目線だけでなく、犯人のトレミー目線もあるのでメリハリもあるし、何より緊張感が倍増。

トレミー、壊れてる。怖いよ。

((( ;゚Д゚)))

以下、ネタバレかな?ネタバレだな。









私は、序盤で犯人が分かりました。

それは、私の勘が鋭いのではなく、こいつが犯人であってほしいという願望からです。この人が犯人だったら悲しいなと思い、犯人候補から除外していった結果、じゃあ、こいつが犯人だ!と。

考察方法、なんか違う気もしますけどね…。

(ーー;)

思わず犯人であってほしくないと思うほど、登場人物たちは人間味があるし、犯人が分かっても楽しめるサスペンス要素とミステリー要素。

とても楽しめる作品でした。

(*^^*)



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