はる日記

「人間万事塞翁が馬」

日々の出来事を綴ってます。

『隻眼の少女』

2014-09-25 15:27:03 | テレビ・映画・本
麻耶雄嵩 著

あらすじ。

山深き寒村で、大学生の種田静馬は、少女の首切り事件に巻き込まれる。犯人と疑われた静馬を見事な推理で救ったのは、隻眼の少女探偵・御陵みかげ。静馬はみかげとともに連続殺人事件を解決するが、18年後に再び惨劇が…。日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞した、超絶ミステリの決定版。

(「BOOK」データベースより)


(; ̄Д ̄)?

なかなか読み進めることが出来ず、ちょっと苦しいなと思っていましたが、その苦しさを綺麗に忘れ去る位のラストでした。「ぽかーん」という言葉がぴったり。

なんでしょう?「私、Bちゃんのこと嫌いなのよね」と言っていたAがBちゃんと楽しそうに遊んでいるのを目撃した感じ?

何が何だか。状況に付いていけない…。

( ̄▽ ̄;)

思い返すと、早い段階から付いていけなくなっていました。

私は、点が散りばめられていて、最後に線になる話が好きでして。どんな線になるのか?点の意味は何なのか?と考えるのが楽しい。しかし、この話は、点が現れたら探偵(みかげ)が点の意味を短期間で推理し、それが正しい意味だという流れに。意見を言う余地なしです。

それが続くので、誰が犯人かを考えるのが億劫になってしまいました。もう探偵さん(みかげ)にお任せです。結論だけ教えて下さい。

( ̄▽ ̄;)

結局、誰の個性も分からないまま読み終わってしまいました。………私の読解力に問題ありなんでしょうが。

(; ̄ー ̄A

でも、賞もとっていますし、読んだ方のブログを読むと面白いという意見が多いですし、本屋でもオススメしています。好みは人それぞれ。興味のある方は是非。


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