8mile_hのプログ

ここでは日々感じたことなどを書いていこうと考えています。
お暇だったら見ていってください。

インセプション

2010-08-01 23:52:54 | Weblog
今日の横浜は花火があったようで、浴衣を着た若いねーちゃんがたくさんいました。不景気な昨今、こういうイベントではじけないとやっていけませんよね!!まあ私は行きませんでしたが。だって今日はファーストデーなんですもの。そういうわけで、今日は「インセプション」を観てきました!!

標的を夢の世界に引きずり込んでアイデアを盗む産業スパイが、アイデアを盗むのではなく、成功率が限りなく低い、他人にアイデアを植え付ける「インセプション」に挑む!というストーリーです。まずはやはり映像。監督はできるだけCGを使わずに、実際に撮影しているらしいです。めざましテレビ曰く、コブと設計士が話しているところで家や道路が爆発するシーンは、空気が出る装置とかを使って実際に撮影していたらしいです。実際このシーン観た感想では、映像と音響はかなり凄くて良かったです。他にも街が折りたたみになるシーン、重力が無茶苦茶になった状態での格闘など、映像のクオリティはかなり高いです。
 音響も映画を盛り上げるのに一役買ってました。上で語った爆発シーンの音響は映画館ならではの周囲から聞こえるっていうのが楽しめますし、、キックで目覚める一連のシーンではクライマックスに向けて盛り上げるのに成功しています。
 ストーリーに関しても、かなり上手く作っています。コブと妻の因縁がきっちりストーリーに嵌っているのが良かった。これがあることでコブの主人公としての深みや夢に入るということのダークな部分が出てきてストーリーが引き締まりました。ただ、クライマックスの虚無の仕組みと行き方、脱出の方法とかがよくわかりませんでした。また勘違いかもしれませんし、自分が理解してないだけかもしれませんが、標的の第3深層までもぐった時に出てきた病院ってなんだったんでしょう?そんなところ出てきてなかったような気がするんですが・・。
 欠点としては、結構長いこと。それに見合うだけの内容だったとは思いますが、148分はそれだけで観賞を敬遠するという危険領域に突っ込んでいますね・・。
 
まとめると、
ストーリー 8点
 上手く作ってあります。面白かったが、虚無の部分はちょっとわからなかった。
映像 9点
 映像はかなり良かった。街が折りたたまれるシーンはインパクト大ですねw
音響 7点
 全体的に音の使い方が良かった。クライマックスのキックされるシーンは今思えばありがちだけで、わくわくしてしまいました。
上映時間 7点
 約148分。時間だけで敬遠される長さです。まあ内容が頑張っていたので仕方ないですかね。
アクション度 7点
 まあ、この映画はアクションがポイントではないとは思います。ですが可笑しな重力状態での殴りあいは変わってて面白かったし、アクションと呼べる部分も良いかと。
 
 
総合評価は


 長いけどかなり面白い映画だと思います。またあんまり暗い映画じゃないのもいいかな~と思ったり。とりあえずこの夏に映画を観たい、しかもアクション的な映画ならこれをお薦めします。そういえば予告編でハリーポッターと死の秘宝の予告がやってました。今度は3Dで前後編という最後に相応しいボビュームです。予告で流れた廃墟でヴォルデモートとポッターの魔法の打ち合いは、なかな格好いい画でした。

相模原キャンパス特別公開 -宇宙のナゾを見つけに行こう!-

2010-08-01 00:30:28 | Weblog
ちょっと涼しくなったかなーと思ったら、また暑くなってしまいました。今日はあのはやぶさのカプセルが7月30日、31日に相模原で展示されるという情報をキャッチしたので、ちょっくら相模原キャンパスまで行って来ました!この日は相模原キャンパスが年1回やっている施設公開イベントでもあり、他にもいろいろ見られそうなので、いろいろ計画立てておきました!

10時ぐらいに淵野辺駅のバス停で並んでる時に、カプセル見学はすでに4時間待ちとかいう噂を聞きました。前日が3時間待ちとか書いてあったので覚悟していたつもりですが、予想を超えてきました。どうしようかと思いましたが、カプセル見学については別の場所でもやるということなので、ここは潔くあきらめて、キャンパス内を見学してきました。とはいえなかなか広かったので全部は見舞われませんでしたが。とりあえずこれは!と思ったところをいくつか紹介いたします。

1.「小型衛星れいめい」の運用実演
 小型衛星れいめいとは、オーロラとかを観測し、地球の磁気圏の調査、新人育成などを目的として打ち上げられた衛星で、3ヶ月で終了のはずが5年たった今でも元気にデータを送ってくるナイスなえ衛星です。北極と南極通るコースを一日14回周回するそうで、相模原では昼に2回、夜に2回観測できるそうです。私は昼の2回目の実演を見せてもらいました。感想としては、凄い地味でした。特に衛星の状態をメモる時に普通に紙に書いてるのがおかしかったです。見ていた時間はだいたい30分ぐらいだったのですが、その間にれいめいはオーストラリアから日本、北極を通ってアメリカの方まですっとんでいったみたいです。流石に人工衛星は速い!
 普通の大学の研究室みたいなところでそこら辺に売っていそうなPC使って衛星の運用をしてるのはなんか親近感が沸きますね!あのぐらいなら私にもできそうですw。
 
2.イオンエンジンの実演
 はやぶさで大活躍したイオンエンジンμ10と、その上位機種μ20だったと思いますが、の実演がやってました。1円玉を浮かせる程度の力しか出せないので地球上では使えませんが、宇宙では姿勢制御や加速に使用でき、小型で燃費がいいエンジンらしいです。暗くしないとわからないみたいですが、実際に動いているのを見てみると、青い光がエンジン部分から吹き出ているのがわかります。そういえばあの青い光に触ったらどうなるのか聞いてませんでした。1円玉を動かす程度でも人体に害があるんですかね?
 
3.スーパーコンピュータでのロケットシミュレーション
 JAXAにあるJEDIというスーパーコンピュータで計算したロケットエンジン起動時の空気の流体シミュレーションが見れました。そのシミュレーション結果の空気の流れがわけわからなすぎて笑えました。あんな無茶苦茶な流れを計算できるっていうのはすごい。さすがスーパーコンピュータ!!特に上空から流れてきた空気が、エンジンに近づくと暖かくなるのに、エンジンから出る炎付近でまた冷たくなっているのに驚きました。空気が加速することで温度が下がるらしいのですが、炎付近でそんなことが起こるとは想像できないですね~。そんなことが計算でわかるんだから、やっぱりスパコンは世界一を目指さないとw
 
 
 あとはイカロスの帆とか、太陽発電衛星とかを見たり、係りの人に質問したりしてきました。断熱材とか決められた温度で溶けたり固まったりする熱保存用のPMCとか、赤外線天文衛星「あかり」とその次世代「SPICA」とか、宇宙農業、ハイブリッドロケット、再使用ロケット、電波無響室、スペースデブリ回収衛星、風洞実験などいろいろあって面白かったのですが、時間がなくて実物大のはやぶさやあかつきが展示されている第一棟を見れなかったのが痛かったです。あと探査用ロボットの実演がちょっと微妙でした。ただ動いてるだけでなく、障害物乗り越えたりいろいろして欲しかったです。まあとりあえず見れなかった第一棟は少しだけなら普通の日でも見れるらしいので、あとでまた行って見たいと思います。博物館で上映されているというはやぶさの全天周映画も観れませんでしたしね!!
 今年ははやぶさがあったので例年より人が多かったみたいです。ですが、そうでなくても普通に面白いイベントだと思います。お子様がいらっしゃる家族には特にお薦めします。入場自体は無料ですし、子供の日記帳のネタにもなりますし、衛星見てきたっていうのは他の子供に自慢できるので、きっとお子様も満足でしょうwあとお土産ですが、流石に宇宙研究所だけあって宇宙食なんていう珍しいものが売ってました。これは宇宙にあんまり興味ない人でも通用するお土産だと思うので、相模原キャンパスや私立博物館に立ち寄った時は是非wお値段はだいたい525円です。まあ、普通の日に売っているかは知りませんが。私はイカロス君の缶バッジ、あかつきのメタルチャーム、はやぶさのDVD、たこやきの宇宙食を買ってきました。
 最後の情報として、はやぶさのカプセルはいろいろな地域で展示するそうです。まず8月2~6日に筑波宇宙センターで、8月15日~19日は丸の内オアゾ1階のなんとか広場で展示するそうです。私は丸の内に行ってみようと思います。