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非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

ALL.TXT

2015-12-19 22:28:03 | デジタル通信

今回もWSJT-X関連です。

WSJT-Xにはデコードされたすべての内容を記録する機能があって、その内容はALL.TXTというファイルに書き込まれます。

約10日前に始めたJT65ですが、今時点でこのファイルは約25,000行もの記録を残してくれています。

これをざっと見てみたのですが、絶対に文字化けを起こさずにデコードしている限界は-26dBです。

正常にデコードできた限界は-30dBですが、-27~28dBは一部文字化け(2,3割文字化けですが、-27dBは概ね良好)、-29~30dBは7~8割方文字化けという結果です。

このモード、自分のアンテナが低ゲインであって、受信ゲインそのものを向上させることは出来なくても、オーディオ設定やリグ側の受信設定、加えて全般的なノイズ対策等で、より低dBの信号を画面上に表示させることができるようになるようです。

つまり受信するアンテナによって限界は異なってくるわけですので、今の自分のアンテナの限界に挑戦するゲームということになろうかと思います。

例えばあまり受信しないというのはコンディションの影響もあるのかも知れませんが、実は自分側の受信ソフトやオーディオ設定に原因がある可能性も否定できないということです。

アンテナ経由、無線機までは入ってきているけれども、その先の設定に問題があって見えるものも見えなくしてしまっているかも知れないというところです。このあたりがチャレンジ精神をかき立てられるところでもあります。

まずは-27dBでの正常でコード100%を目指して行こうと思います。


JT65の送信設定

2015-12-19 09:33:30 | デジタル通信

まったくの初心者ですので、良く解らずやっています。

 

以下の設定方法は他の方のブログで紹介してあったものですが、このやり方にしてから確かに応答されることが多くなりました。

受信だけではなく、やはり送信する電波の質を向上させることがJT65を楽しむ秘訣なのだなと改めて感じました。

 

JT65の経験豊富な方にとっては当たり前の事なのかも知れませんが、以下の設定で当方ではとても良い結果が出ています。

 

① 無線機の有する最小出力にセット(つまりPWRつまみを絞りきるということ)(例として10W)

② 外部インターフェース(当方ではSCU-17)と受信ソフト(WSJT-X)のTXゲインを50%(真ん中)付近にセット

③ 上記①で設定した出力の半分(今回の例だと5W)になるようにPC側のオーディオプロパティをセット

④ ここまで設定したら①~③は以後触らない。

⑤ そして運用時には所望の出力(例えば10W)になるように無線機のPWRつまみだけで出力調整

 

この方法だと無線機側で送信出力をどのように変えてもALCは微動だにしません(ALCが振れることの是非はともかく)

CQを出した後の応答率も向上したと感じています。

出力ではなく、「相手にデコードされる電波の質」が遠くに届けるコツという意味が理解できました。

奇しくも今月のCQ誌からJT65入門の特集が連載されるそうです。

早速、買いに行ってこようと思います。