いつもブログを読んでくださっているNTYさんからのコメントをいただきました。
SD-330で28MHzの最長エレメントは? 確かにこれから旬を迎えるバンドです。 サイクル24突入、そして夏季コンディションへの移行。こんな最中、私は逆行するかの如くローバンドへ(笑) そんなことでちょっと確かめてみました。
SD-330のローディングコイル最短位置における、28MHzの共振エレメント長。
方法はSD-330に付属されているオリジナルのエレメント(1.2メートル)に、アルミ針金をインシュロックで抱かせて延長エレメントを模擬しました。測定周波数は28200KHz。SWR計を用いて行いました。
下の写真はエレメント針金の抱き合わせ状況です。
多少のカットアンドトライの後、コイル最少位置で簡単に同調しました。
エレメント長は1.76mでした。ローディングコイル全長は0.52m。全長は2.28mとなります。この際のSWR計の様子は次の写真です。
300Wレンジを使用していますので出力は90Wで、VSWRはピタッと1.0。
コイルの短縮率もあり、28MHzでは1.76mエレメントでフルサイズ、21MHzでは約2.5m(コイルと合わせて約3m)、10MHzでは6.5m弱のエレメントで共振します。設置環境等々で多少の変化はあるかと思います。
オリジナルのエレメントだけでも優れていると思いますが、延長エレメントを付けるとその差に驚かされます(後戻りできなくなるというか(笑)) オリジナルの1.2mの短いエレメントでもハイバンドはそこそこ行けますし、先般も24MHzで大パイルの中、南極昭和基地を2回目のコールでパイル抜け出来ましたのでFBだとは思います。でもでも、やはり一度延長エレメントを試してしまうと・・・・・(^^)