まず一枚目の写真を見て欲しい。誰がどう見ても、これはスナック街というか、スナックの入ったビルの内廊下と見えると思う。実際、少し前までは本当にそうだった。でも、今ではホテルとなっている。つまりここはホテルの廊下である。そして各スナック店舗が、そのままホテルの客室となっている。ここは青森県弘前市の「Good Old Hotel」と言い、「じゃらん」とか「楽天トラベル」などにも掲載されているれっきとしたビジネスホテルである。スナックが営業していたビルの1フロア丸々をホテルに改装してあり、廊下を歩く限りスナックそのもの。とてもホテルとは思えない。以前から気になっていたが、今回泊まる機会があったので報告する。
僕が泊まったのは、「ニューうさぎ」である。三枚目の写真、スナック時代そのままの木製ドアが、すなわち部屋への入口となる。部屋の内部はリフォームされていて、スナックの面影はない。部屋自体は清潔だけど、事務的な佇まいである。窓から外を眺めることもできない。四枚目の写真は本当は泊まりたかったけど埋まっていた「愛人」だ。部屋の内部はどこも大差はないらしく、要は外からの見た目だけの問題である。このホテルはビルの2階にある。2階には暗証番号式の扉があり、宿泊者しか入れない(宿泊者以外の見学は不可能)。最後の写真は同じビルの1階である。ほぼ同じ造りだけど、こちらは現役のスナックである(笑)。宿泊すると、このスナックからのカラオケの音が夜中まで聴こえることは記しておく。
このGood Old Hotelだが、結構な人気ホテルとなっている。連休などは予約で部屋が空いていない。僕はこういうネタが大好きだし、この異様な再現度には頭が下がる。とはいえ、ずっと継続するホテルでないことも確かだ。どうしたものかと思っていたが、色々な絡みで弘前に出かけることになり、首尾よく宿泊できた。もう満足したので、二回目は泊まりません(笑)。
BS番組「ビジホに泊まろう」
今週放送観ましたよ
不思議なホテルです
弘前は未踏の地ですが
雰囲気ある街ですね
八戸に1泊したことがあり
東北は
大好きです
看板も通路の雰囲気もそのまま・・というのがいさぎいいなあ。
古い(違う用途の)店舗の看板をそのままに残したカフェなんかはたまに見かけますが、
その延長線上にあるということでしょうか、好きですね、泊まってみたいです。
ただただ壊すだけが良い事ではないといういい見本だと思います。
四枚目写真の上の方にある扉がユニットバスです。
やや小ぶりで地味ですが、一般的なユニットバスでした。
室内にもう一捻りあれば嬉しいですね。
弘前の繁華街は割と下世話ですが、風情ある横丁も多いです。弘前城の桜は日本の桜のフィナーレの時期に咲き、この世のものとは思えないほど美しいですよ。
「ビジホに泊まろう」、観たいです。
もしかすると、下から営業しているスナックではなく、別の看板を他所から持ち込んだのかも?。一体どういうコダワリなのでしょう。
僕的には室内にバーカウンターがあれば最高でした(笑)。
何と評して良いのやら
その昔は賑わったスナック街だったんですよね、きっと
一階のカラオケの音が夜中まで聞こえてくる
寝ようか、飲みに行こうか? やはり二回目はありませんね。
ちょっと驚きですが、よく工夫したと感心しました。地方都市だと、こういう歓楽街のビルは寂れるばかりで、お店の撤退があとをたちません。弘前も同じだと思いますが、空いた部屋を、ビジネスホテルに活用しているアイデアは、なかなかのものだと。
リピーターは、あまりいない感じですね。これで、何かリピートさせたくなるようなものがあれば、最高ですが。
2階がホテルで、1枚めの写真、同じ構造です。
弘前の繁華街のど真ん中で、今でも賑わっていますよ。その分、カラオケが(笑)。
それをBGMに部屋で一人二次会ですが、内部は普通なので・・・。
この形式のホテルには驚きました。話のネタとか興味本位で一時期は大人気でした。
とはいえ、僕も二回目行くか?と言われれば、行きませんよね(笑)。
ちなみに素泊まりのみで宿泊料は安いですが、遅くまで飲んだ地元民が泊まるとも思えません。やはり行けるうちに行って正解でした。