先週の写真から。これを最後に不用不急の外出は極力控えているので(全くしないわけではない)、早晩リアルタイムの掲載写真は枯渇する。僕は星の数ほど写真を撮るので、未発表写真は一生分くらいあるけど、それを載せるのも気が引ける。今後どうするか、思案中である。
さて、岩手県の旧・花泉町。現在は一関市に編入されている。岩手の地方の町並みは、うまく言葉では表現できない独特の雰囲気を持っている。日本人の誰もが持つ昭和の原風景に根っこでは繋がりながら、その実、他にはない独自の町並みが多く残る。だが、この花泉町は少し事情が異なると思っている。花泉町は癖のある町並みではなく、誰もがイメージし易い「地方の町」の顔をしている。決して平均的といのではなく、特徴がない訳でもない。それを評して僕は「偉大なる中庸」と呼んでいる。
ここに来るたびに、最後の写真のコカ・コーラの看板と、駅前のギフトショップの人形を撮っていたが、後者はなくなってしまった。夏になると生い茂った木々で見えなくなってしまう横断信号の辺りも整備された。中庸なる町も少しづづ変化していく。もし仮にギフトショップの人形が残っていれば、この町はもう少し個性的に見えたかもしれない。
X-PRO3 / XF23mm F2R WR
鳥取、島根ともひっそりと目立たずが最後の砦とは
故郷は、戦い敗れて心痛める者を優しく包み込む
だからって「あまえるんじゃないよ!」
でもウイルスは人智を超えた存在なので、遅かれ早かれ発生すると思います。
僕がその引き金になるかもしれないと思うと、落ち着くまで我慢だと思っています。
追伸:そもそも町が密でないからかもと思いましたが、それは密のところもあるし、謎です。