通洞駅周辺の町並みを歩く。同じ日本なので、東北の町並みと劇的な差異があるわけではない。それでも何となく雰囲気が違うので面白い。秋田から500キロもの道のりを運転して、通洞駅前を散策する。我ながら呆れる趣向である。三枚目の「ホルモン末広」は、吉田類の酒場放浪紀にも登場した店で、90歳以上のお婆ちゃんが一人で切り盛りしているという。万が一、昼にオープンしていればと思ったが、やはり夕刻から営業開始のようで、入ることは出来なかった。モノクロが似合う町だった通洞駅前。一期一会かもしれない。さようなら。
LEICA M MOMNOCHROME (CCD) / SUMMICRON M35mm ASPH