死ぬまで手放せない！

自転車通勤をやっている。
片道15km、蒲田⇔武蔵溝口間で。

時間にして1時間、
追い風だと早くて45分間。
向かい風だと遅くて1時間15分間。
天候や風などの自然要因に強く左右される。

この時期は大陸からの乾燥した北西の風が厳しく、
仕事帰りの私から更に体力を奪っていきます。




　　　　　【行きのビル群】

行きの道は色々なものが見れます。
季節ごとに咲く草花、
遠くに見える富士山、
草野球の少年達、
脂肪を燃やすために走っているランナー、
トランペットやギターの練習をする人達。


　　　　　【帰りのビル群】

帰りは24時過ぎになるので、
真っ暗の中を走ることになります。
見所？はガス橋近辺のビル群ですね！
ここは本当に綺麗なものです。

ビルの窓からもれる
オレンジ色の光
明るい蛍光灯の光
カーテンから漏れてくる色付きの光、
は人がそこにいることを表す。

光がついていない部屋は、
まだ外でお仕事を頑張っているか、
もうお休みをされているか、
もしくは空き部屋かを表す。


　　　　【ガス橋と月とビル群】

ランダムに光がついている。
規則性はない。
でも光のスケールは全て同じ（部屋の窓は同じだから）
なので規則性はある。
1/fゆらぎにより、見て綺麗だと思うと同時に癒される。



　　　　　【満月とビル群】

水面に映る街灯の光も綺麗だし、
お月様の光にも癒される。
春や秋の夜も風が心地よし。

本当に気持ちが良い時は、
土手に寝そべって電車の光を見たり、
正座を探したりしてボーっとすることもあります。

銭湯に寄り道して、
極楽気分で夜風に吹かれる瞬間など、
このまま死んでも良いかなとも思えます。

もう、死ぬまで自転車、手放せません。
もう、元の生活には戻れません。