変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

東国原知事

2009-06-24 17:40:56 | Weblog
面白い発言をしてくれましたね。

冗談かと思ったけど、映像から、本気なんだってことは、伝わってきた。

でもね、国民は、ちゃんと見てますよ。
そんな目くらまし作戦には、だまされない事を。

宮崎県民のためにでるなんて、、どうせ、公共工事をばっちりするんでしょう。
土建体質の根本は、みえみえですよ。

文化にふれてみて、別件

2009-06-23 06:01:34 | Weblog
ニュース番組を見ていて、気になる絵がある。

麻生総理が会見をしている映像。
いわゆる「ぶらさがり」というらしいのだけど、
なんか、あれは、記者の怠慢をみるようで、好きじゃない。
記者自身が自分の足でつかんだものを国民は欲しがっているはずなのに、定例でする会見に本当のことがつかめるわけないよ、、といつも私は、懐疑の目で見ている。

それは、それとして、、、

その背後にある絵画。
アジサイのきれいな色をだしている絵が気になってしかたない。
誰が描いたものなのだろうか、、、

その美しい絵を、、醜い人相の総理が仕立てのよさそうなスーツを着てさえぎってしまう。
その映像を見るたび「ああ」とため息をついてしまう。

文化にふれてみて

2009-06-21 10:24:25 | Weblog
画家のトークがあったので、参加した。

その方は、今は、フランスのパリに住んでいて、故郷は、隣の市だ。地元紙にエッセイを連載していた。わたしは、それを、読んでいたのだが、その内容に、自由な人を感じ、どんな方なのか、知りたかった。

絵画は、青色が多く使われて、抽象画だ。

私の描くパリとは、違っていた。私が行ったことのあるパリは、秋だったから、描くイメージが違うのは、、、そんなものか、、
その画家がトークで、私の絵に青が多いのは、子供の頃過ごした故郷の海の青だと言っていた。
子供の頃の原体験というのは、ずっと残るものだろう。
読んでいたそのイメージと、その画家と話と文章の内容と、次第に一致してきた。

「絵というのは、こうして形として残せますから、それがいいでしょう」
その会場で、隣り合わせた人がそう言った。
その人は、趣味で油絵を描いているという。

そうかもしれないけど、文章も地味だけど、こうして残るのよ、、なんても言いたかったけど、、ね、、

それにしても、

絵画の価格は、どういうことで決まるのだろうか、、、
とても、主婦感覚では、買えないと感じた。

一応鑑賞するだけは、タダなのでたっぷりとしてきた(笑)

以前は、もっとしていたように思うけど、最近は、腰痛があってか、遠ざかっていた。そのことに、あせりも感じていた、だから、余計にこういう情報には、敏感になっていた。

母の退院も決まり、順調なので、その安心もあり、余裕もできた。

つかの間だけど、良い時間を過ごせた。


若いということは、、、

2009-06-18 21:39:48 | Weblog
県外で自立している一人娘が帰省してきた。

お誕生日以来、三ヶ月ぶりに会う。
久しぶりに会う娘は、妙に色白く張りのない肌をしている。
心配になった。

しばらく夜間勤務が続き、不規則な生活が続いているという。
食事も1日1回しかとらないこともあるという。
いくら若いとはいえ、あまりによくない生活が読み取れる。

母の、娘にとってはおばあちゃんの手術だから、心配して帰ってきたのだ。

3日間休みがとれたというので、少しは休養になるかと思った。
よく寝て、よく食べた。
お風呂も、シャワーしかしていないというので、湯船につからせた。
規則正しいリズムがとれるように、心がけた。

すると、少しづつではあるけれど、頬はピンク色になり、つやもでてきた。

若いということは、こういうことなんだと、側で見ていてそう思った。

娘自身も、実感できたことだろう。


やっぱり、、、

2009-06-17 04:04:32 | Weblog
緊張してないように思っても、無理はしてないように思っても、、

やっぱり、無理は利かないようだ。

膀胱炎なるもの、、はじめてしてしまった、、

母の手術が終わった。

転移もなく、術中の病理検査でも異常はなく、無事終わった。

病室にいる私達のもとに緊急に連絡が入ってくる。念のため、ICUに入り、心臓の状態も正常に動いていることを確認するとのこと。面会にいく。母の顔を見たら、「よくここまできた、、長かったけれど、よくここまでがんばった」と頭をさすり、「うん、うん」とことばのない会話をかわす。涙がでてきた。

そしたら、、急にトイレに行きたくなり、、駆け込んだ。

感じたことのない痛みがある、妙に色も濃い、、、
なんかおかしい、、、

その夜は、尿意と痛みに眠れなかった。

エコーと尿検査の結果、膀胱炎と診断された。

いやはや、、ストレスとか疲れとか、それなりにあったかと思うけど、身体は、正直だ。きちんと反応した。

目が見えなくなってもいい

2009-06-10 15:48:06 | Weblog
生まれつき目の不自由な20歳の青年が、ピアノのコンクールで優勝した。
日本人初の快挙という。

この辻井というピアニストには、私も注目していた。
好感のもてる明るさを持つその演奏は、とてもいい音色で、鳥肌がたつような感じがしたことを思い出す。

その優勝のうれしさを伝えるインタビューの中で、彼のお父さんは、「一日だけ目が見えるのであれば、お母さんを見て、後は目が見えなくなってもいい、といったときは、、、」といって、泣いていた。

私は、そのニュースの中の映像を見ていて、涙があふれてしかたがなかった。

母が手術をするために入院した。その手続きなどに、ほぼ1日かかってしまった。これから、大変な手術がまっている、、そんなことを思って、重い気持ちで、帰宅し、ぼうっとした気持ちを何とか切り替えようと、テレビをつけたら、そのお父さんの言葉が流れてきたのだ。

さっき分かれたばかりの母の姿とが、走馬灯のようにながれて、余計に涙があふれてきた。

DNA鑑定

2009-06-05 08:15:49 | Weblog
足利事件の犯人が、改めてDNA鑑定をされて、一致しないとして、無罪になり、釈放された。
17年前のその鑑定と今の技術の進歩は、相当の進歩があるようだ。

私は、最近、母の病気でそのDNAの存在を改めて、知ることになった。

生物が存在するために、細胞があり、その設計図であるのがDNAという。
ヒトのからだは、60兆個の細胞からできていて、毎日多くの細胞が死んでいるという。
一日に8000億個もの細胞が死に、その死んだ細胞のぶんだけ、新たにコピーしなおす、ということを繰り返しているらしい。

ヒトのDNAは、2メートルもあるひも状のようなもので、その細胞が死んでコピーされるたびに、短くなっていくという。だから、人間は、死ぬ運命にあるらしいのだ。

想像を超える世界だけど、よくわかる。

ちょっと、話をかえて、、、、

ブログのテンプレートを変えている。
我が家の庭で、今ちょうど、このようなアジサイがさいている。
アジサイは、このところの曇り空、雨の降りそうな空模様に、よく似合う。
もう少し、雨が降ってくれるといいのだけど、、ね。


読書・つづき

2009-06-04 14:54:15 | Weblog
青木新門という作家を最近知った。

地方に在住している作家で、話題の映画の「お○りびと」の原作となる納棺という仕事を、世に知らしめた人だ。

肝心の「納棺○日記」というのは、いまだ手元に入らないので、読むことが出来ない。
しかし、他の作品は、読むことができた。
「木漏れ日の○景」という作品だ。これも図書館でかりたものだ。
1年余りの新聞連載をまとめた作品だ。
主人公にある日突然、病気が見つかり、自分の周りの家族をはじめとしての関係を描いているものだ。
描写に物足りないところを感じたりもしたのだけれど、じっくりと読めるいい作品だった。木漏れ日の中を歩く情景は、その中に私もいるようだった。

地方には、こうした作家がしっかりといるのだ。
こういう人を知ると嬉しくなる。

新聞連載の作品は、作家のその手腕を問われるような気がする。
毎日、飽きることなく読者をひきつけるというのは、大変な作業だと思う。

私も新聞の連載小説を楽しんでいるひとりだ。
林真理子、角田光代、桐野夏生、唯川恵、宮部みゆき、、どんどん出てくる。
この人たちに毎日飽きることなく読んでいる。
そして、「作家ってすごいね」なんて、一人で思っている。

読書

2009-06-02 15:51:59 | Weblog
趣味は読書、なんていったら、、よほどひま人に思われそう。

事実、そうかもしれない。
最近は、水泳をやめたので、行く所がなくなってしまって、時間がたくさんあるようになってきた。そのせいか、図書館によく通う。

興味を沸くものが次々とあって、夫のカードも使って、2箇所の図書館で本を借りてくる。

お城のことも調べた。もちろん、母の病気も調べた。

お城は、スタンプ集めが高じたものだ。
江戸時代までに建造された城が全国に12箇所残っていて、それを現存12天守というそうだ。肝心の地元に立派な城がある。そこには、まだ行っていない。それはともかく、図書館には、そうした城に関しての古い書物があったりして、そういうのを見つけるのも、楽しい。その書物の中に新しい発見があったりして、ひとり喜んでいる。「名城」ファンというのは、たくさんいる。そんなこともわかった。
なぜ城に魅かれるのか、そうした本を読むことで、自分の中で合点がいくことがあった。新鮮な気分になった。

母の病気に関しては、医学の進歩がはやいので、最新の雑誌等が参考になった。図書館よりは、本屋さんの方が参考になる物が多い。

そして、今は、村田喜代子さんの最新の本が読みたくなった。
「あなたと共に逝きましょう」
主人公と作者との重なり具合。
作者は、本の中で、登場人物を通して、いいたいことをいっている。
以前読んだ「名文を書かない文章講座」で書いていた内容の手本をみたような作品だった。読み応えがあった。
好奇心と知識の積み重ねは大事だ。

そして、さっき、郵便が届いた。
ふふっ!
週刊雑誌を取っているのだ、、今夜はその雑誌を読みふける。
さて、、なんでしょう、、

今度は、そのことをここに書いてみよう。

話してみたいぃぃ

2009-06-01 08:26:29 | Weblog
もし、私が記者だったら、、、

この人にお話をきいてみたいぃぃ

とそう思える人達をみかけた。

大きな荷物を両脇につけて、自転車に乗った若者。
ウォーキングをしている私とすれ違いざまにとても親しげな視線が送られてきた。さわやかな印象に思わず振り返った。すると、その自転車の後ろには、「日本一周」とかいた看板をつけていた。
本州に渡っていくのだろう。
「気をつけてがんばってね」とエールを送った。

県外ナンバーの軽ワンボックスカーの側にたっている年配のおじさん。
開いた車内には、小さなテーブルと軟らかそうなお布団が見えた。
きっと、今晩は、ここに車を停めて、泊まるのかな、なんて想像した。夜、その人のところに行って、話し相手をさせていただきたいなんて思った。

それぞれが自転車に乗ったおじいさんとおばあさん。
おじいさんは、少し走ってはとまって、写真を撮っている。写真が趣味なのだろうか、少し背が丸くなっているけど、足はしっかりしてるみたい。
おばあさんは、走った記録でもとっているのか、ノートに何か書いてる様子。
お互い前になったり、後ろになったりしていたわりあいながら、走っている様子がほほえましかった。このお二人にも、お話をきいてみたいなあ。

こういう人たちに、ずうずうしく好奇心だけで、話しかけてもいいものかしら。

そうそう
実家からの帰り道、休憩がてらによく利用するスーパーがある。
そこで、ウインナーを買おうとして、みていたら、隣で手を伸ばしている人に気が付いた。
「あら、○○さんじゃありませんか」
「あ、、はい主婦してます。近くに住んでます」
「私、応援してたんですよ」
「あ、はい」
私の目を見て話してくださった。みもしらないおばさんにいきなり話かけらにもかかわらず、誠実な視線を送ってくださった。その時は、私はうれしかった。
全国的に有名な選手が、現役を引退して、故郷に戻ってきている。ひょっとして、このスーパーも利用してるんじゃないかと、いつか会うのではないかと想像していた。それが実現したのだ。そのことがなんだか嬉しかった。
でも、そんなことは、私個人のことだから、ねえ、、
そんなことを思っていたら、少しづつ、恥ずかしくなってきた。有名な選手で実力もあって、飾らない人柄に同じ県民として親しみを感じてたとはいえ、一面識もない人にいきなり話しかけられたのだ。逃げてもいいはずなのに、その人の誠実さに甘えてしまった。私は、自分の図々しさに恥ずかしくなった。