変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

「偲ぶ会」の通知

2007-09-27 08:57:36 | Weblog
私宛に葉書が送られてきた。

「偲ぶ会」の通知。

知らなかった、、、、

亡くなっていたなんて、、、

身体が悪いだろうとは、想像していた。

でも、亡くなっていたなんて、、、

詳しいことを知りたくて、ある人を思い出した。
その人に電話をかけた。詳しく聞いた。すると、「(亡くなったことを)知らん人もおったんじゃね」その言葉に少し傷つきつつ、「、、、、」
私は、その言葉を黙って聞き過ごして、亡くなった方の話をした。

その亡くなられた方は、元新聞記者で交際範囲も広く、大変幅広い人脈をもっていた方だった。その人脈の広さを生かして、文化活動の集まりを主宰されていた。毎月、講演会が開かれていた。その会に話を聞きに行っていた。全国的に有名な方から、地元の方まで、実に多くの方の話をきいた。そんな方なのに、私のような一主婦の話も嫌がらず聞いてくださった。
でも、そうした話を聞くにつけて、「少しずつ聞くばかりではどうしようもない、事実を知ったら、行動しかない」とそう思えてきた。知識ばかりを身につけ、行動の伴わない自分がしんどくなったきた。
その思いが積み重なってきて、その会合には、足が遠のいてしまった。
一方では、「会報」への協力はさせていただいていた。私の拙い文を載せていただいていた。

「私が(会報を作る際)、困った時の、とっておきの人」

と言ってくださった言葉を思い出す。

私は、そのことにとても感謝を申し上げたい。

「ほんとうにありがとうございました」
そして、
「私達をたくさんの方法で、導いてくださって、ほんとうにお疲れ様でした。そして、ありがとうございました」

おばさんの汗

2007-09-20 20:51:12 | Weblog
あんまり、おばさんとは言いたくないかな、、

おばちゃん、、という言い方がいい。

おばちゃんの汗は、顔を中心にかく。

その点、3、40代の汗は、胸とか背中に汗をかく。

確かにそういえる。

普段の生活で、例えば、掃除機をかけたら、汗がでる。顔にばかり汗をかいていることに気がつく。そういえば、若い頃は、背中に汗をかいていた。

なんかね、、

そう改めて思ったら、50代というのは、節目なんだな、、なんて思い知らされる。

壁を超えた

2007-09-19 15:00:05 | Weblog
「飛び込む」

水泳を始めて13年。
「飛び込んで泳ぐ」これをしてしまった。

コースから飛び込むことをしたことがなかった。
プールサイドにたつだけでも、それは怖いことなのだ。
ましてや飛び込むなんて、そんなこと簡単には、できない。

もともと運動音痴の私が、水泳を続けていること自体が「奇跡」に近い。

一緒に泳いでいる人の中にもそういう人がいる。
「ほかの運動は、さっぱりダメだけど、何故か水泳だけはできるのよね。続けることができてる。不思議なのよ」

そんな私が、コーチの指導で「飛び込んで」しまったのだ。

逃げ出したかった。なんとか見逃して欲しいと思った。

次々と飛び込み泳いでいく人を見ていた。

「甘えてはいられない」そう自分に言い聞かせ、「もうやるしかない」と思えてきた。無我夢中でプールサイドに立って、飛び込み、泳いでいる自分に気がついた。本当は、怖くて怖くて手と足が震えていたのだ。

何度も繰り返した。そうすることで、何も考えず夢中ですることを体得できた。

私の中の壁をひとつ越えることができた。


温泉での話

2007-09-18 14:12:46 | Weblog
連休の時、温泉に入ることができた。

温泉に入るのは、好きなのだ。

私の母も温泉がすき。父が亡くなる前は、「温泉友達」という仲間が4人いた。母の運転する乗用車に皆が乗って、市内のあちこちの温泉に通ったという。今は、その仲間もそれぞれ、体調を崩して、そういう機会がほとんどなくなった。歳をとるということは、そういうことだろう。

さて、話を戻す。

その母も連れて、少し足を伸ばして、古い温泉に入りに行った。

そこで聞いた会話。

「昔の人はなあ、、こんな思いをせずに、働いて働いてなあ、、」
「そうよなあ、、ええ思いができて、、」

脱衣所での二人のおばあさんたちの会話だ。
その二人は、察するに、80歳、いや90歳は近いかとと思う。

長生きできて、こうしてお休みの日にゆっくりと温泉に入ることができる幸せを実感しているのだろうと思う。

そんな会話を聞いたことを帰りの車の中で夫に話した。
すると、夫も面白かったと話し始めた。

4人のお年寄りたちが、安倍首相辞任劇を話し始めたという。
その内容は、たいした根拠もなく、でもまるで確信を持ったかのごとく話している。それが、結構面白い。やがて、夫がその場から離れ上がろうとした時、

「すまんのう、脱衣所のテレビ、相撲に変えるように、いうてくれまいか」
「え、、はあ」

夫は、まあ、分かりやすく言えば、観光地に行くと、必ず「すみません、シャッターを押してもらえませんか。」と頼まれるタイプ。

夫は、そういわれるまま、チャンネルを変えてもらったという。

この温泉は、入り口に、温泉の効能と共にその古い歴史を大きな看板にその由緒を書いている。

こうした地元の人達に愛されてきた温泉なのだろう。
お年寄り達のゆったりとした会話と少しぬるっととした肌触りが気持ちよくて、ほんわかとしてしまった。

そうそう、母が、帰りがけに無花果を買ったので、それも食べた。甘くて美味しかった。いい「おまけ」だった。

追加

2007-09-17 15:15:04 | Weblog
実家から帰る際、地元新聞をまとめて持って帰る。

私は、新聞を読むのが好きなのだ。かといって、2誌(地元新聞と全国紙)を購読するのは、ちょっと経済的にもしんどい。それで、地元紙をとっている実家からちゃっかり(笑)まとめてもらって帰る。母も新聞を資源ごみに出す手間もはぶけるから、まあいいか!

まとめて読むから、どうしても斜め読みになるのだが、必要な情報は、入ってくるのだ、まあ、よし!としよう。

前書きが、長くなった。

その新聞で見つけた。

以前、ブログで娘のことを「ビジネスガール」としたが、これは、大変な間違いで、誤解を招く表現だったことに気がついた。

忙しく、中はもちろん外回りもこなす仕事をしているので、「ビジネスマン」に対して、「ビジネスガール」と表現した。

それは、「売春婦」の意味もあり、誤解を招く表現として、昭和38年にNHKの放送禁止用語になり、代わりにOLと表現するようになったとあった。

いやはや、知らぬこととはいえ、恥ずかしい表現をしてしまった。

今後こういうことのないように、充分表現には、気をつけたい。

このような、訂正をしていて、ひとつ思いだしたことがある。

政治家(野党の有名な女性議員)のブログで、間違いをみつけた。
ぜひ訂正して欲しいと思い、メールを送った。
すると、何時間か後には、きれいに訂正してあった。なんの断りもなく。
私は、その態度を不信に思い、もう一度抗議のメールを送った。
すると、なんの返事もなく、そのままであった。ブログの内容から、必要なときは、返事をしているとあったのに実に残念だった。「たかが小さな認識違い」と一蹴したにに違いない。

私は、それ以来、その政治家のブログを読む気はしなくなった。
そして、その政治家のテレビでの発言も信じられなくなった。
先の参議院選の際、来県したようだが、その様子をニュースで見ていて、気持ちは、しっくりこなかった。

犬の生命力

2007-09-17 04:05:39 | Weblog
実家に帰った。
実家に帰ると移動ばかりするので、忙しいのだが、、、

出かけようと、玄関先にでた。

先に出ていた夫と母が、散歩途中の犬を連れた女性と話している。

その犬の姿が痛々しかった。

右側腹部に赤く大きな腫れ物が見えている。その腫れ物を保護するかの様に円形の枕状のものをあてている。その大きさは、ドッジボールを埋め込んだかのようだ。血腫だそうだ。病巣がむき出しになっているので、なんともその姿は、形容しがたい。

そのワンちゃんの年齢は、15歳、人間でいうと84歳だそうだ。病院で細かく計算をしてくれたそうだ。

以前、見かけたときは、実家の裏の道を走りまわっていた。真っ白の毛並みが印象に残っている。庭のハイビスカスの花をクンクンとかいで、パックと食べたことがあった。そのワンちゃんが、なんともこんな姿になってしまって、、、、話をする間、じっとたっていたが、その足は心なしか、震えていた。かわいそうだった。

でも、散歩ができる体力はあるのだろう。それは、家族が愛情をかけて、看病していることが想像できる。

近所に住んでいる方だが、ほとんど話をする機会はないのだが、こうして、ワンちゃんをはさんで、話をすることができたことに、小さな感謝の気持ちを持ちたい。

そして、ワンちゃんが、病気で辛いだろうけど、少しでも長生きできますように、、


今、真夜中の1時半

2007-09-15 01:36:00 | Weblog
最近、こういうことがよくある。
真夜中に目が覚めて、眠れなくなる。
悶々とした気分のまま、朝方になると眠くなる。

昼間も活力が沸いてこない。
訳もなく涙がでる。とめどなく出たりする。

こういうのを「更年期」というのではないだろか。

もう「更年期」は卒業できたと思ってたけど、卒業はないのかもしれない。

こうして、思いつくままブログを書いてたら、ちょっとねむくなってきた。

話がしたい、その2

2007-09-14 10:19:24 | Weblog
昨日書いたその同じ日、もうひとりの人にもつかまってしまったのだ。

その人は、コーラスを趣味にしている。
最近声が良く出るようになったという。
それは、毎週の練習の際、頭の後ろから声を出すということをするという。
声が出始めるとまた一段と楽しくなったと言われる。
「まあ、そうですか。それは、良かったですね」

その方も話したかったのだろうと思う。

その二人とも、相手は誰でも良かったのかとおもう。

私がたまたま聞いただけで、誰でも聞いてくれる人がいたらそれでよかったのだろうと思う。

ちょっと、しんどかったのは、二人とも話が長かったこと。

話が長くなると、私の場合、その人の想いを受けてしまうから短くしたいのが本音。

その人の持つ波動みたいなのが合えば大丈夫なのだが、今回の場合、合うタイプではないのでちょっとしんどかった。

ごめんなさいね、二人とも、こんなところで私の本音を吐露してしまって。
でも、二人ともこのブログの存在は知らないから、許してもらえるかしら。

話がしたい

2007-09-13 17:25:01 | Weblog
私は、人と接すると、大抵は聞き役になる。
聞き役になる自分は、結構好きなのだ。
人の話をきくのは、そんなに苦痛ではない。

でも、今回はちょっとしんどかった。
相手は、自分の話したかったつぼをきいてくれた、という感じで、ほんとうにつらつらと話し始めた。

まだ、話したいのか、帰ろうとする私の後姿を追いかけてまで話の続きをしようとする。ちょっと、そういうのは、辛い。そういう時は、大抵は、相手の自慢話だから、、、

自慢話は、あまりそう長くはききたくない。さりげなく自慢するのならわかるけれど、あからさまに、自慢気に繰り返し話されると、閉口する。

まあ、気持ちは、わからないでもない。
30歳を過ぎた娘さんが、理想のご縁に恵まれて、年内に結婚するという。

それだけで、そんないいご縁に恵まれてよかったですね、という内容なのに事細かく話し始めたのだ。もう私は、「よかったですね」「ええ!いいですね」と繰り返すしかなかった。そんな状況が、本当にしんどかった。苦しかった。聞くのじゃなかった、とつくづくおもった。

ああ、疲れた、、、、



安部総理辞任

2007-09-12 16:44:24 | Weblog
「もう、ボクちゃんだめ、ペキンと折れちゃった」
って感じかな、、、記者会見みててそう思ってしまった。

この間、国道沿いで浮浪者を見た。
首をうなだれて、手押し車をとぼとぼと押している。
そんなに年をとっている風貌でもない。

20年位前は、国道を走ると浮浪者をよくみかけた。
その後は、ほとんど見かけなくなっていたが、
田舎では、こうした浮浪者だが、都会では、ホームレスだけではない、ネットカフェ難民がいるという。しかも、50代の人が多いという。

格差社会のできてしまった現代だから、こんな人たちが目立ち始めたのだろう。

いったいどうしたのだろう、これからどうなっていくのだろうか、、、