変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

話してみないとわからない。

2006-10-27 17:30:36 | Weblog
ずーっと前から、名前は聞いていて、何回も会うけど、じっくりと話したことなかった。
そんな方と会うことが出来た。
随分長い時間、話した。
私が、聞く側だった。

そこにいた可愛いワンちゃんにも慰められた。
ワンちゃんはゆずというコッカスパニエル。
私の側に来て、お腹をみせて仰向けになる。ずっとさわっていた。
私もそのお腹の感触に慰められた。

その方とは、集団の中の一人として会う機会しかなかったので、表面だけで話をしていた。
でも、1対1で会うと全く違った印象になった。
もっと緊張するのかと思っていたけどリラックスできたのだった。
その方も私に対して、「そうか!そんな事思ってたの意外」等と言った。
話してみないと分からない、そんなことを思ってしまった。

そして、人と会うのも楽しいなんて思えた。

なんか違うなあ、、、、

2006-10-24 15:25:48 | Weblog
なんか違う、、、

最近、よく感じることだ。
それにいつもあせった気分がどこかにある。

なんなのか、よくわからない、、
人と会っても、どこかに行っても、なんか違う。

それに探し物が見つからない。
今日も本屋さんに行って、読みたい本を探そうとしたのに結局見つからず、そんなに読みたいと思ってなかった本が見つかった。
見つからないということは、あきらめなさいということなのだろうけど、あきらめていいのか、どうなのかわからない。

答えを知りたいと思うけど、それでいいのかな。
わからない。

反省してます。

2006-10-19 10:03:56 | Weblog
ずーっと前から気になる女の子がいるのです。
小学生は、みんな登校して、もう授業が始まっているだろう時間に見かけるのです。
小学校の低学年で赤いランドセルが重くてひっくり返りそうな、小さい女の子。
その子はいつも一人でぽつんと登校してる。少し前までは、お兄ちゃんと登校してたのにお兄ちゃんは見なくなったのです。気になるア。

そう思っていたら、通学路で出くわしました。
私は、思わず声をかけました。「近くまで乗せていったげるよ」と。

そんなことはしてはいけません。反省してます。

ちゃんと、自分で行かせるようにしなければなりません。
私のしたことは、ただの自分の興味本位を満足させただけでした。

私のしたことは、情けであって、愛情でもってした訳ではありません。今後、その女の子に責任が持てるのか、といわれたら、持てません。
だったら、そんな無責任な行動はするべきでは、ありませんでした。


笑顔のいいひと

2006-10-17 15:33:33 | Weblog
市内に向かう道のりに、ちょっとした坂道がある。
鉄道線路の下をくぐるのだ。

私は、そこを通るのは車なので、そうした坂は、苦にならないのだが、自転車は大変そうだ。高校生はなんなく勢いをつけて上りきるのだが、お年よりは、そうはいかない。

ちょうど、勢いをつけて、上りきろうとしている自転車にでくわした。
その後姿から想像するとおばあさんのようだ。
カーディガンが、秋の風にひらひらとあおられてとても気持ちよさそうだ。

自転車は、私の車と同時に上りきった。さっと降りた。後ろを振り返った。
その表情は、笑顔だった。ちょっとした達成感なのだろう。
「やったね」と、私は思わず叫んだ。

なんかいいよね。
笑顔に出会うのは。



有害鳥獣捕獲員

2006-10-14 12:05:16 | Weblog
ウォーキングにでた。
山の方だ。道のりは、結構きつい1時間半、9000歩ある。セイタカアワダチソウが伸びて、くしゃみがでそうだった。

すると、さかんに無線で連絡をとる年配の男性にであった。襟元にはバンダナを巻いて、山男の風情だ。腕に「有害鳥獣捕獲員」の腕章をつけている。しばらくお話をした。

いのししの捕獲をしているという。朝4時にいのししの足跡をみつけたらその方角に「ねや(寝床)」があるという。ここ1週間おりなどを置いて、捕まえようとしているが、1匹しかつかまってないと言う。捕まえないと芋、稲を荒らして困るそうだ。その話しぶりから、誇りを持ってしている様子がうかがえた。

私達も道のりの畑で、いのししらしい足跡を見つけた。

何度も歩く山の道ではあるが、そのような活動をしている人達にはじめてあった。

世の中には、知らないことがまだまだたくさんある。





一期一会の縁

2006-10-13 17:29:41 | Weblog
水泳のお仲間の一人が引越しをすることになった。

「”卒業記念”に500メートルを泳ぎきろう」と提案があった。
5人で泳ぎ始めた。先頭は、男性でスローペースで始まったが、やはり私は、ペースが急に落ちてきた。邪魔をしてはいけないと止まって避けた。”卒業”する彼女は、泳ぎきった。私もなんとか泳ぎきった。
「一生わすれません!」と言った。嬉しそうだった。初めて500メートル泳いだという。ガッツポーズが若々しかった。
私も元気をもらった。
よかった。いい思い出ができたことだろう。

転勤族の彼女は3年ごとにこうした転勤を繰り返しているという。

一期一会の縁。

若い彼女は、たくましく、こうした出会いをどこかでするのだろう。

なんなのよう!

2006-10-12 21:43:44 | Weblog
銀行にの窓口に行った。
久しぶりだった、窓口に行くのは。

総合通帳を差出し、「定期預金を普通預金に移したい」と伝えた。すると、窓口の行員が、「これは、ご主人様の名義ですね」という。「ええそうですけど、、」と私。「あのう、御主人様の保険証か何かお持ちでしょうか?」「いいえ」

「御本人さまでなければ、お移しできません」「え!」

しばらく問答の後、なんとかなった。

そして、別の銀行に電話をする。すると、「あの、御本人さまからの依頼でないとお受けできません」

もう、なんなのよう、、

個人情報保護とかで、例え夫婦でも、名義が違えばどうすることもできない。

なんだか、窮屈な世の中になったものだ。

おねえちゃん

2006-10-11 13:44:54 | Weblog
いきつけのスーパーの駐車場でのこと。

「おねえちゃん、おねえちゃん」と呼ぶ声がする。「え!」と私。まさか私に声をかけているとはびっくりした。

中年配の親子だ。

「これ新型?」という。「ええ?」

私の車を指している。隣に止まったその車を見ると、どうやら親子の乗った車と私の車は同じメーカーのようだ。私のはモデルチェンジしたので、全く外形が変わってしまったのだ。

「変わってしもたんじゃね」と驚いた様子だ。「はあ、、」

そして、店内でまたその親子に呼び止められた。
「おねえちゃん、このみりんいくら?」「え!」

同じ人に「おねえちゃん」といわれて、なんか尻こそばい、ちょっと恥ずかしい気分で、その場を去った。

なんかへんな気分だった。
でも、面白い。何気ないけど、人生は色んな出会いがある。



忘れかけたたくましさ

2006-10-10 03:01:33 | Weblog
現代の日本人が、忘れかけてしまったたくましさをみた。
若い女性の中国人だ。

秋晴れのいわし雲の美しい空を眺めながら、ウォーキングにでた。
久しぶりだ。

小高い山にお城がある。お正月の初日の出の名所でもある。そこを目指して出かけた。お城までは、登りの連続で、はあはあと息があがってしまった。頂上に着くとその眺めは、抜群だ。島の間に浮かぶ無数の船。その延長線上からいわし雲がでている。360度山と海と空と美しい光景を堪能した。

帰りの道のりだ。
県道沿いの水路に、一人の若い娘が、ざるを片手に野草を摘んでいる。その姿から、
中国人であることは、すぐにわかった。雑草ばかりはえてそうなその中から食べることのできそうな草をつんでいるのだろう。その姿は、故郷の中国でもそうして食べ物を探していたことが想像できる。こんな車と人の往来の激しい中で、食べるものをみつけているのだ。私達日本人が忘れかけた生きること生活することのたくましい姿をみた。

日常生活の中で、中国人がいることに違和感がなくなりつつある。
日本人の労働力を若い中国人達に頼らなくてはならなくなっている。
数年前までは、「遠い中国からやってきて、家族の生活を支えて大変だ」等とのん気に思っていたが、最近は違ってきている。

そして、あのたくましさをみせつけられた。

私達日本人は、うかうかしておれない。

地球はまるい

2006-10-07 23:43:16 | Weblog
山の家に行った。

今日は、お天気がよかった。少し風があったので、海の色が黄緑、緑、深緑に染まっていた。そのコントラストが、小さな島々とおりなって、とても美しかった。地球はまるい!と感じるその光景なのだ。家は、標高300メートルの位置にある。吹く風は、少し冷たいがとても気持ちいい。

ああ、この光景の美しさ気持ちよさが、私の文章表現で充分に伝わってないもどかしさがある。

私がその気持ちよさを味わっている間、夫はチェーンソーで伸びた樹を次々切り倒していた。手伝うにも危なくて、手伝いようがないのだ。ごめんね、夫ちゃま。チェーンソーなんて初めて使うのにね。

でも、伸びた草もひいたのよ。その時、きりぎりすがいた。親指大の大きさで体の色は、茶色になっていた。もう、冬の準備だね、動物達は。山の水も冷たかった。

今日も、忙しかった。
実家の木も剪定したし、山の家にも行ったし。

もっとのんびりしたいのよ、山の家では、実家では。
いつもいつも、草引きやら掃除やら何か用事に追われてる。