変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

読書・つづき

2009-06-04 14:54:15 | Weblog
青木新門という作家を最近知った。

地方に在住している作家で、話題の映画の「お○りびと」の原作となる納棺という仕事を、世に知らしめた人だ。

肝心の「納棺○日記」というのは、いまだ手元に入らないので、読むことが出来ない。
しかし、他の作品は、読むことができた。
「木漏れ日の○景」という作品だ。これも図書館でかりたものだ。
1年余りの新聞連載をまとめた作品だ。
主人公にある日突然、病気が見つかり、自分の周りの家族をはじめとしての関係を描いているものだ。
描写に物足りないところを感じたりもしたのだけれど、じっくりと読めるいい作品だった。木漏れ日の中を歩く情景は、その中に私もいるようだった。

地方には、こうした作家がしっかりといるのだ。
こういう人を知ると嬉しくなる。

新聞連載の作品は、作家のその手腕を問われるような気がする。
毎日、飽きることなく読者をひきつけるというのは、大変な作業だと思う。

私も新聞の連載小説を楽しんでいるひとりだ。
林真理子、角田光代、桐野夏生、唯川恵、宮部みゆき、、どんどん出てくる。
この人たちに毎日飽きることなく読んでいる。
そして、「作家ってすごいね」なんて、一人で思っている。

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