夕方のNHK道内ニュースで北海道農民管弦楽団演奏会のことが映し出されていた。
以下は過日1月31日(日)の名寄市民文化センターで開催された
第22回北海道農民管弦楽団演奏会の案内に書かれてある一部だ。
『北海道農民管弦楽団は、北海道在住の農家および農業関係の仕事に携わる音楽愛好家が中心となり、農閑期に一堂に会して演奏会を行うことにより、自らの研鑽と地域文化の発展に寄与することを目的として1994年に創立された楽団で、一昨年20周年を迎えました。
宮澤賢治が「農民芸術慨論綱要」で述べた理想に基づき、彼の果たしえなかった農民オーケストラを現代に蘇らせる試みでもあり、真の芸術とは何かを追求する志高い楽団です。』
最初はアナウンサーの説明から厳しい農作業の合間にしている楽団だからと普通の期待をしていた。
ところが始まってみると代表者の情熱溢れる指揮と、それに応えようとする団員仲間の
素晴らしい演奏に感動してしまった。
22回にもなるまで続けるには幾多の困難もあっただろうにと思うと
「私もここで音を上げてはいられない」と元気をもらえた。