最近は、ニュースや研修会などで「認知症」という言葉を目にしない日は無い。
連載で認知症家族の苦悩や認知症予防のための講座などが新聞などに載せられている。
そんな時
「介護に疲れ、無理心中を図ろうと妻を殺害したとして逮捕された83歳の夫が、その後、食事を拒み続け死亡しました」
この事に警察は「なぜ取り調べを受けようともせず、食事を摂らなかったのか分からない」と
コメントをしていたようだが、これは自死への最後の手段だったのだろう。
踏切事故を起こした、自動車事故を起こした、自宅が全焼したなどと
時には「認知症家族への監督不行届き」で家族が訴えられているという。
連載記事中で、そこまで行くまでの家族の苦悩と努力も新聞記事で読んだ。
何人かの家族やご近所の協力のもとで介護が出来れば理想なのだろうが
そうは行かず、四六時中の見守りは出来る事ではない。
今後、私自身も含めこのような悲劇はあちこちで起こるのかも知れない。