日々の想いを

例え辛い日があろうとも 目の前のことをひたすらに坦々と。

認知症家族の悲劇

2016-02-24 06:46:36 | Weblog

最近は、ニュースや研修会などで「認知症」という言葉を目にしない日は無い。

連載で認知症家族の苦悩や認知症予防のための講座などが新聞などに載せられている。

そんな時

「介護に疲れ、無理心中を図ろうと妻を殺害したとして逮捕された83歳の夫が、その後、食事を拒み続け死亡しました」

この事に警察は「なぜ取り調べを受けようともせず、食事を摂らなかったのか分からない」と

コメントをしていたようだが、これは自死への最後の手段だったのだろう。

踏切事故を起こした、自動車事故を起こした、自宅が全焼したなどと

時には「認知症家族への監督不行届き」で家族が訴えられているという。

連載記事中で、そこまで行くまでの家族の苦悩と努力も新聞記事で読んだ。

何人かの家族やご近所の協力のもとで介護が出来れば理想なのだろうが

そうは行かず、四六時中の見守りは出来る事ではない。

今後、私自身も含めこのような悲劇はあちこちで起こるのかも知れない。


高齢者地域サロン「認知症とは?」

2016-02-20 15:14:35 | Weblog

昨日は気がかりだった月1回の高齢者サロンがあり

何とか好評の内に終えることが出来ホッとした。

テーマは地域で家庭医療に頑張って下さっているクリニックによる「認知症とは」だった。

地域サロンとして、とても分かりやすく25人を超えるみなさんも真剣に聞いておられた。

私たちが自覚している、忘れっぽくなったという「記憶障害」に「判断力障害」がプラスされ、

人に迷惑が掛かる行動が多くなると認知症とよばれるらしい。

認知症の人は
怒られた内容は忘れるが、怒られた時の怖さや恐怖などが事実として残る。
だから
その人の尊厳を守り、安心を充実させてやり
出来ることは出来る限りやらせてやり
医療と連携を保って行くこと。
そして、説明は具体的に・・・・などと、そのようなお話をたくさんしていただいた。

後半の20分くらいは認知症にならないようにと

手足を別々に動かしたりする「拮抗運動」というのを実践を通して教わった。

先生と看護師さんが帰られてからは、「きよしのズンドコ節」体操と

懐かしのメロディー「あの町この町、七つの子、北帰行、ふるさと」を合唱した。

初めて参加された方も多く「企画が良かった」などと褒めて頂き嬉しかった。


先行き不安なニュースばかり

2016-02-17 00:00:00 | Weblog

最近のニュースには人の死が多く関わり、先行きを考えると心が暗くなっている毎日。

どうしてこうも同じような事故や殺人事件が多いのか。

少子化や、高齢化で若い人の手が大切な時に、善良な若者や働き盛りは死に、

人の世話にならなければならない人や、悪に手を染めている人ばかりが増えて来ている

そんな話ばかりが多くなり、高齢者になった我が身を考えると先行き不安になっている。

そしてまたしても、老人ホームで男性職員が入居者を3人も高い所から突き落とし

死に至らしめたとか。

以前にも他の施設でもあったようだが、隠しカメラでの職員の入所者への虐待の様子。

そして、次々と我が子に、様々な考えられないような虐待をする変な?若い親達の実態。

問題山積の日本になってしまったようで、一体

どこから手を付けていけばいいのか・・・。


地域のまちづくりサロンに参加して

2016-02-09 00:00:00 | Weblog

日曜日のことだったが、前日の土曜日に突然電話が掛かって来た。

「地域での防災についてのサロンがあるのだけれどいざ参加人数を調べたらまるで来る人が少ないので、来てもらえないだろうか」との話だった。

私もサロンを開設したばかりであり、気持ちが理解でき札幌から講師も来て下さると言うので夫と知人2人を誘って4人で参加してきた。

半年ほど前から「R地区を考える会」と言う名で商店会を主として町の若い方達が始めた会で高齢者サロンと同じく月1回、サロンを開くまでに前進したようだった。

今回の内容は防災のことで「防災クロスゲーム」で考えるというものだった。

奇数人数のグループを作り、ある問いに「イエス、ノー」の札を出してどうしてそうするのかと理由を述べあうものだった。

例えば
1、裏山が崩れそうになって避難命令が出ているが、中学生の息子は出かけており、2歳の子を連れて避難した方が良いのか、それとも帰ってくるまで待つ方が良いのか」 

2、避難所に3000人避難しているのだが、食料は2000人分しかない。これを今すぐ配ったらいいのかどうか」

などというように、どれも判断がみんな同じになったことはなく「グループの中でたった一人が良い意見だったりする」という話には考えさせられた。


清原容疑者と覚せい剤

2016-02-07 10:14:23 | Weblog

幼い頃から夢見ていた巨人への入団。

それが現実になりつつあると期待していたあのドラフト会議。

事も有ろうか、信頼して共に闘い合った友の方へとすり抜けた。

あの時の少年の涙は忘れられない。

それが、私が「アンチ巨人」になる第1歩だった。

プロの最初に巨人に行けなかったその思いは

例え、西武で大活躍をし、その後 憧れの巨人に入団しても晴れなかったのだろう。

行きたい球団に行けなかったり、希望通りに行かない人生なんてみんながそうなのに

そう思うだろうが、あの時、親のような感覚でテレビを観ていた私には

「だまされた感」が伝わって来て本当にかわいそうで

それからは西武を応援したものだった。

人間が弱いと言うのもあるかもしれないが、

以前ダルクの責任者から聞いたが、先祖の因縁が影響して

覚せい剤でなければ他に走ってしまう事が多いと、ハッキリ言っておられた。

今までの清原容疑者の苦悩、これから禁断症状に耐えて行かなければならないだろうことを思うと

あれだけの野球選手だったこともあり、哀れで哀れで・・・

私の脳裏から離れることがない。

 


元気をもらえる北海道農民管弦楽団

2016-02-01 19:47:15 | Weblog

夕方のNHK道内ニュースで北海道農民管弦楽団演奏会のことが映し出されていた。

以下は過日1月31日(日)の名寄市民文化センターで開催された

第22回北海道農民管弦楽団演奏会の案内に書かれてある一部だ。

『北海道農民管弦楽団は、北海道在住の農家および農業関係の仕事に携わる音楽愛好家が中心となり、農閑期に一堂に会して演奏会を行うことにより、自らの研鑽と地域文化の発展に寄与することを目的として1994年に創立された楽団で、一昨年20周年を迎えました。
宮澤賢治が「農民芸術慨論綱要」で述べた理想に基づき、彼の果たしえなかった農民オーケストラを現代に蘇らせる試みでもあり、真の芸術とは何かを追求する志高い楽団です。』

最初はアナウンサーの説明から厳しい農作業の合間にしている楽団だからと普通の期待をしていた。

ところが始まってみると代表者の情熱溢れる指揮と、それに応えようとする団員仲間の

素晴らしい演奏に感動してしまった。

22回にもなるまで続けるには幾多の困難もあっただろうにと思うと

「私もここで音を上げてはいられない」と元気をもらえた。