日々の想いを

例え辛い日があろうとも 目の前のことをひたすらに坦々と。

女性の目から見た災害復興

2012-06-30 02:25:55 | Weblog


男女平等参画から見た災害復興について、男女共同参画と
災害・復興ネットワーク代表の堂本暁子・前千葉県知事の基調講演があった。

堂本さんは東日本大震災の被災地訪問の経験をとおして
今回の講演で全国46箇所目になるとのこと。

やはり女性ならではの視点で問題点を話してくださった。
避難所運営が男性中心なため、着替えのための間仕切りがない、
食事作りの担い手が女性が疲れ果てていようともそれが当たり前だったり
生理用品の配布まで男性だったため受け取りづらかった等など。

堂本さんは「被災者の声を反映させることが本当の意味での男女平等参画。
平常時から参画が実現する地域づくりが結果的に災害に強いマチになるし
ジェンダー、傷害の有無、地域、年齢、宗教、階層、社会の亀裂
格差などあらゆる差別を排除しニーズの違いを解消していくことが大切」と話された。

講演の最後に
加藤登紀子さんの「今 どこにいますか」の曲が
震災復興への訪問画像と共に流れみんな聞き入っていた。

堂本さんの講演は、具体的で分かりやすくその後開催された
男女平等参画の視点を踏まえた防災の在り方についての
関係者のパネルディスカッションも現地を見てきた方々だけあって説得力があり
「もっと沢山の方々に聞いて欲しかった」それが参加者の感想だった。




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忙しい日々

2012-06-28 00:00:00 | Weblog
ここ半年少し前から、私の住む区では独居の方の異変が多く
それも、家族と疎遠だったりしてお世話をすることが多くなった。

姑が存命中では、体力も落ちて入院をした時に
ご近所の水が出なくなり、新居が見つかるまで1ヶ月以上水を運んだ。

つい最近は急に借家を壊すので出て欲しいといわれ老女は
85歳にもなっていることから、自立を諦め特別養護老人ホームを
申し込み、どうなるかと案じていたが、6月中に入所が出来
何とか身の回りの整理をして入所が出来た。

それもつかの間、今度は90歳の老女が転んで歩けなくなったと電話が。
飛んでいくと歩こうとすると痛がって1歩も歩けない。
救急車を呼び同乗して行き、長い診察、入院とで夕飯を食べたら10時になっていた。

姑が亡くなってから、あちこちで亡くなったり施設に入所をしたりで
この辺りも人が居なくなり寂しさがつのるばかりになってきた。

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厳しい現実を生きる母親

2012-06-22 20:20:45 | Weblog



長男が亡くなってから秋で3年が来る。

顔も知らない女性が息子の葬儀で涙していた。

その女性は、息子としばし仲良くしていた同じ病の青年の母親だった。

長男は何度かその家に行ったり、お祭りに行ったり仲良くしていた。

その青年にとって、長男は初めてと言ってもううくらい良い友だったらしい。

段々、病気は深刻さを増し親の手には負えなくなっていくとき、母親は

その青年にとっては父親である夫を病気で亡くしてしまった。

明日が49日とあって、夫とお参りをしてきた。

明日、とっても外泊ができる状態ではないのに自分で運転して

その不安定な息子を一人で迎えに行き、送って行くのだという。

何が起こるか分からない息子を送る・・・母親ならではの哀しくも厳しい

現実に、他人事ながらため息が出てくる。
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決して許せない最悪男!!

2012-06-16 00:00:00 | Weblog


17年間逃亡していたというオウム真理教元信者高橋克也容疑者が
とうとう捕まった。

昨年暮れから相次いで逮捕され最後の一人だった。

沢山の人達の命を奪い苦しみのどん底に追いやる加担をした若者も
中年になった姿で、世間に身を置く羽目になった。

その、親兄弟はそれぞれコメントを出しているようだった。

みんな表向きはあの松本智津夫死刑囚へのせいにせず世間に詫びながらも
娘や、弟を案じる言葉がにじみ出ていた。

そんなことを聞くたびに何度も私自身でブログでも書き、
ニュースが流れる度にテレビに向かって吠えてきた。

前途もある心優しかったかもしれない若者たちと、そして周りのあらゆる人達を
不幸のどん底に落とし入れたあの「いかさま教祖」!

松本智津夫というあの最悪最低男だけが、あの手下たちの罪をも
もっていけないものだろうか。

愛おしい身内を奪われた親兄弟の気持ちを思えば
何度も、そんな叶わないであろう気持ちが沸き起こってくる。
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老いること

2012-06-15 20:44:37 | Weblog


先ほど一人暮らしの女性の家から帰ってきた。

3月に大家より、古いその家は壊してしまうので立ち退きをして欲しいとの
一方的な話だったが、80歳を超えた女性にとって電話での話しだったので
明確に自覚したのは4月も半ばになってからだった。

撤去条件ぎりぎりの今日になってケアマネージャーより連絡が入り
特別養護老人ホームへの入所が認められたのだという。

身寄りは有るようで無い女性に「この家を立ち去る前に息子さんに
電話をしておいた方がいい」と勧めると掛けていた。

もう、相当久しぶりの電話だったようだが、心配したり来る様子も無い感じだった。

そうだとなれば近所の私たちが全ての荷物の整理をしてあげなければいけないだろう。

あちこちと、この町内会の周りを見渡しても、施設に行ったり
病で亡くなったり、町内人口は随分と減ってしまい
寂しくなるばかりのこの頃になった。
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選んだのは?

2012-06-13 00:00:00 | Weblog


ここ最近、ますます政治の動きが混沌としてきている。

そのせいかどうか、少子化などと言われている貴重な若い命が
自死とか無謀な事故や犯罪で失われていっている。

どこをどうやって理想に向かっているのかは想像もつかない
世相だが、ある地方紙に以下の社説のようなのが載っていた。

「依頼心の戒め」
ジョン・F・ケネディの米大統領就任演説の一説。
「アメリカのみなさん、国が何かをしてくれるのか問うのはやめて
自分が国の為に何が出来るか問うて欲しい」

そして新聞社では以下のように訴えていた。

『政治は国民の人気取りのために「あれもこれも」とばらまく。
大衆に迎合する危険なポプユリズム(民衆主義)にも陥りがちだ。
分かっていながら国民は国が何をしてくれるのかと甘え続ける。
これが今の日本の現状ではないか。
期待に反すると何もしてくれないと不平を言う、
選んだのは国民だが意識は希薄だ。
政治は選択と決断が出来ないまま反省も無い。
国民は依頼心を戒め自立を。』

私も政府が賢明になってくれなければ多くの国民は救われないが
国民もメディアのコメンテーターなどの言葉に惑わされないよう
しっかりと議員を選ぶべきだだし、その時の風潮に惑わされて
選んだのは国民なのだと自覚すべきだと思っている。


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介護ベッド事故

2012-06-08 11:03:53 | Weblog


厚生労働省と経済産業省は6日に介護ベッド事故を発表した。

2007年5月から今年の5月までの5年間に
28人も亡くなり、31人が重傷を負ったとの事。

【原因の多くは】

・ベッドから床に落ちた物を取ろうとして柵と枕側にある
  板の間に首を挟み、首の骨を折って死に至った。

・上半身を起こしてベッドにもたれて座っているうちに、横に倒れて
 ベッド脇にある2本の柵の間に首をはさんだ。

・利用者の手足が柵の隙間に入ったままベッドの背を上げて骨折。


【事故を防ぐには】

・柵と柵の隙間をクッションでふさぐ工夫。

・午後10時頃から午前8時頃の意識がハッキリしないままのトイレに
 起きようとする時に気をつける。

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介護保険料の高いこと!

2012-06-06 00:21:48 | Weblog



どうしてこんな矛盾ばかりの世の中になったのか。

介護保険料を支払っていても、利用するたびに代金を支払い、その上
ヘルパーの時間も少なくなっていく。

利用したい人も国民年金だけで頑張っている人は結局、利用回数を少なくするしかない。

それからみると生活保護受給者の方が恵まれているという感じさえしてくる。

そんな時、北海道の中で今期からの介護保険料最高額を知って驚いた。

宗谷管内の豊富町では、なんと!6,100円とのこと。

まだ、他の地域では3,000円台、4,000円台がほとんどの中で。

しかし、5,000円台で、それに近い所も多々ある。

年間ならまだしも、毎月それだけ引かれ、利用して引かれでは
食べていけないだろう。

全く、ますます年寄りはお金がないと生きていけない、
それを実感させられることばかりになってきた。
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驚きの検索結果

2012-06-04 01:32:28 | Weblog


最近はパソコンでちょっとしたことから個人情報が漏れることもある。
そう思って、自分のフルネームで検索をしてみた。

驚くことに同姓同名は相当いるようだった。
でも、私自身のは無かったので安堵した。

で、フッと思いつくままに、遠方に住む次男の名で検索をしてみた。
驚いた!
次男自身の名が出ているではないか!

それは、マラソンとかそんな競技での上位順位にでだった。
居住地らしい地名が合っているので間違いない。

あの、言葉が遅れたため、人には通じなかった幼稚園時代の運動会。
お遊戯のとき何もせずみんなが、しゃごむと次男の立っている頭が一つ。
先生が傍で補助をしてくれていた・・・。

そんなあの子が、遠く離れたあの地で、会社も不況の中にあって
自分の居場所を持って頑張っていたなんて!

3月に行って部屋を片付けたとき、そのような「かっこいい」写真はあった。
次男は恥ずかしそうに笑っていただけだった。

シャイな子だから、今は言わないでおこう。
でも、いつかは褒めてやろうと思っている。
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健康寿命

2012-06-02 15:07:34 | Weblog


毎日、自分自身の内外で老後を考えてしまうことが多くなった。

そんな中で「健康寿命」というのを厚生省が算出した。

2010年で
・男性→ 70,42歳
・女性→ 73,62歳

これは介護を受けたり、寝たきりにならず健康的に生活できる期間とのことだから
では女性に例えると平均寿命が86,30歳なので
逆に言うと13年以上は介護を受けたり、寝たきりになって生かされている
そういう人が多いということなのだろう。

73歳といえば、そう遠い話ではない・・・。
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