町会の誕生会などが入り忙しくしていたため
亡父の命日28日近くになって弟に
私が丹精込めて咲かせた色々な百日草を上げる段になって
亡父の祥月命日だったことを知った。
我が家が墓じまいするまでは、実家の墓掃除は
ほとんどと言っていいくらい私たち夫婦がしていた。
ハッと気づいたかのようにそれからあわてて
積み団子を作ったりして雨降りだったため
せめてお花だけでもと思っていた。
お墓の帰りは実家に寄り積み団子をお供えする予定でいた。
ところが、お墓に向かう頃になって、あれだけ降っていた雨が止み
お墓掃除やお線香、ローソクまであげることができた。
どれだけ親は私たちの来るのを待っていてくれたかが
しみじみと伝わってきた。