日々の想いを

例え辛い日があろうとも 目の前のことをひたすらに坦々と。

三秒だけ

2012-01-16 11:39:55 | Weblog
新聞の「天声人語」に書かれて有った事。

「暴言にめげず老いを生きる」と投稿した女性は病院内の現金預け払い機でもたつき
「さっさとやれ!」と怒鳴られたと言う。

「三秒だけ待って下さい。履けるのです。飛んできて靴を履かせないで」
介護されていながら自立を頑張っている人の悲痛な言葉なのだろう。

もたついていると気になるのか、腹立たしいのかすぐ手を出したりする人がいるが、
それは、親切でも何でもなくて、少しの間様子見をして「待ってやること」
そのことが、これからの高齢者時代に心掛けて欲しい事なのだろう。