![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/80/c42b3c393215399def7a1e5b460ad46d.jpg)
今回からは、少しニッチなテーマである
「スピーカーユニットの固定方法」について考えてみたいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/cf/b7febd045dbd486bd8dd029419c4a82f.png)
スピーカーユニットとは、スピーカーのなかで音が出る部品です。
音はすなわち空気の振動なので、
スピーカーユニットは振動の影響をシビアに受けることが知られており、
固定方法も様々なパターンが存在します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/14/76fea5f30bbbbb4e0247c8ded3dabf2f.jpg)
一番シンプルでオーソドックスなのは、
スピーカーユニットのフレームにネジ穴を開け、
スピーカー正面のフロントバッフルにネジ止めする方法です。
大半の市販スピーカーはこの方式をとっており、
イメージしやすいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/cf/b7febd045dbd486bd8dd029419c4a82f.png)
ただ、スピーカーユニットの動作原理から考えて、
振動の基点となる、磁石のところを支えるべきじゃないの?
という考え方もあります。
ならば、後ろから引っ張ったらどうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/83/14d47251a96041115a7d46087d8544a0.jpg)
確かに、これは良さそうです。
スピーカーユニットを支えるフレームの強度が十分でなくても、
磁石のところを固定してしまえばOKなのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/cf/b7febd045dbd486bd8dd029419c4a82f.png)
先ほどの図を見ると、
磁石と背面の板が固定されている構造になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/83/14d47251a96041115a7d46087d8544a0.jpg)
振動の基点となる磁石を支えるのは良くても、
「背面の板の【剛性】は十分なのか」
という問題があります。
せっかく磁石を支える構造にしても、
その支柱が揺れてしまっては意味がありません。
なるほど。
では、下から支えてみるのはどうでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/3f/fae8af8acd5412dc95e03395122a3489.jpg)
下から支えれば、あとは地面が強固であればOKです。
確かに、これは良さそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/cf/b7febd045dbd486bd8dd029419c4a82f.png)
こんな風に、歴史的に色々なアイディアが生み出されて、
数々のスピーカーが生み出されてきました。
たとえ現代のハイエンドスピーカーでもスピーカーユニットの固定方法は様々です。
この連載では、「これが最高の固定方法だ」と結論づけるつもりはありません。
様々な方式と、その主張や実例を学んでみることで、
より広い視点でスピーカーを見ることができるのではないかと思っています。
どうぞお楽しみに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/cf/b7febd045dbd486bd8dd029419c4a82f.png)
ひのきスピーカー「SOLA Mk2」の詳細はこちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/e4/6314b4a9987087274752265044e9b186.png)
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「スピーカーユニットの固定方法」について考えてみたいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/cf/b7febd045dbd486bd8dd029419c4a82f.png)
スピーカーユニットとは、スピーカーのなかで音が出る部品です。
音はすなわち空気の振動なので、
スピーカーユニットは振動の影響をシビアに受けることが知られており、
固定方法も様々なパターンが存在します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/14/76fea5f30bbbbb4e0247c8ded3dabf2f.jpg)
一番シンプルでオーソドックスなのは、
スピーカーユニットのフレームにネジ穴を開け、
スピーカー正面のフロントバッフルにネジ止めする方法です。
大半の市販スピーカーはこの方式をとっており、
イメージしやすいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/cf/b7febd045dbd486bd8dd029419c4a82f.png)
ただ、スピーカーユニットの動作原理から考えて、
振動の基点となる、磁石のところを支えるべきじゃないの?
という考え方もあります。
ならば、後ろから引っ張ったらどうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/83/14d47251a96041115a7d46087d8544a0.jpg)
確かに、これは良さそうです。
スピーカーユニットを支えるフレームの強度が十分でなくても、
磁石のところを固定してしまえばOKなのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/cf/b7febd045dbd486bd8dd029419c4a82f.png)
先ほどの図を見ると、
磁石と背面の板が固定されている構造になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/83/14d47251a96041115a7d46087d8544a0.jpg)
振動の基点となる磁石を支えるのは良くても、
「背面の板の【剛性】は十分なのか」
という問題があります。
せっかく磁石を支える構造にしても、
その支柱が揺れてしまっては意味がありません。
なるほど。
では、下から支えてみるのはどうでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/3f/fae8af8acd5412dc95e03395122a3489.jpg)
下から支えれば、あとは地面が強固であればOKです。
確かに、これは良さそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/cf/b7febd045dbd486bd8dd029419c4a82f.png)
こんな風に、歴史的に色々なアイディアが生み出されて、
数々のスピーカーが生み出されてきました。
たとえ現代のハイエンドスピーカーでもスピーカーユニットの固定方法は様々です。
この連載では、「これが最高の固定方法だ」と結論づけるつもりはありません。
様々な方式と、その主張や実例を学んでみることで、
より広い視点でスピーカーを見ることができるのではないかと思っています。
どうぞお楽しみに。
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ひのきスピーカー「SOLA Mk2」の詳細はこちら。
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