4+2+2+2 Wheels Life

車輪にまみれた自転車好きのブログ
でしたが…ただいまランニングに浮気中?

SSJ -single speed japan open-@白馬岩岳

2014-10-19 22:46:00 | 自転車
18日(土)午前中に移動し、安曇野・白馬でお買物&観光満喫。時間があったら試走して、エコーランドのペンションに宿泊。というリッチ&ゆったりなスケジュール。

高速道路は渋滞もなくスムーズ。13時過ぎに会場となる白馬岩岳スキー場に到着。


さっそく選手受付&試走の受付に行くと……なんと40名の前日試走枠は売り切れとのこと。

やはり関東・関西ともに遠方となるため、みなさん余裕を持っての前日入りだったようですね。

ということでそそくさと岩岳を退散し、パタゴニア・好日山荘・フルマークスと廻ってお買い物ツアー。さらにジャンプ台に行って記念撮影も。


夕食はやはり蕎麦。わりと有名どころという『善』さんにて。


宿に帰って軽く呑んで、疲れもあってか10時過ぎにはダウン。


明けて19日(日)。いよいよ今シーズンの最大イベント(?)SSJ当日です。
7時半に宿で朝食。レースのことは置いておいてゆっくりと朝を楽しみます。

8時過ぎに宿から移動。外は雲一つない快晴!シングルスピダーの日ごろの行いの良さが表れます(笑)

雪化粧をした北アルプスの山々。つい数日前に雪がついたとのこと。なんてGOODタイミングなんだ!

そんなことをしているうちに会場入りは9時前。
あわてて準備し、試走に向かいます。今大会は試走が義務。なにせ一周10㎞ですからね!

メイン会場からまずは南西方向の森へ入り、高低差の少ないシングルトラックを堪能。
少し移動していよいよ西山林道の登り。
斜度もさることながら、砂利が浮いていてトラクションに気を使う。いやらしい路面だけど楽しい。林道を外れると誰も登れないという直登を20mほど。ここは完全に押し。
登り切るとここからはメインゲレンデを横切る下りシングル。
見通しもよくスピードもガンガン乗っていく! でも右側はゲレンデなのでラインを外すとそのまま落っこちそうな怖さも少々。
ゲレンデ区間を過ぎると再び林道の登り。西山林道ほどではないもののじわじわ上がっていく。そして下りは楽しい楽しい林間のシングルトラック。  下り基調で何度か短い登り返しを経てスタート地点まで下りきるコース。
『岩岳世代』の方には涙モノのレイアウトだそう。


誰も登れない登り以外はすべて乗車可。
このあたりの塩梅もさすがSSJのコース!
下りは高速セクションが多いので、リジッド+ドロップには少しつらいかな?
でも十分戦えるレベル。



試走を終えて会場に入ると、会場はSSJの雰囲気がどんどん濃くなっていく!

来年のSSWC(シングルスピード世界選手権)は一体どうなることやら!?今から楽しみです。

私はといえば、昨年仮装をせずにファンクラスで勝ってしまい場の空気をさめさせてしまった反省から(?)今年は一応準備してきました。

常連の仮装上級者に比べればまだまだですが、自分が楽しめればそれが一番!

TEAM VASSAGOのメンバー。

今回はなんと社長のTOMも来日・参戦!(↑の仮装はTOM社長のウケが結構よかった)そしてモンスタークロス『FISTICUFF』に乗るお二人とも初めまして!がようやくできました。


さてレース前のワイワイガヤガヤだけでも笑って体力を使ってしまいそうな雰囲気の中、いよいよレースもスタートへ。

今年も名物『グルグルスタート』方式。
グルグルゾーンのメインゲレンデは芝が重くてこれだけで結構疲れる…
数周回ったところで音楽ストップしスタート!!

運よく先頭から10番手くらいでスタート切れた。
一週目は序盤のシングルはカット。直接西山林道の登りへ。
数人をパスして登る。途中でマシュン選手、スクミズ氏、VASSAGOのTOM社長と同じFISTY乗りのtakさんら数人に抜かれる。
社長、ものすごい勢いで登って行きましたが、ギア比が悪かったのかちょっと失速気味になったところを逆にパス。登り区間を終えておそらくは7~8番手の順位。目の前には先ほど抜かれたtakさん。
モンスタークロスどうし。しかも同じバイクどうしでの抜きつ抜かれつのバトル! もう最高!!

並走バトル途中、登りでよっちさんに2人まとめて撃墜される。ついていきたかったが登りでじわじわ下りであっという間にいなくなってしまっ た。さすが王滝チャンプ!! このバトルのさなか、いったん落ち着こうとボトルに手
を伸ばすと……無い!どうやらハイスピードの下り区間で落っことしてしまった。 レースはまだ一週目の中盤。焦る。

そんな中でなんとかtakさんを振り切ることに成功。少し落ち着いて補給を考える。
そうだ!ビール(ショートカット)があるじゃないか!!
(ノンアルコール)ビールを水分補給代わりに使えばいいんだ。

メイン会場まで下りてきた時点で経過時間は30分弱。

のどはまだ大丈夫そうなので、ここではビールを使わずに大回りループにはいりる。芝のゲレンデ直登はとにかく重い。でもここで足付くとあまりにもカッコ悪いので、ドロハンもって立ちこぎで何とかクリア。振り返ればすぐ後ろにはtakさん。まだまだ気が抜けない。


2周目に入り、最初のシングルに入ると前後に誰もいなくなりしばらく一人旅。
難関の西山林道登り。前半で一人をパス。そして林道登り後半で前にもう一人。
じわじわ近づいていくと……見覚えのあるSUBARU・GARYFISHERのジャージ。 なんとあの堂城選手でした! かつてGARYのフレームでJに出ていた私にとっては憧れのお方。こういう形で一緒に走れるなんて!!

劇坂でもう一人追いつくが、下りが速くあっという間に再び見えなくなってしまう。その後はまた一人旅。前後誰もいなくなり、コースも後半。このまま終了かなと思った矢先…登り返しで前から『ズリッ』というトラクションが抜けた音と降車している足音。ここぞとばかりに踏むと見えてたのは、VASSAGOジャージに白のフレーム、ドロップハンドル…KO-GOさんでした! まさか最後の最後にまたしてもFISTYどうしのバトルになるとは!! 気合でKO-GOさんをパスし、何とか振り切ろうとするものの決定的に離せず、そのままメイン会場前のストレートへ。

まさかSSモンスタークロス最速の座は最近の学生でもやらないような一気飲みバ
トルで決着するのか!?

先行してビールを手に取る私。ボトルなしで1時間走った口の中は乾ききっていて、泡立ちがすこぶる良い。ゲーゲーしながら流し込む。

と後ろを見ると、ゲレンデを登っていくKO-GOさんの姿が! 1周目でビールを使われていたみたい。 これでちょっと余裕ができて最後の一口を入れた後ゴールへ。


結果はTOTAL9位(全日本8位、勝手にモンスタークロス部門・優勝(笑))。


正直結果はどうでもよくて、レースをこんなにも楽しく走れたことが最高でした!!


これはレース後だったかな?VASSAGOのTOM社長と(笑)



一応真面目にPOLAR装着してきていたので、データを落としてみると…

クロカンやったった~!っていう心拍ですね。AVE170出てます。

でも一番疲れたのは心臓でも脚でもなく腹筋だったかもしれません。
なにせ1日中笑ってましたから。


素晴らしい大会を運営してくれた実行委員はじめ関係者の方々には本当に頭が下
がります。来年はSSWC! 2015年10月11日が今から楽しみです!!

※写真はいろいろと拝借させていただきました。