ワンコの記憶

昨日の朝はザーザー雨降り。


予報通りなので、朝はのんびりと過ごしました。


午後からは雨もあがるし


夕方のお散歩は行けそうだよ。


そう陽太に言い聞かせます。







そして、夕散歩。





だいぶ暗くなってるけど


ギリギリ今日の陽太の写真が撮れた。


夕方のお散歩で写真を撮られることはあまりないので





さっさとフレームアウトしていった陽太くん。


モコモコおしりとフワフワしっぽだけのお写真。





海沿いからの帰り道、スーパーの駐車場の横を歩いていると


車の影から出てきたお散歩ワンコが。


シェパードさんでした。


４才のオトコのコ。


大体いつもの時間、いつものコースだったのに初めて会いました。


陽太に気づくと伏せて近づくのを待っていてくれました。


｢たいてい吠えられてしまってシュンとしちゃうんですよ。顔が怖いのかなぁ・・・｣


そう飼い主さんは言ったけど


甘えん坊さんのかわいいコ。


シェパードと同じ目線までしゃがみこんで


ウチも陽太と一緒になってご挨拶です。






こんな風に、精悍な犬種とされるようなシェパードを


素直にかわいいと思えるのは


“タマちゃん”　のおかげ。





陽太がまだ１才とか２才くらいのころ


シェパードのタマちゃんによく遊んでもらったなぁ。


陽太がしつこくお耳をの匂いをかいだり


追いかけ回したりしても


決して怒ることなんかなくって


ホントに辛抱強いコ達なんだなぁと何度も感心した。


人にもとってもフレンドリーで甘え上手だった。






しばらく記憶の引き出しにしまわれたままだった


タマちゃんのこと思い出した日。


家までの道で陽太に


｢陽太、タマちゃんのこと覚えてる？｣


そう言ってみたけどあんまり反応がなかった。


ウチも意地になって


タマちゃんの飼い主さんである訓練士さんの名前も言ってみたりして。


陽太にも思い出してほしかったんだ。


忘れたっていいけど、また思い出してほしかったんだ。


楽しい時間をウチらは過ごしてきたんだなぁって


一緒に思い出したかった。





ワンコの記憶。


どんなもんなんでしょね、実際は。